平成26年8月5日 第17回 「俳句甲子園」 ほか

更新日:2022年2月22日

  • 日時 平成26年8月5日(火曜日)午前11時から
  • 場所 本館3階第1会議室
  • 記者数 13人

議題

  • 第17回 「俳句甲子園」について
  • 第49回 松山まつりについて

会見要旨

それでは、まず、第17回「俳句甲子園」について説明します。
8月23日(土曜日)、24日(日曜日)に、第17回全国高等学校俳句選手権大会松山「俳句甲子園」が行われます。
ご存知のとおり、俳句は5・7・5の17音から構成されています。この17音と同じ17回という俳句ならではの節目の年ですので、正岡子規の革新の精神を受け継ぎ、松山が俳句の風を絶やさず広め続ける決意を持って望んでいただきたいと思います。
今回は、地方大会及び投句審査に29都道府県から87校119チームがエントリーし、参加校は過去最高になっており、ゲスト審査委員長には、作家で俳句にも造詣の深い石田衣良さんをお招きします。
また、教育的な観点から、俳句甲子園参加校拡大を目指して、最優秀句が文部科学大臣賞をいただけることになっています。
松山市内からは、松山東高等学校A・B、愛光高等学校、松山西中等教育学校A・Bの5チームが参加します。
松山の夏の風物詩となった俳句甲子園ですが、ぜひ会場で、真剣勝負をする高校生を見ていただきたいと思います。
そして8月25日(月曜日)には、第17回「俳句甲子園」記念シンポジウム俳都松山宣言~十七音が世界を変える~が子規記念博物館で行われます。
発表者は、俳人であり日本研究者でもある 駐日スウェーデン大使のラーシュ・ヴァリエ氏にお越しいただき、俳句の未来は、日本だけでなく世界に広がっているという視点からお話しいただくことになっています。
また、テレビやラジオで大活躍中の夏井いつきさんを進行役に、松山ゆかりの3人の俳人を招きパネルディスカッションも行い、「俳句対局」という囲碁や将棋の対局のような形式で俳句の出来を競う新しい俳句の楽しみ方もご提案いただくことになっています。
市民の皆さまには、この機会にぜひ、俳句の新しい風に触れていただければと思っています。

次に「第49回松山まつり」について説明します。
今年は、8月8日(金曜日)から10日(日曜日)の3日間にわたり昨年と同じく、大街道・千舟町・城山公園掘之内地区を会場に開催します。
8日(金曜日)は18時に、9日(土曜日)、10日(日曜日)は17時に大街道商店街から出発し、千舟町おどり会場で踊りを披露します。
今年のおどり連では、8日(金曜日)に道後温泉本館改築120周年記念作品「道後湯の里」の衣装に扮した坊っちゃん劇場の劇団員が 最終連の「ええやないか!松っちゃま連」の山車の上からパフォーマンスを行う予定です。
また、9日(土曜日)は地区予選を勝ち抜いて「第85回都市対抗野球大会」で、歴史的初勝利を収めた「松山フェニックス」の選手を、ユニフォーム姿で松山市役所連にお招きして、さらに「野球拳おどり」を盛上げていただく予定です。

おどり連の最終パフォーマンス会場である、城山公園堀之内会場は「こころ踊る!まつこいパーク」をテーマに、お子様から高齢者まで楽しんでいただける「まつり」を目指しており、メインステージでは「まつこいステージ演舞」と題して「野球拳おどり」「野球サンバ」に参加する連やチームが 華麗な演舞を披露するなど多彩なステージイベントを開催するとともに、約40店舗の飲食・物販ブースを構えるほか、2008年メジャーデビューし、男女二人組みの音楽グループとして活躍しているMAY’S(メイズ)さんの無料ライブを行います。
ボーカルの片桐舞子さんは、群馬県片桐会片桐流民謡の家元の娘として生まれ、両親ともに民謡の師範という「唄」のサラブレッドで、伝統の中に育った彼女だからこそ、伝えられる今の音楽があると、「本物だが、聴きやすくポピュラー」「伝わる音楽」『詩・ことば』という世界観を何よりも大事にされています。
松山市でも、歴史的な文化人が残した「ことば」を守りつつ、今の「ことば」も大事にしていく「ことばのちから事業」に取り組んでいますので、この共通点から、このたび「松山まつり」にご招待しました。

また、城山公園のやすらぎ広場では、商工会議所の青年部の皆さんにご協力いただき、毎年、お子様に人気の障害物に隠れながらボールを当てあう「バトルキッズ」ゲームや射的やボールすくいなど 楽しいゲームが盛りだくさんの「YEG(ワイ・イー・ジー)ゲーム村」で楽しんでいただけると思いますので、多くの方にご来場していただきたいと思います。

以上で説明を終わります。

【第17回「俳句甲子園」】
(記者)
俳句松山宣言とは具体的にどのようなものか?
(市長)
およそ100年前、正岡子規が起こした俳句の革新運動によって、松山から多くの俳人が生まれました。現在、松山で生まれた俳句甲子園が、若者に俳句の多様性を示して、多くの俳句に関わる若者を生み出しています。俳句甲子園が17回の節目を迎える今年、俳都を宣言し、決意を新たにします。シンポジウムの中で、俳句界で松山が果たしてきた役割や歴史、今後の取り組みについて話し合い、俳都の方針を宣言として打ち出します。俳句の都である俳都を名乗ることを街のイメージ発信の手段の一つとし、松山の俳句に関するコンテンツ全体をブランドとしてPRしていきたいと考えています。

【水資源対策検討特別委員会】
(記者)
昨日の水資源対策検討特別委員会で、2005年の決議の見直しも含めて議論していくということだが?
(市長)
今までどおり、西条市さんの水を守ることを最優先に、黒瀬ダムからの分水が実現するよう努力していく姿勢に変わりはありません。
委員会での、各委員のご意見に耳を傾けながら、ご理解いただけるよう丁寧に説明していきたいと考えています。
(記者)
委員会では、なかなか前に進んでいないことへの苛立ちが、議会の方では強いような印象もありましたが、その点については?
(市長)
やはり、どうしても繊細な事柄ですので、どうしても時間がかかるという側面はあるかと思います。
(記者)
自民党幹部は、この点を市長選の争点に、押し上げようという構えですが?
(市長)
先ほど申し上げたとおり、委員会でも各委員の意見に耳を傾けながら、ご理解いただけるよう丁寧に説明していきたいと思います。
(記者)
本当に松山分水が実現すると考えているか?
(市長)
粘り強い交渉に努めていきたいと思っています。
まさに綱渡りの状況が続いています。私が就任させていただいたのは、平成22年の11月でしたが、翌年、平成23年は1月以降の降水量が平年と比べて極端に少なく、石手川ダム、地下水とも平年値よりも下回りました。そこで、国土交通省は4月の25日に第1回石手川渇水調整協議会を開催しました。そして、公営企業局も4月26日に渇水対策委員会を開催して、広報車による節水の呼びかけを開始し、5月10日からの降雨によって渇水対策を13日に終了しました。平成23年もやはり渇水対策をやっているのです。

翌年の24年度も、5月の降水量が平年に比べて極端に少なく、地下水が大幅に低下しました。公営企業局は6月4日に渇水対策委員会を開催して、広報車による節水の呼びかけを開始し、6月8日からは減圧給水を実施しました。6月12日から雨が降ったので、6月20日には渇水対対応を終了しました。

その翌年、平成25年はどうだったのかというと、これも4月から5月の降水量が平年と比べて極端に少なく、梅雨入り後も降雨に恵まれず、国土交通省は6月14日に第1回の石手川渇水調整協議会を開催しました。公営企業局も6月15日に渇水対策委員会を開催して、広報車による節水の呼びかけを開始し、6月17日からは減圧給水を実施しました。6月19日からは雨が降って、21日渇水対応を終了しました。

毎年、綱渡りの状況が続いているわけです。また、未だ水道が整備されていない地区があります。例えば、伊台や五明といった松山市北部の山間地、そして吉藤をはじめとした水道の隣接区域で、こうした地域からは水道施設を望む声が寄せられているにもかかわらず、水源に余裕がないので、水道を整備することができていない現状があります。こうした事情も踏まえて、適切に検討したいと思います。

一方、近年の実績値というのは渇水対策として、先ほどのように減圧をしてもともとの給水量を減らしていたり、景気の低迷時に各企業が業務を減少されていたりして、家庭や民間事業者の水の使用量が減っていることなどが反映されていると考えます。
ですので、近年での実績値のみで見直すというのは、本当に必要な水量ではなく、行政が最も心がけなければならない都市の安全・安心を損なう恐れがあるため、見直しは適切に検討していきたいと考えています。
(記者)
議会が何か提案してくれば、分水以外の方策を検討するつもりはあるのか?
(市長)
適切に検討させていただくことになります。
(水資源担当部長付)
対応策だけではなくて、長期的な需給計画は平成27年度を計画目標としていますので、
今、市長の方からも申しましたとおり、これまでの渇水の影響がどうであったかということも考慮して検討していくことが必要であると考えています。
(記者)
今の計画は目標年度を平成27年度にされているということですが、その後の需給計画について見直すことは?
(水資源担当部長付)
先ほども市長が申し上げましたけれども、例えば渇水の影響もございますので、そういった部分も適切に判断するとか、前回から10年たっていますので、検証していただきたいと思います。

【夏休み】
(記者)
盆休みはどのように?
(市長)
ないと思います。
公務が入ってくると思いますし、政務も入ってくると思いますし、やはり時間は詰まってくると思います。

【基本政策(市長公約)】
(記者)
公約達成度をあえて点数化するとすれば?
(市長)
よく点数化してくださいと言われますが、難しいです。一定のところはできたのではと思います。
(記者)
ご自身の合格ラインは超えているか?
(市長)
私は公約を掲げて、公約の実現に努力をする、それを評価いただくのは市民の方ですから、私が評価するべきものではないと思います。

【松山まつり】
(記者)
市長は、松山祭りはどこかで踊られるのか?
(市長)
はい、毎年のことですが、2日目、野球拳踊りに小説「坊っちゃん」の一員になり、「坊っちゃん」で今年も「赤シャツ」や「野だいこ」と一緒に踊らせていただく予定です。
(記者)
市役所の連か?
(市長)
そうです。

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