令和4年5月10日　新型コロナウイルス感染症について

※この動画は、松山市長　記者会見の冒頭（市長説明）のみを掲載しています。

• 日時：令和4年5月10日（火曜日）　午後0時30分から
• 場所：本館3階第1会議室
• 記者数：13人

• 新型コロナウイルス感染症について

　新型コロナワクチン接種についてお知らせします。現在オミクロン株の感染が収束しない中、別系統で感染力がさらに強いとされるBA.2が出現し、若い方への感染拡大や高齢者に広がると重症化することも懸念されています。
　国は、4月28日（木曜日）にワクチンの4回目接種の内容を示しました。接種の対象は、3回目接種の完了から5カ月以上が経過した60歳以上の方、18歳以上60歳未満で基礎疾患がある方、コロナに感染した場合重症化リスクが高いと医師が認める方です。
　本市では接種券の発送や接種の準備を進めており、60歳以上の医療従事者と介護老人保健施設入居者などは、これまでと同様に自院や施設での先行接種が5月下旬から予定されていますので、速やかに4回目の接種を開始できるよう本日5月10日、3回目接種完了から5カ月が経過する方約5,000名に接種券を発送します。3月で退職されている場合は、コールセンターで予約を受け付けます。
　一般の60歳以上の方にも今後、順次3回目接種完了から5カ月が経過する時期に接種券を発送していきます。3回目の接種から起算すると一番早い方で接種は7月初旬からの見込みで、接種券の発送は6月中旬からです。予約の開始は、4回目のワクチン接種をできる時期が5月下旬に国から示される見込みです。決まり次第お知らせします。
　18歳以上60歳未満の基礎疾患がある方や重症化リスクが高い方の接種は、国が示すとおり申請があった方に接種券を発送するよう考えています。申請は6月上旬に開始できるよう準備を進めています。詳細は決まり次第案内します。
　次に、3回目のワクチン接種について、本市では4月に市内9校の大学や専門学校を訪問するなどし、若い皆さんでも新型コロナウィルスに感染すれば重症化したり後遺症が生じたりすることがあることをお知らせし、改めてワクチン接種をお願いしました。3回目のワクチン接種は、身近な医療機関での個別接種や日曜日にファイザーワクチン枠の集団接種会場を設けていますので、早めの接種をお願いします。今後も一人でも多くの方にできるだけ早く、何より安全で安心して接種を受けていただけるよう取り組みます。
　次に、感染状況ではゴールデンウィーク期間中は休診している医療機関が多く、先週1週間の陽性者は前の週の0.62倍と400名近く減少していますが、今後の状況を注意深く見守る必要があります。昨日の陽性確認は現在最終確認中ですが、速報値で150名以上になる見込みです。連休明けで、発熱や咳、喉の痛み、倦怠感など少しでも風邪のような症状がある場合は外出を控え、医療機関に連絡し速やかに受診してください。また県外との往来や県外から帰省していた人と過ごすなど、感染が心配な方は県の無料検査を積極的に活用してください。このところ部活動だけでなく地域のスクールなども含め、サッカーやバスケットボール、柔道や剣道など接触を伴うスポーツ活動で感染したと思われる事例が続いています。県外に遠征している間に症状が現れ指導者に報告しても、そのままチ－ムに帯同させ、松山に帰ってから受診し陽性が判明した事例もありました。責任者や指導者の皆さんは、チーム内での感染拡大を防ぐためにも適切な対応をお願いします。市民の皆さんは、 引き続き感染対策と社会経済活動を両立していくため、くれぐれも気を緩めず基本的な感染防止対策の継続をお願いします。自分を守り、家族を守り、地域を守るため、市民の皆さんのご協力をお願いします。