令和5年9月26日「松山城二之丸史跡庭園 恋人の聖地選定10周年記念イベント」についてほか

※この動画は、松山市長　記者会見の冒頭（市長説明）のみを掲載しています。

• 日時：令和5年9月26日（火曜日）　午前11時00分から
• 場所：本館3階第1会議室
• 記者数：11人

• 松山城二之丸史跡庭園 恋人の聖地選定10周年記念イベントについて
• 松山市動物愛護センターの愛称募集について

　それでは本日の議題2件について説明します。
　まず、松山城二之丸史跡庭園 恋人の聖地選定10周年記念イベントについてです。
松山城二之丸史跡庭園はかつての松山藩主邸で、四季折々に移り変わる自然が美しく、市内中心部にありながら静かで心やすらぐ空間です。
　平成25年にNPO法人地域活性化支援センターが主催する恋人の聖地に選定され、10月1日（日曜日）に10周年を迎えます。記念イベントで、令和5年10月1日（日曜日）から12月31日（日曜日）まで多聞櫓でパネル展を開催し、選定のきっかけなどを紹介します。庭園にある大井戸遺構から、日露戦争時のロシア人捕虜の男性と日本人女性看護師のロマンスを秘めた帝政ロシア時代の10ルーブル金貨が出土したことや、庭園内で撮影された結婚式の前撮り写真などを展示します。前撮りは当時年間約500件だったのが、選定後はさらにPRし、現在約700件になっています。
　翌10月2日（月曜日）には、茶室、観恒亭で瀬戸内4県都市長会議を開催します。岡山市の大森市長、広島市の松井市長、高松市の大西市長に松山市にお越しいただき、関西・大阪万博を見据え共通の目的である瀬戸内の観光をはじめ、経済の活性化で、互いの長所を生かした今後の施策を話し合います。
　そのほか毎年秋に二之丸 光の庭園を開催し、もみじのライトアップや園内にイルミネーションをするのに合わせ、11月18日（土曜日）から11月26日（日曜日）の9日間、夜間、流水園に灯篭を浮かべるなど、庭園を幻想的に演出します。この機会に恋人同士はもちろん、ご家族や友人と一緒にお越しいただき、二之丸史跡庭園の恋人の聖地選定10周年を皆さんと一緒に祝いたいと考えています。
　また松山城は令和2年に日本夜景遺産に、令和4年に「松山城にのぼる月」が日本百名月に認定されています。今年は10月29日（日曜日）が満月です。ねんりんピックも開催されます。お客さまをおもてなしし、市民の皆さんにもお月見や夜景など松山城で秋の夜長を楽しんでもらえるよう、10月28日（土曜日）と29日（日曜日）夜6時から夜9時に松山城で月のおもてなしin松山城を開催します。天守とロープウェイを夜間営業し、城門や櫓と石垣をライトアップするほか重要文化財の櫓を特別公開し、スタンプラリーなどイベントを実施します。

　次に、松山市動物愛護センターの愛称募集についてです。
　現在、今年度末の完成を目指し、松山総合公園内に新しい動物愛護施設の整備を進めています。完成後は松山市の動物愛護の拠点に位置付け、これまでと同じく保護した動物を収容し飼い主へ返還や里親へ譲渡などはもちろん、新たにマッチング・スペースを設け収容動物と里親希望者が触れ合えるようにするほか、診療室で簡易な治療ができるようにするなどさらに譲渡につながりやすく動物に寄り添った環境を整えます。施設の正式名称はその目的を分かりやすく松山市動物愛護センターとし、新築する動物収容施設は動物譲渡スペース、既存の管理棟の改修部分は啓発スペースとします。

　加えて多くの市民の皆さんに施設のことを知ってもらい、また親しみをもって気軽に利用してもらえるよう愛称を公募し、活用していきたいと考えています。募集は明日9月27日（水曜日）から10月31日（火曜日）までで、松山市内に在住している方をはじめ、通勤や通学している方または松山市内で活動している団体が応募できます。採用された方はオープニングセレモニーにご招待し、感謝状を贈ります。たくさんのご応募をお待ちしています。
　説明は以上です。