侍の似顔絵

更新日:2022年2月1日

侍の似顔絵


発見された下見板の絵

平成16年10月から平成18年11月まで、松山城の重要文化財である天守などを保全するための大規模な修復工事が行われました。これは、白ありによる被害の拡大や年数経過による瓦や壁などの傷みが大きくなったためで、「平成の大改修」とも言われました。

 この工事の過程で発見されたのが、江戸時代に下見板の裏面へ墨で描いたと思われる、侍の似顔絵です。この板が使われていた場所(天守の2階)から推測すると、焼失後の天守本壇の再建時(1848年から1852年の間)の落書きだと考えられています。

 また、ここに描かれているのは誰なのかは分かりませんが、上から見た侍が紋の付いた「かみしも」を着用していることから、工事の指揮・監督をしていた作事奉行かもしれません。この下見板は天守内に展示してあります。

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