坂本小学校で山間部の特性に応じた地震対応防災訓練を実施します

更新日:2024年9月4日

発表内容

目的 

 能登半島地震は初動期に被害状況を把握するのが難しく、避難や物資供給は平地と異なる対応が必要でした。坂本地区は山間部に位置し、大規模な地震が発生して土砂災害が起こると、交通の寸断や情報通信の途絶の可能性があり、山間部の特性に応じた訓練を行います。地域住民と公的機関の連携や情報伝達手段を確認し、防災意識を高めます。

日時

令和6年9月12日(木曜日) 午前11時から正午まで

場所

松山市立坂本小学校(松山市久谷町30番地)

訓練想定

 令和6年9月12日(木曜日)午前11時ごろ、松山市で震度7の地震が発生。坂本地区の主要道路が寸断し、情報通信が途絶したため、指定避難所の坂本小学校へ人や物資のアクセスが難しくなった。
 坂本小学校では授業中の児童がグラウンドに避難するほか、地域住民も小学校へ向けて避難する。避難所で通信機器に不具合が生じ、児童と住民は上空への情報伝達を試みてグラウンドにSOSマークを書き、救援要請シートで必要物資を表示する。また体育館に避難所と、小学校職員が児童を保護者に安全に引き渡す場所を開設する。
 災害現場付近に到着した消防隊は、ドローンで上空から情報収集を実施。SOSマークを確認し、多数の避難困難者を見つけ、松山市消防団機動重機部隊に寸断された道路の障害物除去を要請し、開通した道路から人や物資を投入する。

内容

11:00~ 地震発生、シェイクアウト訓練 【坂本小学校児童、教職員】
      避難訓練 【坂本小学校児童、教職員、自主防災組織、女性防火クラブ、サンケア坂本】
11:05~ 通報訓練、避難所開設訓練 【自主防災組織、女性防火クラブ】
      情報伝達訓練 【坂本小学校、自主防災組織、女性防火クラブ】
      グラウンドにラインマーカーでSOSシグナルを作成、救援要請シートで必要物資を表示
11:25~ ドローン検索訓練  【中央消防署】
      活動障害物除去訓練 【坂本分団、消防団機動重機部隊、南消防署】
11:50  終了式

参加者と人数

松山市立坂本小学校50名、坂本地区自主防災組織連合会15名、坂本地区女性防火クラブ5名、デイサービスセンターサンケア坂本15名、松山市消防団5名、松山市消防局20名  計110名程度

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お問い合わせ

松山市南消防署
〒791-1104 松山市北土居三丁目3番26号
署長:山本 修三
担当執行リーダー:須之内 秀紀 
電話:089-957-8615
E-mail:sbminami@city.matsuyama.ehime.jp

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