第8回定例会(平成24年8月8日)

更新日:2012年9月7日

1.会議日時及び場所

平成24年8月8日(水曜日)午後3時00分
第4別館3階 教育長控室

2.出席者

委員(5名)
金本房夫教育委員長、井浦 忠教育委員、越智由紀子教育委員
森 美保教育委員、山内 泰教育長
職員(12名)
嶋事務局長、渡部企画官、前田企画官兼生涯学習政策課長
橋本地域学習振興課長、平井学校教育課長
加地教職員担当室長、隅田学習施設課専門監
駒澤文化財課長、松木保健体育課長、岡本中央図書館事務所長
杉本教育支援センター事務所長、門田教育相談室長
事務局(3名)
渡部生涯学習政策課主幹、西村生涯学習政策課副主幹、大野生涯学習政策課主任
傍聴者(1名)

3.議事日程

議事日程

日程順序

議案等番号

件名

担当課

日程第1

報告第11号

公民館運営審議会委員の委嘱について

地域学習振興課

日程第2

説明事項

通学路における緊急合同点検等の実施について

学校教育課

日程第3

説明事項

平成24年度いじめ対策総合推進事業について

学校教育課

教育支援センター

4.会議概要

会議概要

委員長

ただいまから、平成24年第8回松山市教育委員会定例会を開会します。
会議録署名人に、越智委員を指名します。

委員長

1名の傍聴を許可しています。
-傍聴人に留意事項について説明-

委員長

それでは、日程第1 報告第11号「公民館運営審議会委員の委嘱について」説明を求めます。

地域学習振興課長

-公民館運営審議会委員の委嘱について説明-

委員長

説明が終わりましたが、意見等ありませんか。

井浦委員

資料の網掛けが変更者か。

地域学習振興課長

はい。1名だけの変更である。

委員長

ほかに、意見等ありませんか。(なし)

委員長

原案どおり、決定することに異議はありませんか。(異議なし)

委員長

異議なしと認め、本件は原案どおり決定しました。

委員長

次に、日程第2 説明事項「通学路における緊急合同点検等の実施について」説明を求めます。

学校教育課長

-通学路における緊急合同点検等の実施について説明-

委員長

説明が終わりましたが、意見等ありませんか。

井浦委員

子どもの数が減り、道路も舗装して環境がよくなっていると思うが、昔より重大な事故が発生している。自動車が増えていることもあると思うが、原因をどのように考えているか。

学校教育課長

通学路が狭いこと、通学時間帯の交通量が増えてきていることが考えられる。歩道が整備できていないところもあり、それらが今回の点検箇所になると考える。

越智委員

狭い歩道をどれくらい改善できるのか。また、子ども自身が「自分の命は自分で守る」という認識をもっと持ってほしい。

学校教育課長

学校教育では、「自分の命は自分で守る」という教育が必要であり、各学校でも指導していると認識している。通学路の狭い歩道については、道路の管轄機関、警察、学校等と合同点検する中で、改善策を検討している状況である。

越智委員

市内では歩道が広くなっている箇所もあるが、都市計画の中で歩道が広くなる箇所が増えるような計画はあるのか。

事務局長

市内で歩道が広くなっている箇所には県道整備もあり、政令により、実施されたものもある。今回の合同点検では、道路の管轄機関、警察、学校等が情報を共有化することで、それぞれの対策をとり、危険箇所を改善していくことができると考えている。

森委員

通学路を整備するだけでなく、一般的な交通ルールやマナーも学校で教えていってもらいたいと思う。

委員長

ほかに、意見等ありませんか。(なし)

委員長

それでは、次に、日程第3 説明事項「平成24年度いじめ対策総合推進事業について」説明を求めます。提案者である森委員より提案理由の説明をお願いします。

森委員

昨年、大津市の痛ましい事件があり、今年以降、いじめに関する記事が多くある。松山市でもいじめ対策をしていると思うが、松山市のいじめの件数や現状、いじめ対策における取り組み、また、大津市の事件以降の新たな取り組みがあるのか等を教えてほしい。

学校教育課長

-平成24年度いじめ対策総合推進事業(松山市のいじめの件数・現状、いじめ対策における取り組み)について説明-

教育相談室長

-平成24年度いじめ対策総合推進事業(いじめ対策における取り組み)について説明-

学校教育課長

-大津市の事件以降のいじめ対策における新たな取り組みについて説明-

委員長

説明が終わりましたが、意見等ありませんか。

井浦委員

いじめ問題について、教育委員としてどれだけのことをしてきたか、今回改めて自問自答した。地元新聞記事にも、いじめに関しての記事が連日掲載されていた。今後、松山市でも発生しない保障はないし、事務局もチラシやポスターを作製して終わりではなく、人的信用を抱える地元新聞等とも力を合わせて、いじめ問題を解決するべきではないか。

委員長

話をまとめると、人権を蹂躙するいじめ、まして命を自ら絶つことは絶対あってはいけない。そのためにも、教育委員会も学校現場もマスコミも一緒に力を合わせて、いじめ問題の解決に向かっていく姿勢が大事ではないかということだと思うが、よろしいでしょうか。ほかに、意見等ありませんか。

森委員

子どもたち自身が、いじめについてしっかり考え、いじめを目撃した場合どうしたらいいか考えることが大切であり、また、いじめる側もいじめられている側も、どちらも何らかのサインを出しているはずである。いじめの芽を小さいうちに摘むために、親も学校の先生もそういった目を養うことが重要である。

委員長

いじめる側もいじめられている側もいろんなサインを出しており、そのサインを見逃さない。早期発見の大切さと、そういう早期発見の力量を親や教師が磨いていかなくてはいけないのではないかというご意見だったと思う。ほかに、どうでしょうか。

越智委員

いじめ対策は、形だけではなく、子どもたち、親、地域の人たちの心に響くような対策であってほしい。それが、人が人として生きるという根本的なものにつながっていく。人の親として、子どもたちがすくすくと自分の夢を実現できるように歩み、生きていってほしいと願わない者はいないと思う。ただ、仮に学校でトラブルがあり、子どもから話を聞いた親がすぐに行動に移すのか、親自身が子どもの意見を聴き、よく考えて行動するのか、親としてどのように対応するべきか難しい。

井浦委員

考えてから行動するとは、どういう意味か。

越智委員

親自身が客観性を持ってほしいという意味であるが、それは難しいと感じている。

井浦委員

私は、事態が大きくなる前に、すぐ一報はいれなければいけないという考えがある。

教育長

いじめ問題については、毎日のように連絡があり、教育支援センターのいじめ対策サポートチームや学校教育課の指導主事が現場に行って、子どもや親の話を聞き、早急に対応している。大事になる前に、対策を実施しており、各部署の職員、教師が毎日、一生懸命努力しているが、その上で、今後も対策をし続けなければならないと思っている。

委員長

私も教師をしており、いじめ対応も多くしてきたので、3点ほど、申し上げたい。1点目は、松山市のいじめに対する行政的な取り組みは、万全ではないけれども、全国トップレベルではないかということ。2点目は、平凡だけれども、潜在的な地道な道徳教育、心の教育が必要ではないかということ。3点目は、いじめがあった時に隠さない、開かれた学校を作っていきたいということである。まだ、ほかに、意見等ありませんか。

井浦委員

昔は、弱いものいじめはダメだと先生にきちんと言葉で教えられたと思うが、今は、具体的な言葉の教育はないのか。

委員長

戦後の教育では、教師と生徒は平等であり、教師が一段高い立場に立ち、命令口調で「絶対してはいけません」などという教育はあまり好ましくないとされた経緯がある。私は、自信を持って我々大人が堂々と注意もし、胸を張って発言できる教師であってほしいと願っている。

委員長

ほかに、意見等ありませんか。(なし)

委員長

以上をもちまして、本日予定の日程は全て終了しました。

委員長

それでは、これにて、平成24年第8回定例会を閉会します。

お問い合わせ

教育総務課

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館3階

電話:089-948-6588

E-mail:kysoumu@city.matsuyama.ehime.jp

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