第14回まつやま景観賞

更新日:2025年1月6日

概要

募集対象

各部門共通

  • 応募(推薦)物件は松山市内にあるもの、または松山市内で行われているものに限ります。

建築部門

松山市内にある建築物・工作物・屋外広告物などで次のどれかに該当するもの。

  • 周辺景観に調和したデザインで、魅力ある景観を創出しているもの
  • 意匠・形態・色彩・材料等に工夫が見られ、新しい都市景観の創造につながっているもの
  • オープンスペースなど魅力ある空間を創出し、地域景観の向上に貢献しているもの
  • 周囲への先導的役割が期待できるなど景観形成に貢献しているもの など

  例)個人住居・マンション等の建物、病院・介護等の医療施設、
    飲食店・美容室等の商業施設、装飾塔などの工作物、
    屋上や壁面を利用した広告板・広告塔・突出し看板、
    広告幕・野立て広告板、広告塔、ラッピングされた車両や電車など
    ※はり紙、のぼり等簡易なものは除く
    ※「国、若しくは、地方公共団体、又は、これらが設立した団体が施工したものも対象」
      です。

まちなみ・まちづくり部門

松山市内にあるまちなみ・街路地等の景観もしくは活動・イベントなどで次のどれかに該当するもの。

  • 松山市の自然風土や歴史、文化に調和し、将来にわたり守り育てていくべき優れた景観であるもの
  • 地域住民が主体となった活動やイベントなどで、先駆的な役割が期待でき、地域の個性や魅力ある景観を維持・活用するために取り組んでいるもの(現在も継続しているものに限る)など

  例)歴史的建造物・旧家などが連なる風情あるまちなみ・沿道・住宅街景観、
    地域緑化や清掃活動・イベントなど

募集期間

令和5年12月1日(金曜日)から令和6年5月31日(金曜日)まで

応募・推薦件数(総数)

83件

審査部会

令和6年9月3日(火曜日)

表彰式

令和6年12月23日(月曜日)

第14回まつやま景観賞審査部会委員(◎選考会長)

  有光 智幸    愛媛県建設業協会 松山市部 建築部会委員
  岩田 諭毅    愛媛県屋外広告美術商業組合 理事長
  片岡 由香    愛媛大学 社会共創学部 講師
  兼子 純     愛媛大学 法文学部 教授
  郡司島 宏美   愛媛大学 大学院理工学研究科 准教授
  坂上 萠     有限会社フェイス
  高橋 朋子    愛媛県建築士事務所協会 理事
 ◎長谷川 逸子   長谷川逸子・建築計画工房 主宰

受賞物件・活動

きらめき大賞

  • 名称 ネッツトヨタ愛媛 だんだんPARK
  • 住所 松山市空港通2丁目6-33
  • 所有 ネッツトヨタ愛媛株式会社
  • 設計 株式会社 矢野青山建築設計事務所
  • 施工 株式会社 トライアル

商業施設でありながら、地域の子どもから家族、まちのいろいろな人たちに、積極的に開かれた賑わいや憩いの場を作り出しています。ガラス張りで目を引く建物であるにも関わらず、無機質になりがちな商業空間ではなく、ロードサイドの景観としても配慮されている点が評価されました。

きらめき奨励賞 建築部門

  • 名称  道後 結匠庵
  • 住所  松山市道後町1丁目4-15
  • 所有  野本 陽子
  • 設計  AYA設計一級建築士事務所
  • 施工  株式会社 エコミン

クラウドファンディングを通じ、放っておくと無くなってしまうことも多い、道後の風情を表す貴重な古い建物を支援したいという方々の声が集まった結果、後世に繋ぐことができ、このような方法で、貴重な建物を街に貢献するかたちで残していくことができるという事例として、また、地域の方々に利用され、まちづくりにも貢献されていることが評価されました。

きらめき奨励賞 まちなみ・まちづくり部門

  • 名称 門屋組の本気・本音のお接待 ~七曲りお遍路地蔵様がまっとるけん!~
  • 住所 松山市吉藤3丁目2-1
  • 受賞団体等 株式会社 門屋組

行方不明であったお地蔵さんを、地域の方々の要望に応じ、自社の敷地内に置き、新社屋の完成とともに、改めてお地蔵さんがお遍路さんを見守れるように整備しただけではなく、四国ならではのお遍路さんへのお接待を形にされているところが素晴らしく、まちづくり活動として評価されました。

審査員特別賞

  • 名称  学校法人愛光学園 新校舎
  • 住所  松山市衣山5丁目1610-1
  • 所有  学校法人愛光学園 
  • 設計  大成建設株式会社一級建築士事務所
  • 施工  大成建設株式会社 四国支店

新校舎は、丸みを帯びた屋根が特徴的で、周辺の環境に溶け込む低層で開放感のある形となっています。円形という形は開口面積が広く内と外の関係、人と人とのつながりが実現しているように見え、大きなガラス窓は笑顔で過ごす生徒たちを思い浮かばせます。学校であり、一般の方々の目に触れる機会は多くはありませんが、これまでの“校舎”というイメージから離れた斬新的なデザインで周辺への先導的な役割が期待できるという点が評価されました。

お問い合わせ

市街地整備課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館7階

電話:089-948-6848

E-mail:sigaitiseibi@city.matsuyama.ehime.jp

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