高齢者の還付金詐欺を未然に防ぐため、警察、地域包括支援センター、地区社会福祉協議会、伊予銀行、愛媛銀行と連携し、還付金詐欺の模擬訓練を行うほか、SNSを使ったプリペイドカードの架空請求詐欺やサイバー犯罪類似体験型コンテンツを使ったフィッシング詐欺、投資詐欺などの手口を説明します
更新日:2024年6月20日
発表内容
模擬訓練の様子
目的
還付金詐欺で、高齢者をATMに誘導し、電話で指示して送金させる被害が増えています。
地域ぐるみで高齢者の消費者被害を未然に防ぐため、還付金詐欺の模擬訓練を行います。松山市と「市消費者見守りネットワーク」に参加する警察、地域包括支援センター、地区社会福祉協議会のほか伊予銀行、愛媛銀行が連携します。
また、SNSを使ったプリペイドカード(電子マネー)の架空請求詐欺やフィッシング詐欺に加え、今年は投資詐欺とロマンス詐欺の手口を説明します。
地区社会福祉協議会協力会員が詐欺手口の実態を学ぶほか、還付金詐欺の現場に出くわした際の対応力を身に付け、地域に知らせます。また、銀行行員は詐欺への防犯意識をさらに高めます。
日時、場所
令和6年6月27日(木曜日)
●午前9時30分 ~ 午前10時30分 伊予銀行味生支店(松山市北斎院町643-1)
●午後1時30分 ~ 午後2時30分 愛媛銀行本町支店(松山市本町3丁目5-15)
還付金詐欺の訓練想定
還付金詐欺の被害者役が、携帯電話で通話しながら銀行のATMを操作する。
【想定1】不審に思った銀行行員が声を掛け、警察に通報して被害を未然に防ぐ。
【想定2】不審に思った利用客役の地区社会福祉協議会協力会員が声を掛け、銀行行員と協力し、警察に通報して被害を未然に防ぐ。
フィッシング詐欺の類似体験
サイバー犯罪疑似体験型コンテンツを使い、タブレットでフィッシング詐欺の手口を体験します。
内容
1.開会あいさつ 2.参加団体紹介 3.訓練想定の説明 4.模擬訓練 5.プリペイドカード(電子マネー)、投資詐欺などの説明 6.フィッシング詐欺の類似体験 7.講評 8.見守り協力依頼 9.参加団体感想 10.閉会あいさつ
参加者
松山市市民生活課(消費生活センター)、愛媛県警察本部組織犯罪対策課特殊詐欺対策室、愛媛県警察本部サイバー犯罪対策課、松山西警察署生活安全課、松山東警察署生活安全課、地域包括支援センター生石・味生、地域包括支援センター味酒・清水、生石地区社会福祉協議会、味生地区社会福祉協議会、味酒地区社会福祉協議会、清水地区社会福祉協議会、伊予銀行味生支店、愛媛銀行本町支店
計45名程度
お問い合わせ
市民生活課(消費生活センター)
愛媛県松山市二番町四丁目7番地2 本館1階
課長:村本 実紀
担当執行リーダー:秀野 克幸
電話:089-948-6381
E-mail:shouhi@city.matsuyama.ehime.jp