平成27年1月27日 「友好都市提携10周年記念平澤市代表団」の松山市訪問について ほか

更新日:2022年2月22日

  • 日時:平成27年1月27日(火曜日)午前11時から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:14人

議題

  • 「友好都市提携10周年記念平澤市代表団」の松山市訪問について
  • 坂の上の雲ミュージアム第9回企画展テーマ展示

  「近代国家制度の形成2子規・真之の青春」の開催について

会見要旨

本日の記者会見に入ります前に、先週の23日(金曜日)に環境省からうれしい報道発表がありました。
全国の人口50万人以上の都市の中で、松山市の1人1日当たりのごみの排出量が平成25年度も最少になりました。これで平成18年度から、8年連続で日本一になりましたが、これもひとえに、市民の皆さんの環境に対する高い意識と日ごろからのご協力のお陰だと深く感謝しています。
今後も全国で23都市しか選ばれていない「環境モデル都市」の強みを生かし、
さまざまな施策を積極的に展開していこうと思いますので、よろしくお願いします。

それでは、本日の議題2件について説明します。
まず、「友好都市提携10周年記念平澤市代表団」の松山市訪問についてです。
松山市と韓国・平澤市は、平成16年に友好都市提携して以降、中学生の夏休みの相互訪問をはじめとした青少年交流や、愛媛マラソンと平澤港マラソンを通じたスポーツ交流など、さまざまな交流を行ってきました。
そこで、友好都市提携10周年記念行事として、2月6日(金曜日)から8日(日曜日)まで孔在光(コン・ジェグァン)市長をはじめ17名の平澤市代表団をお迎えします。
滞在中には、2月8日(日曜日)の愛媛マラソンの開会式やスタートセレモニーにご参加いただくほか、平澤市代表団からも、5名のランナーが愛媛マラソンに出場します。平澤市の皆さんには、沿道からの途切れることのない声援、愛媛・松山の特産品のおもてなしなど、愛媛マラソンの魅力を十分に 感じていただきたいと思います。
 また、昨年4月、平澤市の韓国観光高校の観光日本語通訳学科の生徒さんが修学旅行で本市にお越しいただいた際には河原パティシエ・医療・観光専門学校で浴衣の着付けや、餅つきの体験などを通じて学生間の交流を深めました。
今回も、平澤市代表団の皆さんが7日(土曜日)に同校を訪問し、生け花を体験されるほか、学生から手作りのお菓子で「おもてなし」をしていただきます。

なお、平澤市の民間親善団体である平澤国際交流協会の皆さんも合わせて訪問されることになっており、本市の民間親善団体である松山・平澤友好協会が、7日(土曜日)にホームステイ、8日(日曜日)にバスツアーなどを企画し、民間レベルでの交流を深める予定と伺っています。
平澤市は海外21都市と姉妹・友好都市提携を結ばれていますが、孔市長は、昨年7月に平澤市長に就任され今回の訪問が、姉妹・友好都市の初めての訪問とお伺いしています。
この友好都市提携10周年記念行事を通じて、これまで築いてきた両市の友好の絆を再確認し、今後さらに友好都市交流を進展していきたいと考えています。
 
次に「坂の上の雲ミュージアム 第9回企画展テーマ展示『近代国家制度の形成2 子規・真之の青春』」について説明します。
坂の上の雲ミュージアムでは、平成19年4月の開館以来、全国から多くの皆さまにご来館いただき、昨年5月には、110万人目のお客様をお迎えすることができました。
ご存じのとおり、作家司馬遼太郎さんの代表作『坂の上の雲』は、松山出身の秋山好古、秋山真之、正岡子規の3人の主人公を中心に千数百人の登場人物の人生を描く中で日本の近代国家制度の形成過程を生き生きと表現した作品です。
坂の上の雲ミュージアムでは、この作品の世界を「近代国家制度の形成」、「日露戦争と明治のジャーナリズム」「人びとの人生」の三本の柱に沿って、毎年新しいテーマで展示を行っています。
今回は、「近代国家制度の形成」に関する展示の第2弾として、「子規・真之の青春」というテーマで、2月24日(火曜日)から来年の2月14日(日曜日)まで企画展を開催します。
明治初期の松山中学校では、その自由な校風に引かれて多くの若者が学びました。しかし、正岡子規と秋山真之が入学するころには規制が強まり、若者たちはより良い教育を求めて上京の夢を抱くようになります。
1883(明治16)年に上京した子規と真之は、共立学校などで勉学に励み、東京大学予備門に入学します。東京には全国から優秀な若者が集まり、彼らは勉強だけでなく、寄席などの娯楽や、野球のような新しいスポーツに触れ、近代的な東京の文化を満喫しました。今回は、子規と真之の青春時代の教育や書生としての生活などの展示を通して、 明治の若者の実像に迫ります。

資料として、4階の展示室のレイアウトをお配りしていますが「松山中学校時代の子規と真之」や、「明治の書生」をご覧いただく構成です。また、右下の映像展示コーナーでは、「子規・真之の書生時代」を分かりやすく解説します。
展示資料で初公開になるのは、上段一番右の「正岡子規が落第したときの東京大学予備門試験問題」と、その左隣の、今回新たに見つかった「子規の予備門での最初の成績表」です。また、中段右ですが、子規ら当時の書生たちが愛読した坪内逍遥の「当世書生気質」を展示します。
そのほか、子規と真之が熱中した寄席通いの関連資料として、中段左の三遊亭円朝の羽織、いまのアイドルにあたる「娘義太夫」のビラ、このチラシには掲載されていませんが、子規と真之の青春時代の貴重な資料で、子規の上京時の紀行文である「東海紀行」や「松山中学の子規・真之の試験採点表」など、数多くの実物資料を公開します。
 なお、この会見が終わりましたら、坂の上の雲ミュージアムの松原館長から詳細について記者クラブでレクチャーをさせていただきますのでよろしくお願いします。
 
それでは、最後に「えひめご当地こなもんサミット2015in(いん) 三津浜の開催について」お知らせします。
2月14日(土曜日)、15日(日曜日)アイテムえひめFAZプラザで、松山市が毎年開催している「まつやま農林水産まつり」と「まつやま食育フェスタ」にあわせ今年から新たに「ご当地こなもんサミット」を実施します。
このイベントは、三津浜地区のまちづくり団体などで構成された「ご当地こなもんサミット実行委員会」が主催する四国初のこなもんバトルイベントで愛媛県内のご当地こなもん13店舗が一堂に集まり、来場者の皆さんに投票していただき、初代こなもん王者を決定します。
三津浜地区には、昔から地元の方々に親しまれているソウルフード「三津浜焼き」があり、「こなもんグルメ」を通じて、三津浜地区のブランド力を高め、新たな活性化につなげようとこのイベントを企画されたと伺っています。
本市でも、昨年7月に「三津浜活性化計画」を策定し地域の活性化に取り組んでおり、本イベントを応援しています。ぜひ、ご家族、ご友人をお誘い合わせの上、多くの方にご来場いただければと思いますので、よろしくお願いします。
以上で説明を終わります。

【平澤市友好都市提携10周年】
(記者)
友好都市提携10周年の所感は?
(市長)
今回の受け入れをとおして、両市の友好を深めるのはもちろんのこと、私も孔市長さんと初めてお会いしますので、市長同士の親密な関係も築きたいと思っています。
また、愛媛マラソンに合わせての訪問ですので、松山市を代表するスポーツイベントの魅力を感じていただくとともに、松山城や道後温泉など松山市の観光を平澤市にPRしたいと考えています。
(記者)
10年前と比べて、両市の友好は具体的にどのように深まったと思うか?
(市長)
毎年、夏休みには、中学生がお互いの国を訪問し、ホームステイや文化体験の相互交流が行われています。平成18年から始まりましたが、松山市からは約80名、平澤市からは約100名がこれまでに参加しています。
また平澤市には毎年10月に開催されている「平澤港マラソン」がありますが、平成22年から延べ16名のランナーが松山市から参加しています。
一方、「愛媛マラソン」には、平成24年から、延べ9名のランナーが平澤市から参加しています。今回も平澤市の代表団の中から5名、平澤国際交流会からも1名、合計6名のランナーが参加されます。
(記者)
平澤市長が来られるのは久しぶりか?
(観光・国際交流課)
前市長が、平成16年に友好都市提携の調印式に、その後、平成24年に愛媛マラソンに合わせてお越しになりました。今回で3回目です。
(記者)
市長が平澤市を訪問する予定は?
(市長)
他の公務もありますので、私自身が行けない可能性もありますが、今回、孔市長をはじめとする平澤市の代表団に松山市を訪問していただくことになりましたので、今後、答礼という形で平澤市を訪問するのが望ましいと考えています。
日程は来年度、つまり今年の4月以降の訪問に向けて、平澤市と調整する予定です。

【愛媛マラソン】
(記者)
野志市長も愛媛マラソンにランナーとして参加するということだが、意気込みは?
(市長)
出るのはお礼を言うために走りたいと思っています。
私も前回走らせていただいて、5時間11分1秒もかかってしまいましたけれども、沿道には本当に途切れることのない声援があります。知っている人が走っているから応援に行くという方はおられると思いますが、あれだけの人数の応援です。おそらく、知った人は走ってないけれども応援に行こうという方は、かなり多いと思います。寒い中です。別に沿道に椅子が構えられているわけではありません。そういう中、応援に来てくださっている。そういうおもてなしが愛媛マラソンの人気度を、非常に全国でも高めてくれていますので、応援に来てくださってありがとうございます、というお礼を言うために。
私も2回前には給水所でのボランティアを体験しましたが、北条北中学校や内宮中学校で生徒さんをはじめ、ボランティアの方が、紙コップにスポーツドリンクや水を注いでいくわけですが、数多くのランナーの皆さんに、どんどん、どんどん渡さないといけないので、実は足元がびちゃびちゃになりながら長時間立ちっぱなしで一生懸命やってくれています。そういう方々に「ありがとう」という気持ちを込めて、走りたいと思っています。
実際、選挙がありましたから、前回に比べて練習は積めていません。
ですので、前回5時間11分1秒かかってしまったと言いましたが、ひょっとしたら全部42.195キロ、途中でお礼を言う余裕もなくなるかもしれません。
途中で止まってしまうかもしれません。それ以上、一切進めなくなるかもしれませんが、お礼を言いたいという気持ちで参加をさせていただきます。
(記者)
具体的に目標は?
(市長)
本当に、今回練習が積めていないので、どこまで走れるかというぐらいのレベルだと思います。
6時間で完走できたら、というぐらいの状態です。

【愛媛FC粉飾決算】
(記者)
愛媛FCの粉飾決算の問題は、いつ知って、どういう対応をしたのか?
(市長)
会見の数日前に概要は聞きました。これについては、公金を支出していますので、やはり私もちょっと報告が遅かったのではないのかなと感じるところです。
これから原因をしっかりと究明をしていただいて、しっかり説明をしていただくことが必要だと思います。
(記者)
報告が遅かったと感じているということだが、FCに何らかのことを言ったか?
(市長)
そのとき、どういうことを申し上げたかは、はっきりとは覚えていませんが、確かもう少し早く言ってもらいたいという趣旨は申し上げたのではないかと思います。
(記者)
どういうふうに知ったのか?
(市長)
市に、佐伯副社長が説明に来られました。
(記者)
Jリーグへ報告が11月19日、愛媛県への報告が12月8日、松山市へはその後か?
(市長)
1月13日です。

(記者)
2カ月程報告がなかったことになるが、どう考えるか?
(市長)
ばたばたされていたかとは思いますが、公金を支出している以上、やはり早めの報告が、あって然るべきではないかと思います。
(記者)
市は2千万円を出資しているが、どう考えるか?
(市長)
スタンスとしては、しっかりと原因究明をしていただいて、しっかりと説明をしていただきたいというところです。
(記者)
今4百株2千万円の粉飾決算した会社の株を公金で持っている状態だが、どう考えるか?
(市長)
説明を待ちたいというところです。今しっかりと原因究明をされているところだと思いますので、しっかりと原因究明をされて、そしてしっかりと説明いただくことが必要だと思っています。
(記者)
原因究明の結果によっては株式の売却も考えるか?
(市長)
全ては今、原因究明なされているところですから、原因究明を待って説明を待ってということです。
(記者)
粉飾決算の内容をどう受け止めているか?
(市長)
これから原因究明がなされる中で、しっかりしたことがでてくるでしょうから、それを見て判断したいと思っています。

【当初予算】
(記者)
来年度当初予算案の市長査定が終わったが、どこに重点を置く予算編成にしたいか?
(市長)
今回査定した予算は、来年度の一年間にわたるもので、量も分野も膨大です。先日、皆さまに申し上げたとおり、健全財政を維持することがまず一つ大事なこと。そして、市民の皆さんにお約束をした公約の実現も大事なこと。さまざまな分野に目配りをした査定になりました。
(記者)
具体的に、重点を置いている分野は?
(市長)
印象に残っているのは、大きく3つあります。
まず、子育て支援です。今、国の「待機児童」という定義も推移を見守らなくてはと思っていますが、もう一つ進めて入所待ち児童の存在もあります。入所待ち児童の解消に向けた取り組み、また、これまでにも申し上げていますが、子どもの入院費の無料化を中学3年生まで拡大したいと思っていますので、こういった子育て支援。
次に、やはりもともとある松山の中小企業さんに元気になってもらうための中小企業振興です。中小企業支援プログラムの実施。
そして、教育環境の整備で、公約に掲げているエアコンの整備を設置可能な園からやっていきたいと思っていますが、市立の幼稚園のエアコンの整備。小中学校への設置は今後導入手法などを検討していきたいと思っています。このようなことから、予算の総額としては過去最大の規模になるのではないのかと感じています。
(記者)
就任してから過去最大か?
(理財部長)
そうです。
(記者)
前の市長の時代からか?
(理財部長)
そうです。
(記者)
前の市長の時代も入れてということか?
(理財部長)
そうです。
(記者)
入所待ち児童の解消には、従来から力を入れているが、どの部分を拡充するのか?具体案は?
(市長)
具体的な案は、まさに予算案の発表のときを待っていただければと思いますが、私の思いとしては、そういうお子さんを預かることによって、また働く、雇用の確保にも繋がっていくわけですので、2面性があります。子育て支援にはこれからも力を入れていきたいと思っています

(記者)
中学3年までの入院費の無料化は、当初予算編成になっていくのか?もし、予算案が通れば、いつからスタートか?
(理財部長)
4月からです。
(記者)
幼稚園への空調整備は、もし予算が通ればいつから着手か?
(理財部 大濱部長)
これは、設置の状況等を確認する必要もありますので、いつからということは、はっきりとは申し上げられません。ただ夏場を見込んでということになるだろうとは思います。

【地域創生】
(記者)
地方創生について、案をまとめているということだったが、進捗は?
(市長)
はい。皆さんもご存じのように、国は2015年度の補正予算案に自治体の地方版総合戦略づくりや少子化対策などを支援する地方創生先行型交付金が盛り込まれましたので、松山市ではその対応を含めて人口減少対策などに積極的に取り組んでいきたいと考えています。総務省出身の西泉副市長をトップに今地域創生に関わる事業を取りまとめてもらっているところです。その内容は現在調整中ですので、予算案を発表するときにまた申し上げることができればと思っています。
(記者)
西条市に先を越されたが?
(市長)
各市の事情があると思いますし、西条市さんはご努力をされた、その賜だと思いますので、松山市もしっかりと取り組んでいきたいと思っています。

【新規水源】
(記者)
1月16日(金曜日)に1年半ぶりに水問題の協議会が開かれたが、その後に西条市が地下水を保存するための計画策定を27年度中、条例の改正を28年度中にするので、それまでは少なくとも協議会では、分水の議論はなされないと明言されている。2年ほど、協議会で分水について話し合われないということになるが、どう考えているか?
(市長)
今回9回目の協議になりました。愛媛県のご尽力に感謝しているところです。幹事会では西条市から黒瀬ダムの水利用を選択肢の1つとして検討したいという意向が示されました。これを受けた愛媛県が黒瀬ダムに西条市が求める水があるかどうか、今後検討することになった、西条市の懸念への対応策が科学的データに基づいて協議された、と報告を受けています。
特に今回、西条市さんが言及された黒瀬ダムの水利用は、その懸念を払拭したうえで、もし仮に余剰があるのであれば、分水をお願いしたい本市にとって、その水量を左右する具体的な内容であるだけに、踏み込んだ印象を持っています。水問題は皆さんご存知のとおり、大変難しく、市民の皆さんへその取り組みの状況を目に見える形で表すことのできる協議会は非常に意味があると考えていますので、これまでどおり協議の進捗を注意深く見守りながら、その実現に向けて全力で取り組んでいきたいと考えています。

(記者)
一市民として、2年先まで議論されないと思うと、保留の時期が長いという印象を受けるが?
(市長)
これまでどおり、協議の進捗を注意深く見守りながら、その実現に向けて全力で取り組んでいきたいと思っています。
(記者)
協議会とは別で、例えば市長が直接、西条市に行く考えはないか?
(市長)
今のところは私の気持ちは先ほど申し上げたとおりです。

【孤立死】
(記者)
松山市内で今月に2件孤独死が判明し、取材すると民生委員や見守りネットワークのフォローの網から漏れているケースがあるように思うが、孤独死を防ぐための方策をどう考えているか?
(市長)
松山市では孤立死の対策として、ご存知の民生児童委員さんの日常的な見守り支援活動のほか、一日一食を配る配食サービス事業があります。また週2回乳酸菌飲料を配る愛の一声訪問事業、定期的に自宅を訪問する独居高齢者見守り委員設置事業、緊急時の対応や安否確認を行う緊急通報体制整備事業、そして民間事業社の協力で実施している松山市見守りネットワークなどを実施しています。今後も地域の見守り体制を強化し、孤立死を防止、また早期発見に努めたいと考えています。
(記者)
亡くなった方は、自分からそういう制度の登録を拒否していたようだが?
(市長)
これからも、現場の声を頂きながら常に知恵と工夫でセーフティーネットと言いましょうか、網から漏れる方が出ないように、さまざま方策を考えていきたいと思っています。私が就任させていただいて、新たに始まったのが松山市見守りネットワークだと記憶しています。県外の事例で姉妹の方が孤立死された事件を受けて、松山市ではそういった不幸な事例を起こすことのないように対策を考えてくれということで。何でもパーフェクトな制度はありませんので、知恵と工夫を凝らしながらやっていきたいと、そういう不幸な事例がでないようにしていきたいと感じています。

【地域猫活動】
(記者)
松山市の古川南地区で、地域猫活動といい、野良猫を去勢して、地域でえさをやって天寿を全うさせる地域猫活動が始まったそうだが、この地区の話では、一地区では限界があるので行政が支援し、市の一定規模でやってほしいという要望を聞いたが、行政として何か考えているか?
(市長)
地域猫のことは名前は聞いたことがありますが、詳しくは知らないので、また勉強させていただいたらと思います。

【松山東高校選抜大会出場】
(記者)
高校野球の選抜大会に松山東高校が82年ぶりに出場するが、所感を。
(市長)
限られた練習時間であると伺っています。グランドもそんなに広くありません。そういった練習環境を克服して、文武両道の精神で努力された、その結果、夏の大会でも県で準優勝、秋の大会でも県で準優勝、82年ぶりの春の甲子園出場と、本当に私も松山市の市長として大変うれしく思います。
在校生や多くの卒業生のみなさんも大変お喜びのことと思います。公務も多々ありますが、試合と公務の日程があえば、ぜひ甲子園に行って、皆さんと一緒にエールを送りたいと思っています。
(記者)
このぐらいの結果をというのはあるか?
(市長)
いえ、もう松山東高さんらしい戦い方を見せていただければと思います。
松山の先輩である近藤兵太郎さんが主人公の「KANO」という映画が1月24日(土曜日)から公開をされました。私も観てきましたが、野球というのは、ご存知のように試合だけでなく、例えばプレーに行くときの、ダッグアウトに出ていくときの姿勢も、観客の皆さんに伝わるものがあります。いろいろなところでお客さまに伝わることがありますので、試合に勝てればいい、それは勝てれば最高ですけれども、もちろん勝ちを目指して努力をされると思いますけれども、松山東高さんらしい戦い方をしていただくというのが正直思っているところです。応援をしたいと思っています。
(記者)
選抜出場を祝う懸垂幕を掲げているが、他に何か松山東高に対するサポートとして考えているか?
(市長)
今までの例ですと、壮行会が行われると思います。済美高校さんのときは、松山市役所の前で壮行会を開催させていただきました。またそのように考えていきたいと思います。

【レッグ関連】
(記者)
レッグ問題だが、対策費は来年度当初予算案に入るのか?
(市長)
最終処分場の支障などの恐れを除去するための対策工事などに必要な予算を計上することになると思いますが、詳細は予算案を発表するときに申し上げますので、現時点では差し控えさせていただいたらと思います。

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