マツトショ通信(第2号) 「返却本の旅 ブックポストから本だなへ」

更新日:2021年5月9日

概要

 図書館に足を運ぶことなく休館中の図書館の様子を知ってもらうため、「マツトショ(松図書)通信」を発信します。
 図書館の案内役キャラクター「坊っちゃん・マドンナ」が、図書館の色々な場所や普段は見られない図書館の裏側の様子などを画像を交えてわかりやすくリポートします。

第2号

お待たせしました。マツトショ通信第2号は、返却された本が本棚にもどるまでの旅をお伝えします。

図書館がしまっている時は、本はブックポストに返されます。

本がたくさん返却されるので、1時間に1回、本を回収しています。

ブックポストの中を見てみましょう。

本の重さでブックポストの底がしずんでいます。

マドンナ「坊っちゃん、どこにいるの?」

坊っちゃん「ぼくはここだよ~」

坊っちゃん「本の数が多くて、すごく深いところまでしずんでます!深さは60cmぐらいあるよ!」

マドンナ「こんなところにいたんだ。これはすごいですね!とっても深いです!声がひびきそう~」                              

坊っちゃん「底の様子がこれです!いろいろな本がありますよ。文庫本、単行本、もっと大きい本もある!」

本をすべて回収するとブックポストの底が一番上までもどってきました!
底がバネじかけなのは、本が傷つかないようにするための工夫です。

坊っちゃん「ふ~っ、やれやれ。ブックポストから無事、帰ってきたね。本も図書館の人が回収したし、これで終わりだね。」

マドンナ「ちょっと待って!まだ続きの作業があるのよ。」

坊っちゃん「えっ!そうなの!?」

回収してきた本を、カウンターへバーコードが見えるように並べます。

そして、バーコードをスキャンして本の返却作業をします。

ブックトラックという、移動式の本だなに本を並べます。
このブックトラックで本を運んで返していきます。

本の背表紙にはってあるシールの番号は、日本の図書館で多く使っている日本十進分類法(NDC)にしたがって決めています。本は、この番号順に、本だなに返していきます。
写真のように番号バラバラに並んでいると、本を探せなくなるんです!

本だなを整理整とんして、本を番号順に並び替えると・・・ほらこのとおり!シリーズものの本もきちんとまとまって、見つけやすくなりました。

休館中に本だな全体をチェックして、まちがって別の場所に置かれた本は正しいところに戻していきます。

いかがでしたか?本が元の棚に戻るまでの様子がわかったかな?
第3号は、移動図書館の秘密にせまります!
お楽しみに!

お問い合わせ

中央図書館事務所

〒790-0012 愛媛県松山市湊町七丁目5 松山市総合コミュニティセンター内

電話:089-943-8008

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