三輪田米山生誕二百年記念事業(実施終了)

更新日:2022年3月25日

松山市出身の書家「三輪田米山(みわだべいざん)」が令和3年に生誕200年を迎えたことから、ふるさと松山の偉人「三輪田米山」を顕彰しました。

三輪田米山(1821年~1908年)

三輪田米山は、日尾八幡神社の神官の長男として1821年2月12日に生まれ、後に神主となり、地元の子弟の教育や神官の育成など、地域の振興に大きく貢献しました。
また、米山は酒を愛し、呑みつつ酔いつつ、求めに応じて縦横に筆をふるいました。王羲之(おうぎし)を初めとする書の古典に深く学び、独自の書風を作り上げ、その作品は、奔放で爆発的なエネルギーに満ちています。神社の注連石やのぼりなど松山市内の各所に数多く残されており、『坂の上の雲』のまち松山の貴重な文化資源のひとつになっています。

みんなに愛される書

米山が書いた作品の数は、二万とも三万とも言われています。
書を通して、みんなに愛され、大切にされた米山でした。

米山日記

米山が幕末から明治期に書き続けた300冊以上の日記は、当時の松山を知るための貴重な記録です。
毎日の天気や物の値段、地震が起きたときの被害の様子など、約60年分書き記されています。

「俳句と書のコンクール 筆で書く五七五」の表彰式を行いました

令和3年11月28日(日曜日)に、坂の上の雲ミュージアム2階ホールで、松山市内の小学生、中学生が自作の俳句を自筆の書で表現した「俳句と書のコンクール 筆で書く五七五」の表彰式を行いました。
小学生2,315点、中学生1,642点、合計3,957点の作品が寄せられ、その中から、最優秀賞・金賞・銀賞・佳作・審査員特別賞が選ばれました。
また、表彰式の後、トークイベントが行われ、三浦委員長と審査員の俳都松山大使 夏井いつきさんが、書と俳句の立場から応募作品を語りました。
受賞した47点の作品は坂の上の雲ミュージアムと子規記念博物館で展示します。

【小学生の部 最優秀賞】
俳句 氏名 学年 学校名
シュートしたぼくのみぎあしなつのあさ 池見 秀翔 1 久枝

【中学生の部 最優秀賞】
俳句 氏名 学年 学校名
カメラ追う勝ち越し二塁打雲の峰 上松 勇輝 1 三津浜

作品展示について

最優秀賞2点、金賞4点、銀賞6点、佳作20点、審査員特別賞15点の計47点を展示します。
 (1)坂の上の雲ミュージアム2階ホール(松山市一番町三丁目20番地)
 【期間】令和3年11月28日(日曜日)正午~12月3日(金曜日)※月曜休館
 【時間】午前9時~午後6時30分(入館は午後6時まで)

(2)子規記念博物館1階ロビー(松山市道後公園1-30)
 【期間】令和3年12月8日(水曜日)~12月27日(月曜日)※火曜休館
 【時間】午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

三輪田米山生誕二百年記念特別展 「三輪田米山 × 小池邦夫 in 坂の上の雲ミュージアム」 【展示終了】

三輪田米山生誕二百年記念事業実行委員会では、特別展「三輪田米山 × 小池邦夫 in 坂の上の雲ミュージアム」を開催しています。ふるさと松山のまちと人を思い、書と酒を愛した三輪田米山の足跡や作品のほか、米山の書に感銘を受け、米山顕彰を続ける絵手紙作家の小池邦夫さんの活動を紹介しています。特別展を通して、米山が松山にのこした宝を身近に感じていただければと思います。

会期

令和3年10月1日(金曜日)~11月28日(日曜日)
※休館日:毎週月曜日(11月1日、22日は開館)

開館時間

午前9時~午後6時30分(入館は午後6時まで)

場所

坂の上の雲ミュージアム2階ホール

観覧料

無料

共催

愛媛新聞社

問い合わせ

特別展担当(坂の上の雲ミュージアム TEL:089-915-2601)

記念講演

日時:令和3年10月31日(日曜日)14:00~15:30
会場:坂の上の雲ミュージアム2階ホール/聴講無料
定員:30名程度(当日先着順。事前予約はできませんのでご了承願います)
演題:地域文化として見た米山
講師:三浦 和尚(みうら かずなお)氏
    (三輪田米山生誕二百年記念実行委員会委員長、愛媛大学俳句・書文化研究センターセンター長)

関連情報

 「米山生誕二百年展」

会期:令和3年4月26日(月曜日)~10月23日(土曜日)
会場:愛媛大学ミュージアム(松山市文京町3)

「生誕200年 三輪田米山展 ―天真自在の書―」

会期:令和3年10月2日(土曜日)~11月30日(火曜日)
会場:愛媛県美術館(松山市堀之内)
※新型コロナウイルス感染状況により臨時休館の場合があります

「俳句と書のコンクール 筆で書く五七五」の作品を募集します【募集終了】

三輪田米山を顕彰するため、松山市内の小学生と中学生を対象に、自作の俳句を自筆の書で表現する「俳句と書のコンクール 筆で書く五七五」の作品を募集します。
「俳句」と「書」は互いに深い関係にあり、双方が松山の地域文化です。その振興を図ります。

募集期間

令和3年7月21日(水曜日)~9月17日(金曜日) ※必着です。

募集内容

松山市内の小学生、中学生が自作の俳句を自筆の書で表現した作品

作品応募規格

・自作の俳句一句を、書道用紙またはそれと同じ大きさの用紙(縦長)の右半分に書きます。
・俳句のテーマ(題)や季語は自由です。
・応募点数は、1人につき1点です。
・縦書き、毛筆で書いてください。※小学1年生~3年生は硬筆でも可です。
・出品票に必要事項を記入し、作品を書いた用紙の左半分に貼り付けて応募してください。

応募先

作品を郵送または直接持参し、応募してください。
〒790-8571 松山市二番町四丁目7-2 松山市役所文化・ことば課
※審査結果発表と表彰式は令和3年11月を予定しています。

審査員

三浦 和尚(愛媛大学俳句・書文化研究センター長)
夏井 いつき(俳人)
東 賢司(愛媛大学教育学部教授)
青木 亮人(愛媛大学教育学部准教授)
山下 和美(愛媛県書写教育協議会会長)

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お問い合わせ

文化・ことば課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館4階

電話:089-948-6952

E-mail:bunkakotoba@city.matsuyama.ehime.jp

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