令和6年度秋季特別展「子規の名言―病床でみつめた日々―」を開催します

更新日:2024年9月10日

発表内容

目的

 1889(明治22)年、22歳で喀血した正岡子規は、病臥を余儀なくされた1896(明治29)年以降の7年間、俳句をはじめ短歌、文章、絵画と新しい表現に最期まで挑み続けました。 
 子規は最晩年の1902(明治35)年、新聞『日本』に連載中の随筆「病牀六尺」で「悟りということはいかなる場合にも平気で死ぬることかと思っていたのは間違いで、悟りということはいかなる場合でも平気で生きているということであった。」と表しました。病とどのように闘い、どう生きるのかを子規は、自らの苦しみさえも客観的にとらえ、病のために人生をあきらめるのではなく、文学上の革新に挑戦し続けるという境地に至っています。
 特別展で、苦しみとともにその人生を明るく、ユーモアをもって生き抜いた人間・正岡子規の数々の名言を紹介します。現代を生きる私たちも、かつてない感染症や自然災害などの脅威と隣り合わせで日々を過ごしています。私たちが何を大切にし、どう生きていけば良いのか、子規が投げかけることばに耳を傾ける機会です。

会期

令和6年10月12日(土曜日)から令和6年11月25日(月曜日)まで
【開館時間】午前9時から午後6時まで 展示室入場は午後5時30分まで
      11月からは午後5時まで  展示室入場は午後4時30分まで
【休館日】 10月15日、22日、29日、11月5日、12日、19日 いずれも火曜日

会場

松山市立子規記念博物館 3階 特別展示室

観覧料

個人200円、団体160円、65歳以上100円、高校生以下無料

学芸員のギャラリートークと関連講座

●ギャラリートーク
【日時】令和6年10月12日(土曜日)、11月9日(土曜日)
    午前10時30分から午前11時20分まで
【会場】3階 特別展示室 ※聴講には特別展の観覧券が必要です。

●関連講座
【演題】子規のことばを味わう
【日時】令和6年11月24日(日曜日)午前10時30分から正午まで
【会場】1階 視聴覚室 ※入場無料です。

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お問い合わせ

子規記念博物館
松山市道後公園1-30
館長:大石 和可子
担当執行リーダー:平岡 瑛二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp

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