新たに「松山市文化芸術振興計画」を策定しました

　松山では古くから文化の醸成に力が入れられ、能楽や茶道などの伝統文化や、俳句や小説をはじめとしたことば文化、さらには現代芸術に至るまで、多様な文化芸術を育んできました。文化芸術の持つ創造性は、観光、産業振興、福祉、まちづくりなどへ横断的に活用され、活躍の範囲を大きく広げています。
　そこで松山市では、文化芸術を取り巻く環境の変化に迅速に対応し、文化振興を計画的に進めるため、新たに「松山市文化芸術振興計画」を策定しました。今後も本計画に基づき、さまざまな分野へ文化芸術を活用し、潤いと魅力あふれるまちづくりに取り組みます。

　文化芸術を創作する人や演じる人をはじめ、観光資源やまちづくりに生かす人など、松山の文化芸術にさまざまな形で関わる人を「まつやま文化人」とし、「市民全員が“まつやま文化人”」を将来ビジョンにしています。その実現のため5つの目標を定め、「総合情報戦略」、「文化創造戦略」、「ことば文化発信戦略」の3つの戦略に取り組みます。

平成30年3月30日（金曜日）

　市民意識調査や文化団体へのアンケートをはじめ、公募のワークショップを開催し、幅広く市民の皆さんの意見をいただき、また、関連する部署で庁内作業部会を設け素案を作成し、学術経験者や文化芸術の関係者の策定懇話会で検討を進めました。平成29年10月にはパブリックコメントを実施し、頂いた意見を参考に計画を策定しました。