釣島灯台が国の重要文化財に指定されます
更新日:2023年11月16日
発表内容
内容
文化審議会は、令和5年11月24日(金曜日)に開催された文化庁文化審議会文化財分科会の審議と議決を経て、松山市泊町にある「釣島灯台」を重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。
後日、官報で告示され指定されます。松山市内の国宝・重要文化財(建造物)は、合計18件になります。
答申日
令和5年11月24日(金曜日)
答申された有形文化財(建造物)
1.種別
重要文化財(建造物)
2.名称及び員数
釣島灯台 灯台 1基、旧官舎 1棟、旧倉庫 1棟
附 石垣 2所、旧日時計 1基、断簡類 200点、図面 1枚
3.特徴など
釣島灯台は、忽那諸島の釣島に建つ石造の洋式灯台で、明治6年に建設されました。兵庫の開港に合わせ瀬戸内海に設置された灯台の一つです。また、「日本の灯台の父」と呼ばれるイギリス人リチャード・ヘンリー・ブラントンが明治元年の来日直後に立地選定から建設まで主導した、日本で最初期の洋式灯台でもあります。航行の難所である伊予灘と安芸灘を行き交う船舶の安全を明治初期から守り続けた洋式灯台として、近代海上交通史上、価値が高く、関連施設で旧官舎や旧倉庫が、敷地を構成する石垣とともに良好な状態で残っている点でも貴重です。
4.所有者
国[海上保安庁]、松山市
5.所在地
松山市泊町1433番1、2
報道機関の皆さんへのお願い
現地取材は令和5年11月22日(水曜日)に対応します。同行の都合で、令和5年11月21日(火曜日)16時までに文化財課(担当:岸見)にお知らせください。
※往路:三津浜9:10発 釣島9:35着 復路:釣島16:02発 三津浜16:25着
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お問い合わせ
課名:教育委員会事務局文化財課
所在地:松山市三番町六丁目6番地1
課長:岸 洋三
担当執行リーダー:岸見 泰宏
電話:089‐948‐6603
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp