新型コロナウイルス感染症に関するQ&A(感染症関連)
更新日:2023年1月6日
新型コロナウイルス感染症に関するQ&A
ほかにも厚生労働省ホームページにも掲載されていますのでご活用ください。
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ウイルスや感染、症状について
コロナウイルスはどのようなウイルスですか?
人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。 残りの6種類のうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。
ヒトからヒトへうつるのですか?(二次感染のリスクはありますか?)
ヒトからヒトへ感染したという例が報告されています。感染のしやすさは、インフルエンザと同等であるなど様々な研究が世界では報告されていますが、確かなことは現時点では分かっていません。風邪や季節性のインフルエンザ対策と同様にまずはマスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って口や鼻を押さえる「咳エチケット」や石けんを使った手洗いなどの感染症対策を行うことが重要です。
どのように感染するのですか?
現時点では、飛沫感染と接触感染の2つが考えられます。
- 感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫による「飛沫感染」
- ウイルスに触れた手で口や鼻を触ることによる「接触感染」
動物からうつるのですか?
新型コロナウイルスがペット等動物に感染した事例は見つかっていません。なお、動物を媒介する感染症は他にありますので、普段から動物に接触した後は、手洗いや手指消毒用アルコールで消毒などを行うようにしてください。
無症状病原体保持者から感染しますか?
現状では、はっきりしたことはわかっていません。通常、肺炎などを起こすウイルス感染症の場合、症状が最も強く表れる時期に、他者へのウイルスをうつす可能性も最も高くなると言われています。したがって、可能性は低いとみられるものの、新型コロナウイルスについては十分解明されていないこともあるため、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
潜伏期間はどれくらいの長さですか?(その期間も感染しますか?)
新型コロナウイルス感染症診療の手引き(第8.0版)によると「潜伏期間は1~14日間であり、暴露から5日程度で発症することが多い。ただし、オミクロン株は潜伏期が2~3日、暴露から7日以内に発症する者が大部分であるとの報告がある」と述べられています。
また、感染可能期間については「発症2日前から発症後7~10日間程度と考えられている」と述べられています。
どのような症状がでますか?
国内の症例では、発熱(37.5℃以上)や呼吸器症状(のどの痛みや咳など)が1週間前後持続することが多く、強いだるさを訴える方が多いようです。
新型コロナウイルスに感染した人は、軽症であったり、治癒する方も多くいます。一方で重症化すると肺炎になることもあり、肺炎が重篤化した場合は、人工呼吸器など集中治療を要し、季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例も報告されています。
どのような場合には重症化するのですか?
現時点で、どのような方が重症化しやすいか十分に明らかではありませんが、通常の肺炎等と同様に、高齢者や基礎疾患を有する方において、リスクが高くなる可能性は考えられます。新型コロナウイルスに罹った肺炎患者を調査したところ、3分の1から2分の1の方が糖尿病や高血圧等の基礎疾患を有していたという報告もあります。
高齢者や基礎疾患を有する方などは、一般的な衛生対策に加え、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるなど、より一層の注意をお願いします。
対策について
感染を予防するために注意すべきことはありますか?(予防方法はありますか?)
まずは、液体せっけん(泡でもよい)やアルコール消毒液などによる手洗いを行ってください。
咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手で押さえると、その手で触ったドアノブなどの周囲のものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他者に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。また、高齢者や持病のある方は、手洗いに加え、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
咳エチケットとは何を行うことですか?
咳エチケットとは、感染症を他者に感染させないために、咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえることです。対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離でおよそ2mとされています)が、一定時間以上、多くの人々との間で交わされる環境は、リスクが高いです。感染しやすい環境に行くことを避け、手洗い、咳エチケットを徹底しましょう。詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください(外部サイト)
一般的に濃厚接触はどのようなことでしょうか?
必要な感染予防策なしで、手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2m)で接触した方を濃厚接触者としています。
後遺症について
後遺症について
新型コロナウイルス感染症では、感染してからずっと症状が続いたり、回復した後に新しく症状が出てくる場合があります。このような 「後遺症」は発症から 1 年たっても続くことがあります。
後遺症の症状や程度、続く期間は人によってさまざまですが、日常生活や社会生活に大きな影響が見られる場合もありますので、家族や職場など周囲の理解も得ながら、適切に受診してください。
現段階では、後遺症の根本的な治療法はなく、対症療法が中心になります。
後遺症が疑われる場合は かかりつけ医 、またはそれぞれの症状に合わせた診療科を選びご相談ください。
新型コロナウイルス感染症の後遺症について(PDF:666KB)
愛媛県HP【新型コロナウイルス感染症の後遺症(罹患後症状)について】(外部リンク)
厚生労働省HP【新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について】(外部リンク)
渡航について
海外に行ってもいいか?
海外への渡航を予定されている方は、以下のサイトで感染症の発生状況等をお知らせしていますのでご確認ください。
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お問い合わせ
※新型コロナウイルス感染症に関する一般的なご相談やご質問は、電話相談窓口にお問い合わせください
電話相談窓口:089-909-3468(24時間対応 土、日、祝日を含む)
〒790-0813
愛媛県松山市萱町六丁目30-5 松山市保健所 1階
保健予防課(電話:089-911-1856)
