新型コロナ予防接種(乳幼児接種(生後6カ月から4歳))

更新日:2023年3月28日

新しいお知らせ

乳幼児接種(生後6カ月から4歳)の概要

 乳幼児(生後6カ月~4歳)の新型コロナウイルス感染症において、重症例の割合は少ないものの、オミクロン株の流行に伴い新規感染者が増加する中で、重症に至る症例数が増加傾向にあることが報告されてきました。また、基礎疾患がない乳幼児でも死亡する例があります。
 現在の新型コロナウイルス感染症のまん延状況やワクチンに関する有効性や安全性のエビデンスも踏まえ、乳幼児への接種の機会を提供することが望ましいと考えられることから、厚生労働省の審議会で議論された結果、予防接種法に基づく接種に位置づけ、乳幼児を対象にワクチン接種を進めることとされました。 
 接種は強制ではなく、同意がある場合に限り行われます。予防接種についてのお知らせや感染症予防の効果と副反応など国が提供する接種に関する情報などを参考に、有効性と安全性について正しく理解した上で、ワクチンを接種するか、お子様と一緒にご検討ください。

乳幼児(生後6カ月から4歳)の新型コロナワクチン接種の努力義務の適用について

 一定の有効性・安全性が確認されていることから、乳幼児の接種についても努力義務の規定を適用することが妥当であるとされています。ただし、接種は強制ではなく、保護者の判断に基づいて受けていただくようお願いいたします。

 新型コロナワクチンの接種については、新型コロナウイルス感染症の緊急のまん延予防のために実施する趣旨に鑑み、予防接種法上の「接種勧奨」及び「努力義務」の規定は原則として適用されることとなっています。
  令和4年(2022年)10月現在、オミクロン株の流行にともない、小児の感染者数も増加傾向にあり、重症例や死亡例の割合は低いものの、重症者数が増加傾向にあることが報告されています。このような中、乳幼児(生後6カ月~4歳)接種のエビデンスとして、
・オミクロン株流行下において、3回目接種後7日以降における発症予防効果は73.2%であることが報告され、日本において薬事承認されている
・ワクチン接種後の有害事象のほとんどは軽度または中等度であり、回復するものである
などがあり、厚生労働省の審議会で議論された結果、乳幼児の接種についても努力義務の規定を適用することが妥当であるとされています。

接種対象者

生後6カ月から4歳の乳幼児

接種の実施期間

令和6年3月31日(日曜日)までの予定です。

使用するワクチン

1・2・3回目の初回接種に使用するワクチンは、「ファイザー社(生後6カ月から4歳用)」のワクチンです。
※従来型のワクチンです。オミクロン株対応ワクチンではありません。

ファイザー社の乳幼児(生後6カ月から4歳)ワクチンの接種間隔と接種対象年齢
ワクチンの種類 接種回数

初回接種(1・2・3回)
接種間隔

接種対象年齢
(接種日時点)

ファイザー社
(生後6カ月から4歳用)

3回で
1セット

【2回目接種】

 1回目接種から、通常、3週間。

【3回目接種】

 2回目接種から、8週間以上。


(※1)

1回目の接種時に、

生後6カ月から4歳
(※2)


(※1)「1回目の接種からの間隔が3週間を超えた場合」または「2回目の接種からの間隔が8週間を超えた場合」は、できるだけ速やかに2回目または3回目の接種を受けてください。

(※2)初回接種(1・2・3回接種)については、1回目の接種時の年齢に基づいて判断します。1回目の接種時に4歳だったお子様が、3回目の接種時までに5歳の誕生日を迎えた場合、3回目接種にも1回目と同じ乳幼児(6カ月~4歳)用ワクチンを使用します。

乳幼児の接種間隔

厚生労働省のリーフレットより

「新型コロナワクチン以外のワクチン」との同時接種について

「新型コロナワクチン」と「インフルエンザワクチン」との同時接種は可能です。
ただし、「インフルエンザワクチン以外のワクチン」は、「新型コロナワクチン」と同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

「新型コロナワクチン」と「インフルエンザワクチン」との同時接種については、単独で接種した場合と比較して、有効性及び安全性が劣らないとの報告があること等を踏まえ、令和4年7月22日開催の審議会において議論された結果、実施が可能となりました。

一方、「新型コロナワクチン」と「インフルエンザワクチン以外のワクチン」の同時接種については、現時点で安全性に関する十分な知見が得られていないため、実施できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

特に子どもの場合は、定期接種でワクチンを接種することもあるため、予め計画を立てた上での予約をお願いします。

(例) 4月1日に「新型コロナワクチン」を接種した場合、「インフルエンザワクチン以外のワクチン」を接種できるのは、4月15日(2週間後の同じ曜日の日)以降になります。

なお、創傷時の破傷風トキソイド等、緊急性を要するものに関しては、例外として2週間を空けずに接種することが可能です。

ワクチンに関する説明書・リーフレット

ワクチンの説明書

リーフレット

接種費用

無料

接種券等の発送

令和4年11月14日(月曜日)から発送
※今後、接種対象者になる方は、生後6カ月を迎えた翌月の初旬に発送します。

予約開始

令和4年11月14日(月曜日)午前8時30分から
※接種券が届いた方から予約できます。

接種当日の注意事項

接種当日の持ち物

  1. 接種券
  2. 予診票
    ※事前に必要事項をボールペンでご記入ください。
    ※予診票の署名欄に必ず保護者(親権者または後見人)が署名してください。
  3. お子様の本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証など)
  4. 母子健康手帳(接種を受けるお子様の接種履歴が管理されているため)
    ※特に、未就学児の方の接種履歴は母子健康手帳で管理しているため、接種当日には可能な限り母子健康手帳をお持ちください。

効果

乳幼児の新柄コロナワクチンの効果(厚労省のリーフレットより)

厚生労働省のリーフレットより

安全性・副反応・健康被害救済制度

安全性

新柄コロナワクチンの安全性

厚生労働省のリーフレットより

副反応

 接種部位の痛みや疲労、発熱、頭痛等、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度または中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。
 ファイザー社のワクチンは、生後6か月~4歳の接種において、接種部位の痛みや疲労、発熱、頭痛等、様々な症状が臨床試験で確認されていますが、ほとんどが軽度または中等度であり回復していることや、実薬群とプラセボ(生理食塩水)群とで大きな差はなかったこと等、現時点で得られている情報から、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。

 生後6~23か月の被験者において、注射部位の圧痛は接種当日(中央値)に発現し、持続期間は1 日(中央値)であり、その他の全身反応は接種翌日~4.5 日(中央値)に発現し、持続期間は1~2 日(中央値)と報告されています。また、2~4歳の被験者において、注射部位の疼痛は接種当日(中央値)に発現し、持続期間は1日(中央値)であり、その他の全身反応は接種翌日~5日(中央値)に発現し、持続期間は1~2.5日(中央値)と報告されています。

 他の年代とは異なり、自ら症状を訴えることができない生後6か月~1歳では易刺激性(機嫌が悪い)や食欲減退、傾眠傾向等が報告されていますが、プラセボ(生理食塩水)群とは大きな差がなかったと報告されています。

副反応等の専門的なご相談は、県コールセンター「新型コロナウイルスワクチン接種後の相談窓口」へ。
 ・県コールセンター電話:0120-567-231(24時間対応)
 ・県コールセンターFAX:050-3852-3213(平日9時から17時)

健康被害救済制度

一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が極めて稀ではあるものの避けることができないため、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障がいが残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。

健康被害救済制度のお問い合わせは、松山市新型コロナワクチンコールセンターへ。
 ・電話:089-909-3353
 ・受付時間:8時30分~20時(土・日曜、祝日を含む)

予防接種健康被害救済制度の「申請から認定・支給までの流れ」

松山市の予防接種健康被害救済制度の申請件数等について(令和5年2月28日現在)
状況 件数
国へ進達済みの件数 [上図の(2)] 22件
国の認定・否認件数 [上図の(5)] 3件

認定
内訳

疾病 性別 年代
アナフィラキシー等
  • 男性 1名
  • 女性 2名
  • 30代 2名
  • 40代 1名

予約について

  • 乳幼児(生後6カ月から4歳)の初回接種は、1・2・3回の合計3回接種することで、初回接種が完了します。
    しかし、予約枠については、1・2・3回目セット枠ではありません。(1回目を予約したら、自動で2回目以降が予約されるわけではありません。)
    そのため、2・3回目は、それぞれ適切な接種の間隔をあけた日付で、保護者の方自身予約する必要があります
    なお、2回目の予約は、1回目を接種した翌日」から予約できます
    「3回目の予約枠」については調整中です。決まり次第、ホームページでお知らせします。
  • 各接種回数の接種間隔について、本ページ内の 「使用するワクチン」をご確認ください
  • 予約は、「外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。専用予約サイト(外部サイト)」や「松山市新型コロナワクチンコールセンター(電話:089-909-3353)」で行うことができます。

接種会場

【個別接種会場】令和4年11月21日(月曜日)から 接種開始  市内の小児科など20医療機関

接種会場ごとの注意事項について

接種会場によって、「接種対象者(受診歴や年齢等の条件)」などが異なります。
以下のリンク先をご確認ください。

接種会場の空き状況一覧

接種会場の空き状況については、以下のリンク先をご確認ください。

発送するもの

「発送するもの」について、詳しくはこちら。
 ※今後、接種対象者になる方は、生後6カ月を迎えた翌月の初旬に発送します。

こども医療電話相談(外部サイト)

「#8000」をプッシュすることにより、休日・夜間のこどもの症状にどのように対応したらいいか、病院を受診した方がいいかなど判断に迷ったときに、小児科医師・看護師に電話で相談できます。

ワクチン未接種者に対する差別の防止について(外部サイト)

新型コロナウイルスワクチン接種は強制ではなく、各個人が予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意思で接種を受けることとされています。
接種を望まない人に接種を強制することや差別的な扱いをすることがないよう、ご理解・ご協力をお願いします。

厚生労働省 新型コロナワクチン[乳幼児接種(生後6カ月から4歳)]に係る外部サイト(Q&Aなど)

厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A[乳幼児接種(生後6カ月から4歳)](外部サイト)

厚生労働省 新型コロナワクチン[生後6カ月から4歳の子どもへの接種(乳幼児接種)についてのお知らせ](外部サイト)

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お問い合わせ

保健予防課 新型コロナワクチン担当

〒790-0813
愛媛県松山市萱町六丁目30-5 松山市保健所

電話:089-911-1829

E-mail:mtym-cv@city.matsuyama.ehime.jp

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