マツトショ通信(第6号)「本にカバーをかけるには?」
更新日:2021年5月22日
概要
図書館に足を運ぶことなく休館中の図書館の様子を知ってもらうため、「マツトショ(松図書)通信」を発信します。
図書館の案内役キャラクター「坊っちゃん・マドンナ」が、図書館の色々な場所や普段は見られない図書館の裏側の様子などを画像を交えてわかりやすくリポートします。
第6号
お待たせしました!マツトショ通信、第6号です。
今回は、図書館の本の秘密にせまります!
図書館の本には、透明なカバーがかかっています。このカバー、実は、こんなにたくさんの種類があるんです。ロール状になっているものもあります。
これらの中から、本の大きさに合うカバーを選んで使います。
さあ、いよいよ実際にカバーをかけていきます!用意するのは、本と、シールになっている透明なブックカバー、ものさし、はさみです。今回は、紙のカバーのかかっていない本へのかけ方を説明します。
平面状のカバーには、台紙の途中に切れ目が入っています。本の背表紙をカバーの中心に合わせ、台紙を少しはがします。
カバーを本にぴったりくっつけて、空気が入らないようにものさしで貼りつけていきます。
表紙にカバーがつきました!
表紙からはみ出している、本の角のところをカットします。
本の角のところは1~2ミリくらいよゆうをもたせて、ブックカバーを切り落とします。
次に、本の背表紙の部分から3センチくらいはなれたところで、本のふちまで切りこみを入れます。
表紙をひらいて、はみ出ているブックカバーを折り返して貼っていきます。
この部分も空気が入らないように、しわが寄らないように、きれいに折り返します。
裏表紙も同じようにブックカバーを貼っていきます。
最後に、背表紙部分の上下の、余っているブックカバーを切り落とします。
完成です!
ちなみに、松山市の図書館では、新しい本や雑誌が、年間に2万冊ぐらい入ってきます。
このカバーのおかげで、図書館の本はじょうぶになり、汚れなどもふきとりやすくなり、何度も貸し出せるようになっています。
いかがでしたか?では、次回、第7号「本の修理法教えます!」もお楽しみに!
お問い合わせ
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