令和4年度 愛媛県消防長会「119番口頭指導技術発表会」を開催しました
更新日:2022年11月21日
実施内容
概要
口頭指導は、119番通報を受けた通信指令員が、通報者から状況を聞き取り、その内容に応じて必要な救命処置などを口頭で指導伝達するもので、市民の救命に直結する重要な技術です。
この口頭指導の技術を高めるため、県内14消防本部の消防長が参画する愛媛県消防長会で「口頭指導技術発表会」を開催し、東予、中予、南予地区から1名ずつと、開催地消防本部から1名の合わせて4名が発表するとともに、医師等から評価・講評をいただきました。
また、発表後には医師の講義や意見交換も実施され、口頭指導の技術の向上を図ることができました。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、各消防本部の発表者と観覧者はWEB会議システムZOOMで参加しました。
開会
指令員の対応
口頭指導による心臓マッサージ
医師の講義
実施日時
令和4年11月8日(火曜日)13時00分から15時05分まで
場所
松山市消防局 2階食堂、4階会議室(松山市本町6丁目6-1)
発表者と想定事案
1 気道異物からの心肺停止
久万高原町消防本部
消防士 伊藤 啓司
2 車内放置による熱中症からの心肺停止
新居浜市消防本部
消防司令補 波方 鉄平
3 アレルギーによるアナフィラキシーショックからの心肺停止
宇和島地区広域事務組合消防本部
消防士長 片岡 克人
4 溺水による心肺停止
松山市消防局
消防副士長 嶋屋 大地
講義
【内容】コミュニケーションの向こう側~効果的で安全な口頭指導を目指して~
【講師】愛媛県立中央病院 高度救命救急センター長 馬越 健介医師
参加機関
中予地域メディカルコントロール協議会、愛媛県内14消防本部、愛媛県