平成23年8月9日 「風早フェスタin北条スポーツセンター」の開催

更新日:2012年3月1日

  • 日時  平成23年8月9日(火曜日)午前11時5分から
  • 場所  本館3階第1会議室
  • 記者数  14人

議題 

  • 「風早フェスタin北条スポーツセンター」の開催について

会見内容

(市長)
 本日の議題、「風早フェスタin北条スポーツセンター」の開催について説明をさせていただきます。

 北条スポーツセンターは、平成17年度から北部地域のスポーツ活動拠点として整備してまいりましたが、昨年度、新体育館の完成をもちまして全体の整備が完了しましたことから、今回、その落成を記念いたしまして、施設全域を使って多くの市民の皆さまにご参加いただけるオープニングイベントを8月28日(日曜日)に開催いたします。
 当日は愛媛県出身で元サッカー日本代表の福西崇史さんによるトークショーやサッカークリニック、松山市スポーツかがやき大使の佐伯美香さんを招いてのバレー教室といったスポーツイベントの開催のほか、ストラックアウトなどご家族でお楽しみいただけるスポーツポイントラリーの実施や、地元の特産品を使ったグルメ屋台を出店いたします。
 また、オープニングセレモニーでは、伊予白鷺太鼓や伊予万歳、獅子舞などの地元北条地域の伝統芸能の披露や、ご当地アイドル「ひめキュンフルーツ缶」のミニコンサートも予定されています。

 今回のイベントを通じて、リニューアルした北条スポーツセンターを広く市民の皆さまに知っていただくとともに、今後の利用促進につなげていくことでスポーツの普及振興や市民の健康増進はもちろんのこと、地元北条地域の活性化とコミュニティの促進などの相乗効果も期待しております。
 夏休み最後の日曜日、ご家族・ご友人との楽しい一時を、是非とも北条スポーツセンターオープニングイベント「風早フェスタin北条スポーツセンター」にてお過ごしいただけたらと思います。

(質問)
 市民にとって北条スポーツセンターは認知度が低いと思うが、どのようにして認知度を高めていきたいと考えているのか。

(市長)
 われわれも認知度を高めていきたいと考えています。なぜこの時期のオープニングイベントになったのか説明いたしますと、スポーツに親しむ機会を広げ、世代間の交流を図るために、児童生徒たちと保護者の皆さんが一緒に参加しやすい夏休みの期間中にイベントを設定いたしました。また、海水浴客でにぎわう夏場に行いますので、集客効果が期待できることや、熱中症が心配されますので健康管理にも配慮いたしまして、暑さが和らぐ処暑、8月23日以降となる8月28日の日曜日に行うことにいたしましたので、この機会に北条スポーツセンターを知っていただきたいと思います。特に体育館は太陽光を取り入れることで電気の削減をしています。また、海沿いで風通しのよい風早の地を生かし、地下にも風を取り入れるような仕組みを作っています。このようなことをさまざまな場所でアピールしていますので、今後も集客に励んでいきたいと思っています。

(質問)
 施設の概要が分かる資料をもらいたい。

(市長)
 パンフレットを後ほどお渡しいたします。スポーツセンターは、土日中心によく使っていただいています。天然芝の陸上競技場、サッカーやラグビーができる人工芝の球技場があります。昨年は、全国自治体職員サッカー選手権大会で1,200人に利用していただきました。また、高校総体のサッカーや各種大会など土日を中心に広く利用されています。先ほど申し上げました、新しい体育館は先週の7月31日から8月4日までは全日本教職員バドミントン選手権大会の誘致によって、1,000人を超える参加者がありました。その他、バスケット、バレー、ハンドボールなど各種大会で利用されています。

(質問)
 大規模な大会の誘致など、現在の考えを聞きたい。

(市長)
 地域経済を元気にするんだという号令は常にかけ続けています。観光産業振興課、コンベンション協会、スポーツ振興課が一体となって、大きな大会を誘致する体制を常に整えておくよう指示しています。

(質問)
 維新の会のフォーラムに参加した感想を聞きたい。

(市長)
 橋下知事とは、私がまだ会社員であった去年の5月23日の日曜日に、当時の中村市長と橋下知事のトークに司会役としてお会いして以来でした。今回はそのときよりも長くお話しすることができまして、私と同じ地方からこの国を変えていこうという気概を特に力強く感じました。本当に国は地方に相談してきません。子ども手当について、8月4日に3党合意がでましたが、子ども手当という制度ができるときも、制度が改まるときも、今回も、一番大きな影響を受ける地方に対して、国から何の相談もないという状況です。外交や安全保障、社会保障などは国がしっかりやり、地方でやるべきことは、たとえば、お金を使う際の義務付けや枠付けなどをなくして、どうぞ地方に任せてくださいという考えは、橋下知事も中村知事も私も理念は共通していますので、共に変えていこうと思いました。

(質問)
 維新の会の一周年で、かなりの人数が集まったが感想を聞きたい。

(市長)
 今回、橋下知事、大阪維新の会の方、県内の市議会議員さんや町議会議員さんも来られまして、実現を目指している地域主権についてさまざまな意見交換ができたので、大変有意義であったと思っています。

(質問)
 中村知事と橋下知事がこの先1カ月以内に維新の会に動きがあると発言していたが、感想を聞きたい。

(市長)
 自民党県連の話であろうかと思いますが、自民党県連の話になると松山市政の枠を超えた話になりますので、特にコメントはありません。

(質問)
 市発注の公共工事の問題で、現在の調査状況はどうなっているのか。

(市長)
 現在、司直の手に委ねられている状況です。両当事者からは捜査の支障になるということで、現時点での聞き取りを断られていますので、当面は捜査の行方を見守りたいと考えています。

(質問)
 下請け業者の聞き取りを含めて、当面は状況を見守るということなのか。

(市長)
 はい。

(質問)
 児童手当が復活すれば大きな混乱を招くと思うが、対処方法を考えているのか。

(市長)
 松山市が独自の予算を設けて対処するのはかなり厳しいことになりますので、国がすべきことだと思っています。

(質問)
 子ども手当に関して、事務的な部分での厳しさなどについて現状の感想を聞きたい。

(市長)
 今後、必要とされる作業としては、まず電算システムの改修をしなければなりません。これは所得制限や金額の修正などにかかわるものですが、業者からはおよそ6カ月の工期を要すると言われており、かなり長期間だなという印象を受けています。また、所得制限がありますので、所得や扶養情報の確認作業をしなくてはなりません。今年1月以降の転入者は所得のデータがありませんので、転入前の住所地で発行された所得証明書の提出によりまして、受給資格を再審査する作業も必要になります。当然、市民の皆さんに広報紙やホームページを使って周知をしなければなりません。実務上は、かなり厳しい状況となります。

(質問)
 国からの具体的な指示が出ていないとのことだが、市として対策を検討しているのか。

(市長)
 支給ができない状態にならないよう、準備することを指示しています。

(質問)
 具体的にどういった体制となるのか。

(市長)
 これから検討します。

(質問)
 電算システム改修の工期が6カ月かかることについて、厳しいスケジュールであるという見解なのか。

(市長)
 はい。

(質問)
 実務が多いことに困惑しているのか。

(市長)
 はい。

(質問)
 国に対して早い説明を求めたいと思っているのか。

(市長)
 もちろんです。

(質問)
 最近の急激な円高による市への影響を聞きたい。

(市長)
 松山の経済を元気にしたいという思いは常に持っています。これまでいろいろなアンテナを張って、私自身も商談に行き企業誘致のお願いをしていますが、円高という大きな経済の流れの中で、企業さんは国外に進出したい傾向がありますので、それが一層加速するのではないかという懸念があります。

(質問)
 企業の海外進出について声を聞いているのか。

(市長)
 これまでもうけてきたものがなくなってしまうという声は聞いたことがあります。

(質問)
 市として具体的な対策をとる必要性を感じているのか。

(市長)
 松山としては企業誘致に向けて市の特徴をアピールし、できるかぎりバックアップしていくことを申し上げているところです。

(質問)
 子ども手当について、民主党がマニフェストを撤回したことについての見解を聞きたい。

(市長)
 実現不可能になったわけですから、自然な流れなのではないかなと思います。

(質問)
 子ども手当を続けていくよりは、むしろ評価するということなのか。

(市長)
 子育てはお金がかかりますので、市民の皆さんは子ども手当に大きく期待していたと思いますが、現実それができなくなったわけですから、できませんと謝って、実態に即していく対応が必要だと思います。

(質問)
 政権発足後、すぐに破綻してしまうマニフェストを掲げたことに関して見解を聞きたい。

(市長)
 東日本大震災がこれだけの期間で破綻せざるを得なかった要因の一つだと思います。

(質問)
 東日本大震災の事情はくまなければならないということなのか。

(市長)
 未曾有の国難でありますので。

(質問)
 公共工事に関して、薦田委員は市の見解が自分の意図と違うと言っているが、市として薦田委員に直接会って説明するのか。

(市長)
 再度、薦田委員さんに接触を図りまして、内容の確認をさせていただくことを予定しています。

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