睡眠は健康の保持増進に必要不可欠です!

更新日:2024年8月15日

睡眠は大切です

 睡眠は健康増進・維持に不可欠な休養活動であり、睡眠が悪化することで、これに関連した様々な疾患の発症リスクが増加し、寿命短縮リスクが高まることが指摘されています。また、必要な睡眠時間には個人差があるとともに、年齢によっても変化します。

良質な睡眠のための環境づくりについて

◎ポイント
・日中にできるだけ日光を浴びると、体内時計が調節されて入眠しやすくなる。
・寝室にはスマートフォンやタブレット端末を持ち込まず、できるだけ暗くして寝ることが
 良い睡眠につながる。
・寝室は暑すぎず寒すぎない温度で、就寝1~2時間前に入浴し身体を温めてから寝床に入ると
 入眠しやすくなる。
・できるだけ静かな場所で、リラックスできる寝衣・寝具で眠ることが良い睡眠につながる。

運動、食事等の生活習慣と睡眠について

◎ポイント
・適度な運動習慣を身につけることは、良質な睡眠の確保に役立つ。
・しっかり朝食を摂り、就寝直前の夜食を控えると、体内時計が調整され睡眠・覚醒リズムが整う。
・就寝前にリラックスし、無理に寝ようとするのを避け、眠気が訪れてから寝床に入ると
 入眠しやすくなる。
・規則正しい生活習慣で、日中の活動と夜間の睡眠のメリハリをつけることで睡眠の質が高まる。

睡眠と嗜好品について

◎ポイント
・カフェインの摂取量は1日400mg(コーヒーを700cc程度)を超えると、夜眠りにくくなる
 可能性がある。
・カフェインの夕方以降の摂取は、夜間の睡眠に影響しやすい。
・晩酌での深酒や、眠るためにお酒を飲むこと(寝酒)は、睡眠の質を悪化させる可能性がある。
・喫煙(紙巻きたばこ、加熱式たばこ等)は、睡眠の質を悪化させる可能性がある。

【参考文献】

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