天守のしゃちほこ

更新日:2012年3月1日

天守のしゃちほこ

重要文化財である天守は、平成16年から平成18年にかけて保存修理工事を行いました。松山城の「しゃちほこ」の材質は瓦ですが、標高約160mの位置で、風雨や寒暖にさらされているため、81年目で交替しました。

現存天守の建造が1852年であることを考え合わせると、今回の「しゃちほこ」は3~4代目といったところでしょうか。

新調された「しゃちほこ」の愛称を平成18年に全国へ公募したところ、玉をくわえた南側(一ノ門から見える方)の「しゃちほこ」が「天丸(てんまる)」、口をつむった北側の「しゃちほこ」が「まつ姫」と命名されました。

大きさは、双方とも高さ125cm、幅80cm、奥行き50cm。また、重さは「天丸」が137.55kg、「まつ姫」が132.85kgです。この一対の「しゃちほこ」が松山城のてっぺんから松山を見守っています。

天守の瓦も寿命のため2500枚が交換されました。その裏を利用して工事中に訪れた2万人の方に記名をしていただきました。瓦の寿命は約50年と言われていますので、半世紀後、運のいい方は、ご自分が記名した天守の瓦に再会できるかもしれませんね。

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