特定外来生物「ヌートリア」が捕獲されました

更新日:2024年6月20日

発表内容

概要

令和6年6月20日(木曜日)、松山市小浜で特定外来生物「ヌートリア」が捕獲されました。愛媛県と松山市で捕獲されたのは初めてです。

捕獲確認までの経緯

松山市小浜の住民が自宅付近でヌートリアと疑われる個体を発見し、住民の関係者から
愛媛県衛生環境研究所生物多様性センター(以下「県生物多様性センター」)を通じ、
松山市環境指導課に情報提供があった。
松山市環境指導課が個体を回収し、 県生物多様性センターへ画像を提供、同定を依頼し、
県生物多様性センターがヌートリアと同定した。

捕獲の状況

【捕獲日】  令和6年6月20日(木曜日)
【捕獲場所】 松山市小浜【中島】 
【捕獲個体】 ヌートリア 1匹
       胴長35cm、尾長34cm
【被害の有無】農業被害は確認されていません。

ヌートリアの特徴

・南米原産の哺乳類で、頭から尻尾の付け根まで40 ~ 60cm程度、尾の長さは30 ~ 40cm程度
・体色は茶褐色、オレンジ色の前歯、後肢に水かきがある
・水辺に近いところにある植物を旺盛に食べるため、農業被害が生じることがある
・中国地方、近畿地方の西日本を中心に分布が広がっている

ヌートリアを見つけた場合

ヌートリアを見つけたら、情報提供をお願いします。
【内容】 目撃場所、写真、動画など
【連絡先】松山市役所 環境指導課  電話:089-948-6441

松山市の対応

●令和6年6月12日(水曜日)~
・愛媛県と連携し、情報収集や地域住民へ注意喚起
・侵入防止柵や電気柵の購入補助を情報提供
●令和6年6月13日(木曜日)~
・神浦地区を中心に、生息確認と捕獲箱わな設置場所の選定のため現地調査
●令和6年6月14日(金曜日)~
・地域の農作物被害を防ぐため、有害鳥獣の捕獲報償金の対象獣種にヌートリアを追加
 報償金額は1匹3000円
●令和6年6月18日(火曜日)~
・神浦地区に捕獲箱わなを設置
●令和6年6月21日(金曜日)~
・小浜地区を中心に、生息確認と捕獲箱わな設置場所の選定のため現地調査
●令和6年6月21日(金曜日)~ 28日(金曜日)
・中島本島の農業用ため池を調査し、ヌートリアの被害などを確認
 【調査範囲】中島本島の農業用ため池 58カ所

●松山市内の確認状況は、随時松山市ホームページで情報提供します。


捕獲された場所

お問い合わせ

環境指導課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2本館4階
課長:重見 大作
担当執行リーダー:横田 圭祐
電話:089-948-6441
E-mail:kankyok@city.matsuyama.ehime.jp

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