「八束氏庭園」1件が国の記念物（名勝地関係）に登録されます

　文化審議会は令和元年6月21日（金曜日）に開催する文化庁文化審議会文化財分科会の審議と議決を経て、松山市持田町三丁目に所在する「八束氏庭園」を国の記念物（名勝地関係）に登録するよう文部科学大臣に答申します。
　後日、官報告示し、松山市内の登録記念物（名勝地関係）は、合計2件になります。

令和元年6月21日（金曜日）

1．種別　登録記念物（名勝地関係）
2．名称　八束氏庭園　1件
3．特徴など
　八束氏庭園は、松山市中心部から約2Km東に位置する住宅庭園です。　昭和11年に、茶室のある数寄屋風の主屋や待合などと合わせて造営されました。
　敷地の東側を占める前庭は、表門から玄関までの道に瓦を立てて埋め込み、その意匠が特徴的です。
　主屋の南側に広がる主庭には、主屋の座敷、茶室、待合などが飛石で結ばれています。また、庭園の各所には、さまざまな風合いの景石が据えられています。
　八束氏庭園は、茶の湯の文化を基底に、近代の愛媛県の造園文化の発展に寄与した意義深い事例です。
4．所有者　個人
5．所在地　松山市持田町三丁目242番1、242番13

【日時】　令和元年6月19日（水曜日）　15:00～17:00　※所有者が取材対応します
【場所】　八束氏庭園
※個人宅のため駐車場はありません。
※一般公開の予定はありません。