中央消防署に高性能の災害対応用ドローンを新しく配備するのに合わせ、ドローンを使った訓練と警防訓練指導会を行います

更新日:2024年10月10日

発表内容

目的

 令和3年から中央消防署にドローンを配備し、災害現場で役立てています。さらに高性能のドローンに更新するほか、東消防署、南消防署、西消防署にも新しくドローンを配備し、運用を開始します。
 合わせて、スピーカーで呼び掛けや、写真撮影で3D画像を作成できるなど高性能ドローンの新しい性能を生かし、救助訓練を行い、災害現場で効果的に運用します。
 また、ドローンの操縦者に専用バッジを作成し、貸与します。松山市の市花「ヤブツバキ」がモチーフです。
 同時に、警防訓練指導会を開催します。火災現場を想定した訓練で、日ごろ培った技能や技術を披露し、円滑に消防活動できる技術や知識を高めます。

日時

令和6年10月17日(木曜日) 13:00 ~ 16:15
       18日(金曜日) 13:00 ~ 16:00
雨天決行です。災害や荒天の場合、中止します。

場所

愛媛県消防学校 (松山市勝岡町1163-15)

内容

●令和6年10月17日(木曜日)
 13:00~ 操縦者の代表者に専用バッジを貸与

 13:10~ ドローンを使った救助訓練
 【想定】愛媛県直下が震源の地震で、松山市は最大震度7を観測し、8階建てビルに逃げ
 遅れた人がいると情報が入る。上階への進入に時間がかかると判断し、ドローンで情報
 収集を実施し、7階に要救助者を発見したため、救出活動を行います。
 【概要】音声で要救助者へ呼び掛け、災害現場の3D画像をその場で作成 ほか

 14:00~ 警防訓練指導会 中央消防署、西消防署 5組20名
 【想定】2階建て建物の1階部分から火災が発生し、建物内に逃げ遅れた人がいる想定で、
 火災出動時の活動を行います。また、その活動を評価し、技術を高めます。
 【概要】1組14分間で出動、消火、救助の訓練を一連で行います。
 ・出動訓練:装備を着装し、車両で走行し現場に到着するまでを行います。
 ・消火訓練:ホースを延長し、放水態勢をとり、屋内へ進入して消火活動します。
 ・救助訓練:三連梯子で建物2階に進入し、要救助者を1階まで救出します。

●令和6年10月18日(金曜日) 
 13:00~ 警防訓練指導会 東消防署、南消防署  7組28名

配備

●中央消防署 1機
【大きさ】縦470mm×横585mm×高さ215mm
【性能】 動画・静止画撮影、6方向障害物検知、ズーム200倍、飛行時間41分、
     耐風性能15m、雨天時の使用、レーザー距離、スピーカー・サーチライト、
     赤外線カメラ、オルソ画像作成
【特長】 ・雨天時の災害現場で活動できます
     ・スピーカーが付いており、音声で呼び掛けできます
     ・現場で瞬時に数百枚の写真を撮影し、その場で3D画像を作成できます
     ・高倍率のズームで、離れた場所からでも災害現場を詳細に確認できます
     ・6方向障害物検知で、全方向の障害物を検知し、安全に飛行できます
●東消防署、南消防署、西消防署 それぞれ1機
【大きさ】縦347mm×横383mm×高さ107mm
【性能】 動画・静止画撮影、6方向障害物検知、ズーム3倍、飛行時間46分、耐風性能12m

操縦者用バッジ

市花の「ヤブツバキ」をモチーフに、おしべとめしべをドローンに見立てています。離陸したドローンが、任務から無事にヤブツバキ(松山市)に帰還するよう願いを込めて作成しました。ドローンの操縦者はアポロキャップ(帽子)に付けて業務を行います。
【貸与者】ドローンの操縦者 89名

参加者

消防局長、中央消防署、西消防署、東消防署、南消防署 延べ100名程度

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お問い合わせ

警防課
〒790-0811 松山市本町六丁目6-1
課長:菅 直樹
担当執行リーダー:渡部 剛
電話:089-926-9220
E-mail:sbkeibou@city.matsuyama.ehime.jp

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