医療保険のオンライン資格確認が始まりました
更新日:2024年12月2日
オンライン資格確認とは
医療機関・薬局が、提示された健康保険証等やマイナンバーカードを使って、加入している健康保険の資格情報などをオンラインで確認できる仕組みです。令和3年10月20日から本格運用開始が始まり、利用できる医療機関・薬局は順次拡大される予定です。
国民健康保険被保険者証などに2桁の枝番を記載します
オンライン資格確認の開始に伴い、国民健康保険被保険者証(以下、国保証)などの記号・番号を個人単位化する必要があるため、本市では、令和3年3月15日以降、2桁の枝番を記載していきます。
令和3年8月の一斉更新以降は、皆さまに枝番が記載された国保証などを交付しています。
※法改正により令和6年12月2日以降、現行の保険証の新規発行はできなくなります。詳しくはこちらをご覧ください。
【枝番が記載される各種証】
・資格確認書
・資格情報のお知らせ
・愛媛県国民健康保険被保険者証
・愛媛県国民健康保険被保険者証兼高齢受給者証
・愛媛県国民健康保険被保険者資格証明書
・特定疾病療養受療証
・限度額適用認定証
・限度額適用・標準負担額減額認定証
・標準負担額減額認定証
・国民健康保険被保険者証明書
オンライン資格確認のメリット
1.マイナンバーカードが健康保険証として利用できます
就職や転職、引越しなどによる健康保険の切り替え手続きをすることで、マイナンバーカードを保険証としてずっと利用できます。
2.窓口への書類持参が不要に
本人が同意すれば限度額適用区分も確認できるため、医療機関・薬局への限度額適用認定証の提示が不要になる場合があります。
※国民健康保険料に未納がある、非課税世帯で長期入院に該当するなど、状況によって今までどおり申請が必要な場合もあります。なお、子ども医療費受給資格証、ひとり親家庭医療費受給者用、重度心身障害者医療費受給者証などの助成については受給者証の提示が必要です。
3.医療保険の資格確認がスピーディーに
オンラインでスムーズに医療保険の資格確認ができることで、医療機関・薬局での受付の事務処理が効率化し、待ち時間の短縮が期待できます。
4.マイナンバーカードで医療費控除も便利に
令和3年11月からマイナポータルを活用して、ご自身の医療費情報を確認できるようになりました。また、令和4年1月より令和3年分所得税の確定申告から、医療費控除の手続きで、マイナポータルを通じて自動入力が可能となります(令和3年9月分以降の医療費通知情報)。
5.健康管理や医療の質が向上
マイナポータルでご自身の健診結果(令和2年度以降の受診)や処方された薬剤(令和3年9月診療以降の情報)を確認することができます。また、マイナンバーカードの健康保険証利用に対応している医療機関等にご自身のマイナンバーカードを持参し同意すれば、健診結果や薬剤情報を医療機関等と共有することができます。
ご注意ください!
1.マイナンバーカードの健康保険証利用には、事前登録が必要です。
マイナンバーカード読み取り対応のスマートフォン(またはパソコンとICカードリーダー)を使用し、マイナポータルで利用申し込みをしてください。また、本課では登録するための機器がない人や登録方法が分からない人への登録支援も行っていますので、マイナンバーカードと利用者証明用電子証明書暗証番号(マイナンバーカード交付時に設定した4桁の暗証番号)を控えて別館3階健康保険課までご来庁ください。
2.事前登録が済んでいても、オンライン資格確認用の機器が導入されていない医療機関・薬局では引き続き有効期限内の健康保険証や限度額適用認定証などの提示が必要です。受診する前に医療機関・薬局に確認してください。
(令和5年3月末までにはおおむね全ての医療機関・薬局での導入が予定されています。)
マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ(厚生労働省)(外部リンク)
3.オンライン資格確認の本格運用開始後も、これまでどおり健康保険証などで医療機関・薬局の受診が可能です。
4.オンライン資格確認の本格運用開始後も、医療保険者への加入・脱退の届出は引き続き必要です。
オンライン資格確認の関連リンク
よくある質問:マイナンバーカードと健康保険証との一体化に関する質問について|デジタル庁(外部リンク)
マイナンバーカードの健康保険証利用|マイナポータル(外部リンク)
マイナンバーカードの保険証利用について(被保険者証利用について)|厚生労働省(外部リンク)
【健康保険証利用の申し込みや詳細についてのお問い合わせ】
マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178
受付時間 平日:9時30分~20時
土・日曜・祝日:9時30分~17時30分
音声ガイダンスに従って「4→2」の順に進んでください。