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(実施報告)俳都松山キャラバン2016in明治村

更新日:2016年5月31日

平成28年5月22日、博物館明治村呉服座(重要文化財)で俳都松山キャラバン2016in明治村を開催しました。集まった約200人の観客が夏井いつきさんの講演と、囲碁や将棋のように俳句の出来を競う「俳句対局」を楽しみました。


博物館明治村呉服座(重要文化財)

第1部 講演会「十七音が景色を変える」

俳都松山大使の夏井いつきさんが、「十七音が景色を変える」をテーマに俳句の魅力を話しました。
俳句愛好家の間で新しい観光名所となっている松山市勝山交差点の俳句掲示板の話や、俳句甲子園を通じて俳句のおもしろさを体感することで、高校生だけでなく応援する周りの大人も変わり、たくさんの方が松山を訪れるようになったこと。また、俳句は国語科の一単元ではなく、俳句という軸を一本おろすだけで、あらゆる教科や教育活動、学校行事と手を組み、可能性を広げられることなどを話しました。

さらに夏井さんは「俳句を富士山のような美しく高い山だと仮定したとき、富士山が美しくありえるのは、豊かで広い裾野があるから。俳句を高く美しい山として100年後に残すためにはどうしたらいいか、いろいろ考えたときに私がやれるのは、広く豊かな裾野を作ること。そう思ってずっと活動しています。ですからこうして私を見に来てくれた人たちを私は、『チーム裾野』と呼んでいます。皆さんが一句ずつ作ってくれるようになると、裾野がさらに豊かになって、俳句の高い山が、さらに高くもっと美しくなる。また、俳句をやることで、認知症予防になり、心も身体も健康に過ごすことができる。松山市民全員を俳人にすることに挑んでいるので、30年後全国で医療費の調査をしていただきたい。松山市が突出して低ければ俳句の効果です。」と語りかけました。会場は笑いと、理想とする100年後の俳句の姿を語る夏井さんへの共感に包まれました。


夏井さんのお話に会場が盛り上がります


俳句を通して松山を愛してくれる人が増えたら嬉しい


俳句の高い山をさらに高くもっと美しく

第2部俳句対局トーナメント戦!

俳句対局

俳句対局とは、囲碁や将棋のように制限時間内に俳句を作り合う、一対一の句合わせ対決です。目の前で俳句が生まれる緊張感と高揚感を味わえます。夏井いつきさんによる実況解説付きです。今回は、夏目漱石没後100年を記念し、席題句は全て夏目漱石の俳句を使用しました。


俳句対局デモンストレーション

【選手】
水野大雅さん、工藤惠さん、中山奈々さん、安藤翔さん


(左から)安藤翔さん、中山奈々さん、工藤惠さん、水野大雅さん

【審査員】

加古宗也さん、上田珠實さん、三島広志さん、加藤かな文さん


(左から)加藤かな文さん、三島広志さん、上田珠實さん、加古宗也さん

第一試合

抽選の結果、第一試合は中山奈々さんと水野大雅さんの組み合せです。
昨年の大阪トーナメント優勝者中山奈々さんの応援団には、横断幕も登場しました。一方の水野大雅さんは、高校の教え子たちが見守る中、対局が始まりました。
試合を制したのは、作句の早さでも会場を驚嘆させた中山奈々さんです。


高度な心理戦?


「脱ぎ捨てる」ように表現を句にする中山さん


真剣な表情の水野さん

第一試合の内容 席題句「なんのその南瓜の花も咲けばこそ」
作者 俳句 点数 加古 植田 三島 加藤 減点
中山奈々 花札の色あざやかに明易し 7.50 8 8 7 7 0
水野大雅 玉砂利は十人十色初詣 6.00 5 7 6 6 0
中山奈々 長男の玉豊かなり海水浴 7.00 6 8 6 8 0
水野大雅 長考の端居するなり詰将棋 5.75 5 6 5 7 0
中山奈々 居留守してそのまま水中りしたり 6.50 7 7 6 6 0
水野大雅 畳紙紫上の居待月 6.00 5 7 6 6 0

第2試合

安藤翔さんと工藤惠さんの対局です。
昨年の大阪トーナメント準優勝者の工藤惠さんと、名古屋高校OBの安藤翔さん、どちらも緊張の面持ちです。大学生の安藤さんに、夏井いつきさんから正座で足が痺れないかと心配の声がかかり、会場が和みます。
第二試合は、作品点で大きくリードした工藤惠さんが勝利しました。


二人共に「緊張しています」


高校時代の恩師水野大雅さんの雪辱を果たせるか


平均点がすぐ出るシステムに観覧者が驚きます


句を真剣に見つめ推敲する工藤さん

第二試合結果
手番 名前 俳句点 残り時間 時間点 合計 勝敗
先手 安藤 翔 16.00 1分59秒 -0.5 15.50
後手 工藤 惠 20.75 2分50秒 0 20.75
第二試合の内容 席題句「すずしさや裏は鉦うつ光琳寺」
作者 俳句 点数 加古 植田 三島 加藤 減点
安藤 翔 春光や老年の師と会ひにけり 5.00 5 5 5 5 0
工藤 惠 桜蘂降る恩師の泣く背中 7.25 8 6 7 8 0
安藤 翔 満室の教室の中雲の峰 6.00 5 7 6 6 0
工藤 惠 点々と満室のホテル冬満月 6.75 8 6 5 8 0
安藤 翔 三ヶ月の刃物の如し春の宵 5.00 5 5 5 5 0
工藤 惠 後悔の如く金魚をうみにけり 6.75 8 8 5 6 0

決勝戦

中山奈々さんと、工藤惠さんによる決勝戦です。
奇しくも昨年の大阪トーナメントの再現となりました。
拮抗した試合を制したのは、工藤惠さん。昨年の雪辱を果たしました。


夏井さんの周りを飛んだ蜂を即座に句に詠み、思考の瞬発力を見せつける中山さん


観客も固唾を飲んで勝敗の行方を見守ります


俳句が生まれる瞬間を目の当たりに


お疲れ様でした


対局を制したのは工藤さん

決勝戦結果
手番 名前 俳句点 残り時間 時間点 合計 勝敗
先手 中山奈々 19.75 3分11秒 0 19.75
後手 工藤 惠 21.00 3分05秒 0 21.00
決勝戦の内容 席題句「かたまるや散るや蛍の川の上」
作者 俳句 点数 加古 植田 三島 加藤 減点
中山奈々 散文も韻文も秋豊かなり 7.75 8 8 7 8 0
工藤 惠 文という女に夏の蝶とまる 7.25 8 7 8 6 0
中山奈々 文人に蜂一匹を与へけり 7.50 8 8 7 7 0
工藤 惠 愛ならば与へたるもの風信子 6.75 7 6 8 6 0
中山奈々 それならば薔薇一本を手折ろうか 4.50 8 8 7 7 -3
工藤 惠 手折られしたんぽぽならいらないわ 7.00 8 7 7 6 0

※前句から自立語を頂いていないので3点減点


「皆わしより上手だわい」

審査を終えて。審査員を代表して加古宗也先生のコメント
「師匠の富田潮児が、内藤鳴雪の句会にお供していた時、鳴雪が選句する様子を見ていると、次から次に二重丸ばかりつけているので、先生、そんなに丸ばっかりでいいんですかと問うと、『皆わしより上手だわい』と言ったそうです。今日は、そんな気持ちで選句をさせていただきました。」


皆さんお疲れさまでした

夏井いつきさんのコメント「中山さんのブルドーザーみたいな句の作り方にはやられましたし、工藤さんのひたひたと背中から迫ってくるあの美しいほほ笑み。これはこれで恐ろしい。こういう人達が、早かろう良かろうの作品を目の前で見せてくれる。『俳句の高い山』が随分太く豊かになってきている。水野さん、安藤さんは、「次こそは、大阪の女達にやられてたまるか」と、これから俳句対局の練習も始めて下さるのではないかと思います。お互いに今日よりも来年と、ステップアップしてまたいつかお目にかかりたいと思います。」

優勝した工藤惠さんに、俳都松山のロゴマークが入った優勝の証が手渡されました。
工藤さんには、平成28年7月17日(日曜日)に行われる俳都松山キャラバン2016in新宿での俳句対局の勝者とともに、今秋松山で行われる俳句対局イベントに参加していただきます。


工藤惠さん俳都松山でお待ちしています

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電話:089-948-6952
E-mail:bunkakotoba@city.matsuyama.ehime.jp

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