シックハウス症候群及び化学物質過敏症とは

「シックハウス症候群」とは

 住宅の高気密化や化学物質を放散する建材・内装等により、新築・改築後の住宅やビルにおいて、化学物質による室内空気汚染等により、居住者に様々な体調不良が生じている状態が、数多く報告されています。
 それらの症状は多様で、症状発生の仕組みをはじめ、未解明な部分が多く、また、様々な複合要因が考えられることから、「シックハウス症候群」と呼ばれています。

「化学物質過敏症」とは

 建材や内装などから放出される化学物質だけでなく、家庭用品などの日用品に広く含まれる多種多様の化学物質にも敏感に反応して、様々な症状があらわれる方がいます。
 一度ある程度の量の化学物質にさらされるか、あるいは低濃度の化学物質であっても長期間さらされて、いったん過敏状態になると、それ以降は、ほんのわずかな量の物質にも過敏に反応するようになります。
 個人差が非常に大きく、原因物質や発症の仕組み等、まだまだ未解明な部分が多いとされています。

症状を引き起こす要因は?

 「シックハウス症候群」については、

 など、様々な要因が複雑に関係していると考えられます。

症状は?

 新築や改築を終えたばかりの室内に入ると、

症状が出てお困りの方は?

先ずはかかりつけの医師とじっくり相談し、症状緩和の措置をとることが必要です。
「シックハウス」とは非常に原因の分かりにくいものですが、体のどこかに不調を起こしているわけですから、それぞれの症状を専門家にご相談ください。

医療機関などの情報

以下に紹介する医療機関で受診を希望される場合は、事前の予約が必要です。
必ずお電話で予約してから受診してください。

医療機関の一覧
医療機関名 所在地 連絡先
国立病院機構 高知病院 高知県高知市朝倉西町1丁目2-25 088-844-3111
国立病院機構 福岡病院 福岡県福岡市南区屋形原4-39-1 092-565-5534

注意事項
上記医療機関での治療による、治癒等を市が保証するものではありません。
また、診断方法や治療内容は、医療機関によって異なります。
治療の効果も個人差がありますので、必ず事前に各医療機関に問合せし、ご自身に合った医療機関を選択されるようにしてください。

各症状に関するご相談は

健康に関するご相談

松山市保健所 健康づくり推進課 健康相談担当
TEL 089-911-1817 

環境に関するご相談

松山市保健所 生活衛生課 生活衛生担当
TEL 089-911-1807

日常生活ではこのようなことに気をつけましょう!

1、効果的な換気が一番の対策方法です!効率のよい換気が行えるようにしてください。

換気の心得

  1. フィルターやファンの清掃は頻繁に行いましょう
  2. 窓を2ヵ所以上開けて、空気の出入り口を2方向につくりましょう
  3. 換気用の小窓や吸排気口を家具で防がないようにしましょう
  4. 空気の流れの邪魔にならないように家具を配置しましょう

2、身の回りに化学物質の発生源はありませんか?

  1. 家の中に発生源などを持ち込まない
  2. 防臭剤や殺虫剤などの薬品を正しく使う
  3. タバコの煙にも要注意!
  4. ストーブは閉めきった部屋で使わない

3、室内の湿度・湿度管理に気をつけましょう!

湿度

  1. 調理や入浴などで部屋の湿度が高まる場所では必ず換気扇を回して湿気を外に追い出しましょう     
  2. 湿度計を利用して部屋の湿度をチェックしましょう
  3. 布団は日干しして掃除機をかけましょう
  4. じゅうたんや畳をこまめに掃除しましょう
  5. 室内に水槽・植物を置きすぎたり、洗濯物を干さないようにしましょう   

※湿度が高すぎると、ダニ・カビが発生しやすくなり、低すぎると、のどの粘膜を傷つけ、風邪を引きやすくなります

温度

  1. 冷暖房器具を使うときは外気の影響を少なくするため、カーテンを閉めるなど、効率よく温度を調節しましょう
  2. 室内温度のむらをなくすために、扇風機などで空気を対流させましょう

4、害虫の発生、進入に注意しましょう!

  1. エサになりそうな食材や生ゴミはフタのできる容器で保存しましょう
  2. 粘着シートなどを仕掛け捕まえましょう
  3. ペットやその小屋は常に清潔に保ちましょう
  4. 網戸を使って屋内への侵入を防ぎましょう
室内空気中化学物質の室内濃度指針値
揮発性有機化合物 主な用途 室内濃度指針値 室内濃度指針値
ホルムアルデヒド 接着剤、防腐剤 100μg/m3 0.08ppm
トルエン 塗料用溶剤 260μg/m3 0.07ppm
キシレン 塗料用溶剤 200μg/m3 0.05ppm
パラジクロロベンゼン

トイレ用防臭剤
医療用防虫剤

240μg/m3 0.04ppm
エチルベンゼン 塗料用溶剤 3800μg/m3 0.88ppm
スチレン

プラスチック・
ゴム合成原料

220μg/m3 0.05ppm
クロルピリホス 防シロアリ剤、農薬

1μg/m3

0.07ppb

クロルピリホス 防シロアリ剤、農薬

小児の場合
0.1μg/m3

小児の場合
0.007ppb

フタル酸ジ-n-ブチル プラスチック可塑剤 17μg/m3 1.5ppb
アセトアルデヒド 接着剤・防腐剤 48μg/m3 0.03ppm
フェノブカルブ 防蟻剤 33μg/m3 3.8ppb
テトラデカン 灯油、塗料用溶剤 330μg/m3 0.04ppm
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 可塑材 100μg/m3 6.3ppb
ダイアジノン 殺虫剤 0.29μg/m3

0.02ppb

総揮発性有機物
(TVOC)

暫定目標値
400μg/m3

※ 両単位の換算は25℃の場合による。ppmは100万分の1、ppbは10億分の1。
※ 平成31年1月17日現在

5、香料自粛のご協力をお願いしています。

化学物質過敏症やアレルギー体質等により、香料に敏感に反応し、喘息、吐き気、めまいなどの症状を発生する方がいます。

その方々のために、香料自粛の周知用ポスターを作成していますので、ご利用ください。

お問い合わせ

愛媛県松山市萱町6丁目30-5
松山市保健所
健康づくり推進課 健康相談担当
電話:089-911-1817
生活衛生課 生活衛生担当
電話:089-911-1807
FAX:089-923-6627