令和5年度 愛媛県消防長会「119番口頭指導技術研修会」を開催しました
更新日:2023年11月22日
実施内容
概要
県内14消防本部の消防長が参画する愛媛県消防長会で、119番口頭指導技術研修会を開催しました。
口頭指導は、119番通報を受けた通信指令員が、通報者から状況を聞き取り、その内容に応じて必要な救命処置などを口頭で指導伝達する技術で、市民の救命に直結する重要な役割を担っています。
研修会では、映像通報システム「ライブ映像119」利用した口頭指導を発表するとともに、医師等から評価・講評をいただきました。
また、神戸女学院大学の木村教授をお招きし、「通信指令の心理学」についてご講演をいただき、通報者の心理状態に配慮した口頭指導の技術の向上を図ることができました。
会場の様子
指令員の対応
医師からの講評
講演会の様子
実施日時
令和5年11月6日(月曜日)13時00分から16時10分まで
場所
松山市保健所・消防合同庁舎 6階 防災大会議室(松山市本町6丁目30-5)
想定事例と発表者
【想定内容】
通報内容:乳児の気道異物による呼吸困難から心肺停止状態へ移行する事例
※119番通報時にスマートフォンを使用し「ライブ映像119」を実施
通報者:父親
傷病者:生後11カ月の男児
【発表者】
松山市消防局 消防副士長 宮浦 織
講演会
【講師】
神戸女学院大学 人間科学部 心理・行動科学科 木村 昌紀 教授
【演題】
通信指令の心理学
