障がい者団体と合同で救助訓練を実施します

更新日:2023年11月29日

発表内容

目的

 南海トラフ巨大地震は、30年以内に80%の確率で発生すると言われており、松山市をはじめ県内全体で被害が想定されています。地震で障がい者が被災し、建物などに閉じ込められた場合、救助隊の呼び掛けに気付いたり、助けを求めたりするのが難しく、発見や救出に時間を要すると推測されます。
 障がい者団体との合同訓練を実施し、要救助者と救助者がお互いの理解を深め、共通の認識を持ち、効率的な救助方法を確立します。また、さらに安心して社会参加できる環境を整え、「誰も取り残されず、みんなが安心して、いきいき暮らせるまち」の実現を目指します。

日時

令和5年12月8日(金曜日)9:30~12:00

場所

東部防災拠点(松山市上市一丁目3番50号)

内容

9:30~ 開会 あいさつ、訓練説明

9:35~ 検証訓練 防災備蓄倉庫を要救助者が取り残された建物に見立て訓練します。
●ベーシックサーチ 呼び掛けで要救助者を検索(9:35~)
 ・聴覚に障害のある方が要救助者役です。建物に取り残されているのを伝えるため、笛や打音などさまざまな方法を試します。
 ・消防隊員は音などから情報を収集し、要救助者を検索します。
 ・手話通訳者が訓練をサポートし、訓練参加者と消防隊員が協力して効果的な方法を探ります。
●テクニカルサーチ 電磁波探査装置などの機器で要救助者を検索(10:00~)
 ・要救助者の検索で使う機器が、呼吸を補助する器具などに影響しないか確認します。
 ・要救助者が呼吸を補助する器具を使用していた場合、機器での検索に影響があるか確認します。

11:00~ 震災救助想定訓練
 ・ダミー人形を障がいのある要救助者に見立て、救助訓練を行います。
 ・ベーシックサーチ、テクニカルサーチで検索し、建物の隙間から救助します。
 ・障害のある参加者に訓練の様子を見学してもらい、災害発生時の救助活動への理解を深めます。

11:55~ 閉会 訓練講評 松山市東消防署副署長 只信 省三(ただのぶ しょうぞう)

参加者と人数

松山市障害者団体連絡協議会、松山市東消防署、松山市中央消防署 計20名程度

お問い合わせ

東消防署
〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町18番4号
署長:中矢 弘徳
担当執行リーダー:乗松 敏泰
電話:089-933-0876
E-mail:sbhigasi@city.matsuyama.ehime.jp

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2023年11月

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