初めて自走式抑草ロボットの実証を行い、農業DXを推し進めます

農作業の負担を減らし、安全性を確保するため、農業者にスマート農機の利用を広め、農業DXを推し進めています。
その一つで、初めて自走式抑草ロボットの実証実験を行います。自走式抑草ロボットは、田植え後の水田で、雑草が生えるのを抑える効果があり、農家の方に利便性と安全性を実感してもらいます。

令和7年6月23日（月曜日） 13:00 ～ 14:00　※少雨決行

松山市久保田町224番地

自走式抑草ロボットの操作方法を説明し、実演します。

自走式抑草ロボットの利用を検討している農家　20名程度

松山市久保田土地改良区

搭載されたブラシで水田の土をかき上げ、水をにごらせながら自走します。にごりで、水中に差し込む光を遮って雑草の光合成を妨げ、成長を抑制します。また、かき上げられた土が柔らかい泥の層をつくるため、雑草の種子を埋没させ、抑草効果を高めます。ロボットは、あぜにぶつかった位置情報から田んぼの形を学習し、まだ通っていない場所を自動で判断しながら動き回ります。ソーラーパネルで充電しながら動くため、長時間、連続して稼働できます。