知っていますか?COPD(慢性閉塞性肺疾患)

更新日:2023年10月25日

あなたは大丈夫?COPDチェックをしてみよう!

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは

 たばこの煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで発症する疾患です。
原因の90%以上はたばこの煙であり「たばこの生活習慣病」とも言われています。
重症化すると少し動くだけでも息切れし、酸素吸入が必要になるなど生活に大きく影響を及ぼします。
しかし、初期には症状に気づきにくいため注意が必要です。


現在22万人以上の人が治療を受けていますが、
これは氷山の一角であり、推定患者は530万人以上いるといわれています。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状

息切れ

坂道や階段を上るときなど、普段より体を使うときに息切れを感じ、病気が進行すると安静にしていても息切れするようになります。

咳や痰

慢性的な咳や黄色い痰等が長く続きます。いずれもCOPDの時以外にもみられる症状のため
「風邪を引いたから」、「年のせいだから」と言って見過ごされがちです。

40歳以上でたばこを吸っている(吸っていた)人はリスクが高いため注意が必要です。

また、COPDは肺だけでなく

・心筋梗塞や脳卒中といった脳・心疾患系の病気
・食事量減少によるるい痩やフレイル、骨粗しょう症
・運動量減少による不安や抗うつ状態

など全身に影響を及ぼします。
早めに病院を受診し、初期から症状をコントロールすることが大切です。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の予防と治療はまず禁煙から!

 COPDの予防と治療の基本は禁煙です。たばこを吸っている人はすぐに禁煙しましょう。
医療機関などの禁煙外来では、一定の要件を満たせば保険診療を受けられる可能性があります。

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