有害鳥獣による被害の防止に向けた取組

更新日:2025年7月16日

松山市鳥獣被害防止計画

 平成20年2月に「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」が施行され、松山市でも、鳥獣による農林水産業等への被害防止のための施策を総合的かつ効果的に推進し、農林水産業の発展等に寄与することを目的に、平成23年度に松山市鳥獣被害防止計画を策定し、現在は第5期計画(令和5年度から7年度)に基づいて鳥獣被害の防止に取り組んでいます。

有害鳥獣の捕獲

 近年、イノシシやサル等の有害鳥獣による農作物被害が広域化し、市街地周辺にまで出没するようになりました。
 そこで、イノシシやサルに限らず野生鳥獣による農作物被害で困っている地域で、市内の猟友会の協力により、捕獲を実施しています。

【参考】主な有害鳥獣の捕獲実績(令和2年度~令和6年度)
鳥獣名 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
イノシシ 3,066頭 2,582頭 3,831頭 2,534頭 3,788頭
サル 87頭 124頭 170頭 113頭 171頭
シカ 350頭 497頭 617頭 690頭 769頭

狩猟期間

 愛媛県では、イノシシ・ニホンジカが「11月1日から翌年3月15日まで」、それ以外は、「11月15日から翌年2月15日まで」です。
 狩猟期間以外に野生鳥獣を捕獲するには、松山市の許可が必要です。(※狩猟期間中であっても鳥獣保護区等に指定されている場合は、許可が必要。)

鳥獣被害防止施設等資材購入費への補助

農地への侵入防止のために施設(電気柵、金網、トタン板など)を設置する農家の方に対して支援を行っています。
 松山市鳥獣被害防止施設等資材購入費補助金については、こちらのリンクを参照ください。

狩猟免許の新規取得への補助

有害鳥獣の捕獲に必要な狩猟免許の取得に必要な費用の一部を補助しています。
 新規ウインドウで開きます。松山市狩猟免許取得補助金については、こちらのリンクを参照ください。

モンキードッグによるサルの追い払い(モンキードッグ導入事業)

モンキードッグとは、サルによる農作物被害を防ぐため、サルの追い払いを目的として、専門の機関で訓練された犬のことで、現在、3頭のモンキードッグを市が認定し、北条粟井地区(2頭)、伊台地区で、日々、被害防止のため、活動しています。
市では、現在、モンキードッグの飼い主を募集しています。
詳しくは、松山市農林水産振興課までお問合せください。

地域に寄り添った対策

 松山市では、愛媛大学農学部と連携し、鳥獣被害のある集落を訪問し、地元農家等の声を聞きながら取組を提案、実施するなど、地域の実情に沿った対策を進めています。
 ・イノシシ等、野生動物の生息調査や地元報告会、対策検討会の実施
 ・地元農家等が協力して設置する共同柵の整備と柵周囲の定期的な草刈りの実施
 ・集落独自の鳥獣対策の取組計画の作成と住民主体の取組を実施

以下、具体的な取組事例

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お問い合わせ

農林水産振興課

〒790-8571 愛媛県二番町四丁目7-2 本館8階

電話:089-948-6567

E-mail:nousuisinkou@city.matsuyama.ehime.jp

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