子規記念博物館常設展示室特集コーナー「中村不折―生誕150周年―」を開催します

更新日:2016年3月18日

発表内容

内容

 子規記念博物館常設展示室の「特集コーナー」の展示替えをします。
 中村不折(なかむらふせつ)(1866年~1943年)は子規の友人で、明治から昭和にかけて活躍した画家・書家です。
 若くして本格的に絵画を学んだ不折は、子規が編集主任を務める新聞「小日本」の挿絵を担当し、子規と親しくなりました。不折は、子規に洋画の「写生」を説き、その文学活動に大きな影響を与えました。また、不折は、文芸誌や書籍のデザインに携わり、中国の六朝書(りくちょうしょ)の研究に打ち込むなど、幅広い芸術活動を行っています。
 今回の特集コーナーでは、平成28年に生誕150周年を迎える不折の画業や、子規との交流などを紹介します。

会期

平成28年3月26日(土曜日)~平成28年9月中旬
※展示替えに伴い、常設展示室特集コーナー「藤野古白―夭折の異才―」は平成28年3月25日(金曜日)で終了します。

場所

松山市立子規記念博物館 3階常設展示室 特集コーナー

主な出展資料

・中村不折の子規あて書簡 年月不明13日
  ※頼まれていた絵を送ったことなどを記した手紙。
・中村不折画子規像「三千の俳句を閲(けみ)し柿二つ」
  ※不折が病床の子規の姿を描き、子規の俳句を書いたもの。
・島崎藤村著『落梅集』 明治34年刊
  ※不折が表紙絵と挿絵を手がけた藤村の詩集。
・中村不折書『龍眠帖』 明治41年刊
  ※中国の「六朝体」と呼ばれる書体を研究して書いたもの。

お問い合わせ

子規記念博物館
〒790-0857 愛媛県松山市道後公園1-30
課長:若江 俊二
担当執行リーダー:池内 伸二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp

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2016年3月

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