新型コロナ予防接種(小児接種(5歳から11歳))

更新日:2023年3月22日

新しいお知らせ

小児接種(5歳から11歳)の概要

 国内における小児(5歳から11歳まで)の新型コロナウイルス感染症は、中等症や重症例の割合は少ないものの、オミクロン株の流行に伴い新規感染者が増加する中で、重症に至る症例数が増加傾向にあること、感染者全体に占める小児の割合が増えていることが報告されています。
 また基礎疾患がある小児では、新型コロナウイルスに感染することで重症化するリスクが高くなると言われています。
 そのため国は、今後、様々な変異株が流行することも想定されること、現時点において、特に重症化リスクの高い基礎疾患を有する5歳から11歳の小児に対して接種の機会を提供することが望ましいと考えられることから、厚生労働省の審議会で議論された結果、予防接種法に基づく接種に位置づけ、小児を対象にワクチン接種を進めることとされました。
(本剤は、本邦で特例承認されたものであり、承認時において長期安定性に係る情報は限られているため、製造販売後も引き続き情報を収集中であります。また、本剤の予防効果の持続期間は確立していません。)

 松山市は、国の方針を踏まえて、5歳から11歳の方への新型コロナワクチン接種の1・2回目接種を開始しています。
 接種券が届いた方から予約ができ、接種は、令和4年3月1日(火曜日)から順次開始しています。集団接種は3月6日(日曜日)から開始しています。
 また、オミクロン株の流行下で小児の重症者数が増加傾向にあること、初回(1回目・2回目)接種による発症予防効果が時間の経過とともに低下することから、国は令和4年9月6日(火曜日)付で関係法令等の改正を行い、小児への3回目接種を実施可能にしました。
 松山市は、2回目の接種完了から5カ月を経過した方に、令和4年9月20日(火曜日)から接種券を順次発送し、令和4年9月21日(水曜日)から予約を受け付け、令和4年10月1日(土曜日)から接種を開始します。
 接種は強制ではなく、同意がある場合に限り行われます。予防接種についてのお知らせや感染症予防の効果と副反応など国が提供する接種に関する情報などを参考に、有効性と安全性について正しく理解した上で、ワクチンを接種するか、お子様と一緒にご検討ください。 
 

小児(5歳から11歳まで)の新型コロナワクチン接種は、予防接種法上の「努力義務」が適用されることになりました。

 小児(5歳から11歳まで)の接種について、オミクロン株流行下での一定の科学的知見が得られたことから、小児(5歳から11歳まで)についても、令和4年9月6日から努力義務の規定を適用することが妥当であるとされました。
 ただし、接種は強制ではなく、ご本人や保護者の判断に基づいて受けていただくことに変わりはありません。

接種対象者

1・2回目接種対象者

1回目の接種時に「5歳以上11歳以下」の方
※特に、慢性呼吸器疾患、先天性心疾患など、重症化リスクの高い基礎疾患をお持ちのお子さんは、接種が推奨されています。接種にあたっては、事前にかかりつけ医などと相談の上、接種をご検討ください。
※日本小児科学会では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクの高い疾患の一覧表を公表しています。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会「新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等」(外部サイト)

3回目接種対象者

2回目の接種完了から5カ月以上経過した、3回目接種時に「5歳以上11歳以下」の方
※特に、慢性呼吸器疾患、先天性心疾患など、重症化リスクの高い基礎疾患をお持ちのお子さんは、接種が推奨されています。接種にあたっては、事前にかかりつけ医などと相談の上、接種をご検討ください。
※日本小児科学会では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクの高い疾患の一覧表を公表しています。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会「新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等」(外部サイト)

接種の実施期間

令和5年3月31日(金曜日)までの予定です。

使用するワクチン

「1・2回目接種」と「3回目接種」に使用するワクチンは、同じワクチンです。

1・2回目接種

ファイザー社の小児用(5歳から11歳)ワクチン

※ファイザー社の小児用(5歳から11歳)ワクチンは、12歳以上用ワクチンと用法・用量が異なる別のワクチンです。12歳以上用ワクチンと比べ、有効成分の量は3分の1となっています。
※1回目の接種後、2回目の接種前に12歳の誕生日が来た場合は、1回目の接種時の年齢に基づき、2回目の接種も小児用ワクチンを接種することになります。

【1・2回目接種】ファイザー社の小児用(5歳から11歳)ワクチンの接種間隔と接種対象年齢
ワクチンの種類 1・2回目の接種間隔

接種対象年齢
(接種日時点)

ファイザー社の小児用(5歳から11歳) 21日間隔で2回 1回目の接種時に
5歳から11歳

通常、3週間の間隔をあけて合計2回接種します。
※3週間を超えた場合は、できる限り速やかに2回目を接種してください。

3回目接種

ファイザー社の小児用(5歳から11歳)ワクチン

※ファイザー社の小児用(5歳から11歳)ワクチンは、12歳以上用ワクチンと用法・用量が異なる別のワクチンです。12歳以上用ワクチンと比べ、有効成分の量は3分の1となっています。

【3回目接種】ファイザー社の小児用(5歳から11歳)ワクチンの接種間隔と接種対象年齢
ワクチンの種類 接種間隔

接種対象年齢
(接種日時点)

ファイザー社の小児用(5歳から11歳)
※1・2回目接種時に使用したものと同一

2回目の接種完了から5カ月以上

3回目接種時に
5歳から11歳

「新型コロナワクチン以外のワクチン」との同時接種について

「新型コロナワクチン」と「インフルエンザワクチン」との同時接種は可能です。
ただし、「インフルエンザワクチン以外のワクチン」は、「新型コロナワクチン」と同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

「新型コロナワクチン」と「インフルエンザワクチン」との同時接種については、単独で接種した場合と比較して、有効性及び安全性が劣らないとの報告があること等を踏まえ、令和4年7月22日開催の厚生労働省の審議会において議論された結果、実施が可能となりました。

一方、「新型コロナワクチン」と「インフルエンザワクチン以外のワクチン」の同時接種については、現時点で安全性に関する十分な知見が得られていないため、実施できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

特に子どもの場合は、定期接種でワクチンを接種することもあるため、予め計画を立てた上での予約をお願いします。

(例) 4月1日に「新型コロナワクチン」を接種した場合、「インフルエンザワクチン以外のワクチン」を接種できるのは、4月15日(2週間後の同じ曜日の日)以降になります。

なお、創傷時の破傷風トキソイド等、緊急性を要するものに関しては、例外として2週間を空けずに接種することが可能です。

接種費用

無料

接種券等の発送

1・2回目接種

3回目接種

令和4年9月20日(火曜日)から
※2回目接種完了から5カ月を経過する方に順次送ります。

予約開始

1・2回目接種

令和4年2月24日(木曜日)から予約開始
※接種券が届いた方から予約できます。
※接種券は、今後、満5歳になる方は、誕生月の月末に発送します。

3回目接種

令和4年9月21日(水曜日)から予約開始

【参考】3回目の接種開始日・会場

【個別接種会場】市内の医療機関
  ●令和4年10月1日(土曜日)~
  ※現在、実施している24の医療機関から順次拡大します。


【集団接種会場】アイテムえひめ(大可賀二丁目1-28)
  ●令和4年10月9日(日曜日) 午前9時30分~午後4時30分
  ※月に2回程度実施する予定です。決まり次第お知らせします。

接種当日の注意事項

接種当日の持ち物

1・2回目接種

  1. 接種券
  2. 予診票
    ※事前に必要事項をボールペンでご記入ください。
    ※予診票の署名欄に必ず保護者(親権者または後見人)が署名してください。
  3. お子様の本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証など)
  4. 母子健康手帳(接種を受けるお子様の接種履歴が管理されているため)
    ※特に、未就学児の方の接種履歴は母子健康手帳で管理しているため、接種当日には可能な限り母子健康手帳をお持ちください。

3回目接種

  1. 予防接種済証、予診票A3サイズ
    ※事前に必要事項をボールペンでご記入ください。
    ※予診票の署名欄に必ず保護者(親権者または後見人)が署名してください。
  2. お子様の本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証など)
  3. 母子健康手帳(接種を受けるお子様の接種履歴が管理されているため)
    ※特に、未就学児の方の接種履歴は母子健康手帳で管理しているため、接種当日には可能な限り母子健康手帳をお持ちください。

効果

 5歳から11歳までの小児に対する予防接種に使用することとされた小児用ワクチンの2回接種後7日以降の発症予防効果は90.7%(※)と報告されており、接種を受けることにより新型コロナに感染しても症状が出にくくなるといわれています。(※)ただし、オミクロン株が出現する前のデータであることに留意する必要があります。
 オミクロン株に対しては、現時点で得られている米国での研究結果によると、ファイザー社のワクチンにおける感染予防効果は、5歳から11歳では2回接種後14日後から82日後で31%、12歳から15歳では2回接種後14日後から149日後で59%という報告があり、一定の効果が期待されています。また、成人では、オミクロン株に対する発症予防効果や入院予防効果等が確認されており、5歳から11歳に対しても、同様の効果が期待されています。

副反応

 副反応については、12歳以上の方と同様、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度又は中等度であり、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。

副反応等の専門的なご相談は、県コールセンター「新型コロナウイルスワクチン接種後の相談窓口」へ。
 ・県コールセンター電話:0120-567-231(24時間対応)
 ・県コールセンターFAX:050-3852-3213(平日9時から17時)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。国に寄せられた「副反応疑い報告」の詳しい内容はこちら(厚生労働省のホームページ)(外部サイト)

健康被害救済制度

一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が極めて稀ではあるものの避けることができないため、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障がいが残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。

健康被害救済制度のお問い合わせは、松山市新型コロナワクチンコールセンターへ
 ・電話:089-909-3353
 ・受付時間:8時30分~20時(土・日曜、祝日を含む)

予防接種健康被害救済制度「申請から認定・支給までの流れ」

松山市の予防接種健康被害救済制度の申請件数等について(令和5年2月28日現在)
状況 件数
国へ進達済みの件数 [上図の(2)] 22件
国の認定・否認件数 [上図の(5)] 3件

認定
内訳

疾病 性別 年代
アナフィラキシー等
  • 男性 1名
  • 女性 2名
  • 30代 2名
  • 40代 1名

ワクチンに関する説明書・リーフレット

ワクチンの説明書

1・2回目接種
3回目接種

リーフレット

1・2回目接種
3回目接種

接種予約をするには

※専用予約サイトで予約をする際、接種ワクチンの種類は「ファイザー社(5から11歳用)」を選択してください
「ファイザー社ワクチン」を選択しても、小児接種用の予約枠は、表示されません。

接種会場

接種会場ごとの注意事項について

接種会場によって、「接種対象者(受診歴や年齢等の条件)」などが異なります。
以下のリンク先をご確認ください。

接種会場の空き状況

接種会場の空き状況については、以下のリンク先をご確認ください。

発送するもの

※接種券は、今後、満5歳になる方は、誕生月の月末に発送します。

こども医療電話相談(外部サイト)

「#8000」をプッシュすることにより、休日・夜間のこどもの症状にどのように対応したらいいか、病院を受診した方がいいかなど判断に迷ったときに、小児科医師・看護師に電話で相談できます。

ワクチン未接種者に対する差別の防止について(外部サイト)

新型コロナウイルスワクチン接種は強制ではなく、各個人が予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意思で接種を受けることとされています。
接種を望まない人に接種を強制することや差別的な扱いをすることがないよう、ご理解・ご協力をお願いします。

効果と安全性

小児ワクチン接種Q&A

厚生労働省 新型コロナワクチン[小児接種(5歳から11歳)]に係る外部サイト

厚生労働省 新型コロナワクチン[5歳から11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ](外部サイト)

厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A[小児接種(5歳から11歳)](外部サイト)

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お問い合わせ

保健予防課 新型コロナワクチン担当

〒790-0813
愛媛県松山市萱町六丁目30-5 松山市保健所

電話:089-911-1829

E-mail:mtym-cv@city.matsuyama.ehime.jp

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