第2回定例会(平成24年2月14日)

更新日:2012年3月19日

1.会議日時及び場所

平成24年2月14日(火曜日)午後3時00分
松山市役所第4別館3階教育長控室

2.出席者

委員(5名)
金本房夫教育委員長、井浦 忠教育委員、越智 由紀子教育委員、森 美保教育委員、山内 泰教育長
職員(14名)
嶋事務局長、渡部企画官、青木企画官兼生涯学習政策課長
橋本地域学習振興課長、平井学校教育課長、岡本教職員担当室長、緒方教職員担当室管理指導監
赤松学習施設課長、隅田学習施設課専門監、駒澤文化財課長、松木保健体育課長
家久中央図書館事務所長、新開教育支援センター事務所長、門田教育支援センター事務所教育相談室長
事務局(3名)
渡部生涯学習政策課主幹、西村生涯学習政策課副主幹、中野生涯学習政策課主査
傍聴人(1名)

3.議事日程

議事日程

日程順序

議案等番号

件名

担当課

日程第1

請願第1号

憲法第19条『思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。』憲法第20条2項『国及びその機関は、宗教教育、宗教活動もしてはならない』等々。上記の憲法の、基本的人権に鑑み、公立学校の教育方針の基本に生徒児童の基本的人権回復への厳密な配慮を要求せる請願書について

学校教育課

日程第2

説明事項

平成23年度卒業式及び平成24年度入学式における市長祝辞の変更及び代理出席について

学校教育課

4.会議概要

会議概要

委員長

開会を宣言する。

会議録署名人に、越智委員を指名する。

1名の傍聴許可を報告する。

傍聴人に留意事項を説明する。

日程第1 請願第1号「憲法第19条『思想及び良心の自由は、これを侵してはならない』」、それから、「憲法第20条2項『国及びその機関は、宗教教育、宗教活動もしてはならない』等々。上記の憲法の基本的人権に鑑み、公立学校の教育方針の基本に生徒児童の基本的人権回復への厳密な配慮を要求せる請願書について」

委員長

請願の勧告事項を確認する。

質問を求める。

井浦委員

英語教材の概要を尋ねる。

平井

本市で採択した中学校教科書2年生用で「Mother Teresa」のタイトルでマザーテレサの伝記を紹介。

3年生用で「Report for Our School Trip」のタイトルで、奈良と京都への修学旅行の生徒レポートが取り上げられている旨述べる。

森委員

学校においてクリスマス行事や、聖歌を歌うのか尋ねる。

平井

学校行事として、クリスマス会を行っている学校はないが、特別支援学級での年中行事理解のため、夏は七夕まつり、秋は収穫祭、冬はクリスマスを扱うことはある。

教材として、コンピュータ学習の習熟の一環で年賀状やクリスマスカードを各自が選択をして作製することはある。

掲示物として、サンタクロースやトナカイの絵を飾ることもある。

聖歌は、教科書に掲載されていないため、授業はない旨述べる。

越智委員

採択の教科書は義務教育小学校教科用図書検定基準に基づいて適切と認められた内容であるので、不採択の旨述べる。

井浦委員

該当する教科書の具体的な内容を調べてみたが、特に宗教的な意味合いの表記はないため、これらの内容が松山市の子どもたちの思想信条の自由を侵害することはない旨述べる。

森委員

請願で言われているクリスマスに関する行事は、普通の家庭の年中行事として根付いており、宗教的行事というよりは冬の歳時記の一つとして捉えられている。

不採択の旨述べる。

教育長

既に歴史的な事実として広く日本国民に周知されている内容である。

不採択の旨述べる。

委員長

マザーテレサは、宗教ではなく人類愛的な愛の物語として道徳の教材として使われている。

日本の場合は、クリスマスが宗教の行事として日本人の心に定着していない。

不採択の旨述べる。

委員長

不採用とすることで採決を求める。

一同

異議なし

日程第2 説明事項「平成23年度卒業式及び平成24年度入学式における市長祝辞の変更及び代理出席について」

委員長

説明を求める。

平井

日程と、市長祝辞を小中学校ではビデオメッセージで行い、幼稚園は従来どおり代理出席者に代読をお願いする旨説明する。

委員長

意見を求める。

越智委員

式典において、「万が一、ビデオ再生の不調の際には」というのはあってはならないので、細心の注意が必要である。

ビデオメッセージを始めたら、コロコロ変えられない。かなり反響があると思うので、経緯の説明準備が必要の旨述べる。

平井

各学校で入念に準備してビデオ再生の不調が起こらないように調整するが、もしもの際には従来どおりの祝辞の代読をお願いする。

ビデオメッセージは、市長の思いもあるので今後継続して実施し、各学校等へは学校教育課が説明する旨述べる。

教育長

市長のビデオメッセージを成人式で実施した担当課長から状況説明を求める。

橋本

1月8日に市内29会場で成人式が開催され、市長が出席した2会場を除いた残り27会場で初めて成人式で市長のビデオメッセージを上映した。

その後、市長代理として出席した部長等にアンケート調査を行い、出席者等には概ね好評だったが、市長の画像がちょっと小さいとか、ビデオを流すときの画面の設営に時間がかかったとかの意見は受けた。

アンケートを踏まえた対応を地域学習振興課と学校教育課で協議している。

来年度の成人式も市長のビデオレターを流すことは各館長や地域の方には報告している旨述べる。

井浦委員

市長の映像は、きちんと出るのか尋ねる。

橋本

テストは何回もするが、万が一の場合は、市長代理から祝辞を述べる体制にしている旨述べる。

越智委員

会場は暗くなるのか尋ねる。

橋本

成人式では、会場によって異なるため、各会場担当や運営スタッフに任せた旨述べる。

井浦委員

任せるだけではなく、念には念を入れて欲しい旨述べる。

平井

小学校は「卒業生を送る会」で、中学校は「卒業式」でプロジェクターを使用することがある。

最近のプロジェクターの輝度は高いので、明るさの問題はない旨述べる。

委員長

中島の成人式に出席したが非常に好評であった。

直接、野志市長が親しく大きな画像で語りかけるので、市長の思いや願いがストレートに伝わり、非常にいい試みだと思った。

別意見だが、中島中学校の少年式に出席したが、メッセージがなかった。

今、松山市の中学校の儀式的な少年式の式典はどれぐらいか尋ねる。

平井

少年式で式典を行っているのは2、3校である。

その他の学校は、少年の日に合わせて記念行事を行っている旨述べる。

井浦委員

100%うまくいくように努力してもらいたい旨述べる。

平井

初年度のことなので、各学校もかなり構えて準備をしているが、ビデオがちゃんと映るかどうかの確認をしていきたい旨述べる。

越智委員

中学校の卒業式は対面だが、小学校は中央で祝辞を言う場合がある。

全校あわせてステージに映像が映るようにするのか、両方から見られるようにするのか尋ねる。

平井

座り方はいろいろあるので、映す場所やタイミングは各学校に依頼している。

スムーズな運営ができるような対応をしてもらう旨述べる。

委員長

新しいことを行う場合は、万全の心構えや目配りが必要である。

各委員からの思いを学校側に伝え、良い市長の祝辞になるよう配慮を求める。

委員長

閉会を宣言する。

閉会

お問い合わせ

教育総務課

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館3階

電話:089-948-6588

E-mail:kysoumu@city.matsuyama.ehime.jp

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