令和4年4月26日 「第19回坊っちゃん文学賞」について

更新日:2022年4月27日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和4年4月26日(火曜日) 午前11時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:12人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/reiwa4/202204/19bocchanboshu.html)

議題

  • 第19回坊っちゃん文学賞について

会見要旨

 それでは、本日の議題「第19回坊っちゃん文学賞」について説明します。
 「坊っちゃん文学賞」は市制100周年を機に、近代俳句の父、正岡子規を生み、明治の文豪、夏目漱石の小説『坊っちやん』に描かれた街という松山市の豊かな文学的土壌を生かして、新しい青春文学の創造と本市の文化的なイメージを高め、全国にPRするため昭和63年に創設しました。その後、18回34年にわたって継続し、人気作品や受賞後も活躍を続ける作家を生み出してきました。第4回大賞の敷村良子さんの『がんばっていきまっしょい』は、映画化やテレビドラマ化され、松山の青春像を広く伝えることができ、2019年本屋大賞を受賞された瀬尾まいこさんは第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞後、作家の道へ進まれました。坊っちゃん文学賞は令和元年の第16回からショートショートの文学賞にリニューアルし、第18回は全国47都道府県に加え、海外からも作品が寄せられ6,952点の応募がありました。
 今年も4,000字以内のショートショートの作品を募集します。テーマは自由です。誰もが気軽に書き始められるショートショートは、書く楽しさを感じてもらいやすく、世代を問わず参加でき文学の間口を広げます。俳句と同じく短い言葉で表現する特長を生かし、この賞を文学の入り口にこれまで松山市が進めてきた「ことばと文学のまち松山」の魅力をさらに広く発信していきたいと考えています。募集期間は令和4年5月1日(日曜日)から9月30日(金曜日)までの5カ月間です。
 審査員長は、松山市出身で「情熱大陸」などのメディアに多数取り上げられているほか、樹立社ショートショートコンテストで『海酒』が最優秀賞を受賞するなど、若手ショートショート作家の旗手として活躍されている東京大学工学部、東京大学大学院工学系研究科卒の田丸雅智さんです。審査員は、声優、ナレーターで第7回声優アワード助演女優賞を受賞し、アニメをはじめ、報道番組のナレーターやインターネットラジオステーション音泉(おんせん)での朗読番組などさまざまな方面で活躍されている大原さやかさん、映画監督で映画『溺れるナイフ』のほか、去年『生きるとか死ぬとか父親とか』でテレビドラマ初監督を務め、またRADWIMPS、乃木坂46、back numberなどのミュージックビデオの映像監督も務める山戸結希さんと幅広い分野から個性豊かな皆さんにお願いしています。そしてアンバサダーには、引き続き松山市出身でGENERATIONS from EXILE TRIBEのリーダーで活躍され、松山市の「いい、加減。まつやま」応援団特別団員でもある白濱亜嵐さんに就任いただき、SNSなどで情報を発信し、多くの人に応募してもらえるようPR活動をしていただきます。
 結果発表と表彰式は、来年2月の予定です。大賞受賞者には賞金50万円を贈るほか、受賞作品はKADOKAWAが発行する雑誌「ダ・ヴィンチ」に掲載されます。これまで「ことばと文学のまち松山」を一緒に育んできた市民の皆さんや全国の文学ファンの皆さんに感謝するとともに、一人でも多くの皆さんに応募をしていただき、「坊っちゃん文学賞」を皆さんと一緒にさらに大きく育てていきたいと考えています。
 また今年はショートショートにリニューアルしてから初めて、受賞作品を舞台化します。作品の原文をそのまま用いる「よみ芝居」公演で、坊っちゃん文学賞の作品の魅力をさらに多くの方に伝えます。今年7月と来年2月の2回の公演を予定しており、7月は9日(土曜日)と10日(日曜日)に松山市総合福祉センター大会議室で、2月は4日(土曜日)と5日(日曜日)に松山市民会館中ホールで上演します。主催は舞台芸術倶楽部ごそく楼です。地元開催の企画に積極的に参加し、松山で演劇公演を精力的に行う演劇ネットワークOffice59を中心に、舞台芸術活動をプロデュースされています。7月の上演作品は、第15回佳作の『shell work』、第16回佳作の『プリンター』、『レトルト彼』の3作品です。
 説明は以上です。

質疑応答

【坊っちゃん文学賞】
(記者)
よみ芝居公演の効果や期待は?
(市長)
新たな展開ができるかと思います。文学ですから作品を読んでいただくのと、公演していただくとそれを公演のかたちで見ることができます。ショートショートに切り替えてから初めての舞台化で、大変期待しています。また新たな坊っちゃん文学賞の魅力がその舞台公演で広がればと思っています。

【松山市議会議員選挙】
(記者)
投票率が過去最低になった受け止めは?
(市長)
市議選に出られる候補者の方とお話していて、複数の候補者が本当だったら演説会をしたいけれども、コロナの関係で人を集めるのがなかなかできないと、演説会ができないっていうのは複数の候補者の方が話されていました。人にもよりますけれども候補者の方が演説会を何回か行って、その方々に思いを伝え、よろしくお願いしますというのが投票行動につながっていく。それがなかなかできないという面もあったかと思います。また投票日当日の天気も雨でしたので、やはりそういうところも影響したのではないかと思っています。
(記者)
夏に参議院議員選挙、秋に松山市長選挙を控え、投票率を高めるための考えは?
(市長)
私もそれこそ街頭演説を毎週金曜日にやっていますけれども、街頭演説を聞いていただいた方は、ああ言ってるなと思われるかもしれません、街頭演説ではこのようにいつも申し上げています。明治に入って日本の選挙というのが始まって、江戸時代まではなかったわけですから、最初は一定の年齢以上の男性、しかも高額納税の方に認められた。その要件が徐々に徐々に撤廃されてきて、一定の年齢以上の男性に認められて、そして女性に選挙に行く権利が認められたのは後の世になってからのことですと。これは日本の民主主義の歴史の中で獲得してきた、言わば獲得してきた歴史ですから、どうぞ皆さん放棄しないでください、行使してくださいというのを、これまで街頭演説の中でも何度も申し上げてきました。そういった獲得してきた権利ですから、ぜひとも皆さんには行使していただきたいと思っています。また、松山市の選挙管理委員会では、やはり比較的投票率が低い若い世代への周知啓発、高校生であったり、大学生であったり、専門学校生であったり、子育て世代への周知啓発をやってきました。これからもこの周知啓発を続けていく、地道に呼び掛けていくことが大事だと思います。また投票しやすい環境を作る。ちょっとコロナで心配だと、昔は投票所で鉛筆を共用していたのが、今皆さんも投票所へ行かれたと思いますけれども、投票所での鉛筆も変わったかたちになってきています。シートもして感染対策を徹底しての投票所の運営でした。こうしたこともしながらできるだけ多くの方に選挙に行っていただきたいと思います。
(記者)
当選された女性議員は最多、LGBTQの候補者も当選された受け止めは?
(市長)
女性の政治進出っていうのはまだまだ私は求められていると思っています。そういった中で市長にしても市議会議員さんにしても、市民の方々に幸せに暮らしてほしいという思いは同じだと思いますので、同じ思いの中で務めていきたい、市政に尽くしていきたいと思っています。
(記者)
これから議会運営は?
(市長)
市長と議会は、車の両輪によく例えられます。これまで議会からいろいろなご意見やご提言をいただき、緊張感を持って取り組んできました。これからもこの基本的なスタンスには変わりはない、緊張感を持って取り組んでいきたいと思っています。
(記者)
性的マイノリティを公表された候補者が4番目で当選され、この結果をどう考えるか?
(市長)
それぞれ候補者の皆さんが例えば、私は子育てが大事だと思うとか、防災が大事だと思うとか、それぞれ皆さんが思いを訴えられて、それについて市民の皆さんが判断された結果ですから、その結果についてコメントは差し控えたいと思います。それぞれの候補者が思いを伝えられて、市民の皆さんが判断される結果です。
(記者)
性的マイノリティに関する施策や条例などを検討する考えは?
(市長)
今までもやってきている話で周知啓発に努めていく、それを継続してやっていく、皆さんと意見交換しながら周知啓発に努めていくかと思います。
(記者)
市長選挙への立候補について現時点では?
(市長)
まず今日が4月26日ですけれども、新年度がスタートしていわゆる公約、事業がスムーズに進行しているかどうか、しっかりとチェックしていかないといけないです。公約の実現に全力を尽くしていくと申し上げていますので、まず新年度になって事業がしっかりとスタートしているかのチェックをしていかないといけない、またやはりコロナがありますから、コロナを乗り越えていくために、今全力を傾注している、そんな状況です。
(記者)
市長選の考えは、知事に相談しているか?
(市長)
政治家というのはよく言いますが、出処進退は個人に委ねられるという言葉があります。やはり最後は個人としてどう判断するかということだと思います。先ほど申し上げたように、公約の実現に全力を挙げるとか、コロナ対策をしていく中でさまざま考えていきます。
(記者)
周りに報告する期限は?
(市長)
それはちょっと分からないですね。今は本当に公約の実現であったりコロナを乗り越えていくことに全力を挙げていますので。

【松山まつり】
(記者)
松山まつりの開催が委員会で決まった受け止めは?
(市長)
今日実行委員会が行われるのは聞いていました。まだ報告を受けておりませんのでコメントは控えます。

【新型コロナウイルス感染症】
(記者)
感染経路不明が約40%近いが市中感染が広まっていると考えるか?
(市長)
やはりオミクロン株の感染力の強さだと思います。先ほども冒頭で説明させていただいたように、若い方でも後遺症が出る方がいらっしゃいます。例えば味覚障害であったり嗅覚障害であったり強い倦怠感であったり、そういう後遺症が出る方もいらっしゃいますので、希望制ではありますけれども、できるだけ早い時期に3回目の接種を受けていただきたいと思っています。また4月18日と4月25日の啓発通知で、職場と子育ての場、家庭での感染、保育園ですとか幼稚園ですとか、児童クラブなど具体的な事例を入れて通知しています、それが18日。25日はいよいよゴールデンウィークになりますので、ゴールデンウィークに気を付けていただきたいと通知しています。こういったことを繰り返し訴え掛けていきたいと思います。

※質疑応答は内容を要約しています。

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