医療機能情報提供制度

医療機関の管理者は、医療法第6条の3に基づき、医療を受ける者が病院等の選択を適切に行うために必要な情報として、厚生労働省令で定める事項を当該病院等の所在地の都道府県（松山市内の医療機関は、松山市保健所）に報告することが義務付けられています。
愛媛県ではこのたび、「えひめ医療情報ネット」から全国統一システムである「医療情報ネット」に移行します。これにより医療機関では、G-MIS（医療機関等情報支援システム）でのオンライン報告へと報告方法が変わります。

＜医療情報ネットのイメージ＞

G-MISとは、全国の医療機関から、病院の稼働状況、病床や医療スタッフの状況、受診者数、検査数、医療機器（人工呼吸器等）や医療資材（マスクや防護服等）の確保状況等を一元的に把握・支援するための医療機関等情報支援システムの略称です。
医療機能情報提供制度に基づく令和5年度定期報告から、原則G-MISでのオンライン報告へ報告方法が変わります。
G-MISのユーザIDを保有していない医療機関は、医療機能情報を報告するために、G-MIS新規ユーザ登録申請を行う必要があります。ユーザIDは1医療機関あたり1つだけ発行されます。

＜電子メールの確認ができた医療機関の皆様へ＞
G-MISアカウントは、令和5年10月23日及び11月6日に厚生労働省G-MIS事務局（～＠g‐mis.net）から、えひめ医療情報ネットの利用者情報に登録しているメールアドレス宛に電子メールが通知されています。
メールを受け取った医療機関の管理者の方は、定期報告までにメールに記載されているURLからパスワードを設定していただくようお願いします。

＜電子メールの確認ができなかった医療機関の皆様へ＞
原則、G-MISでの報告をお願いしているため、定期報告までに次の対応をお願いします。

1. 下記「新規ユーザ登録申請画面」を利用してアカウントの発行申請を行う。
2. 松山市保健所が承認後1～2週間程で厚生労働省G-MIS事務局からユーザIDが発行されます。詳しくはG-MIS新規ユーザ登録マニュアルをご確認ください。

1　報告期限　令和6年2月28日（水曜日）
2　報告方法
（1）G-MIS（ https://www.med-login.mhlw.go.jp/s/login/ ）にログインしてください。
（2）「医療機能情報提供制度」ボタンをクリックし、更に「定期報告」ボタンをクリックしてください。
（3）画面に従って必要事項を入力のうえ、報告を完了させてください。
3　注意事項
（1）原則としてG-MISでオンライン報告いただくこととしていますが、インターネットが利用できない場合は、保健所までお知らせください。
（2）報告いただいた医療機能情報は、令和6年4月1日から「医療情報ネット」に公表されます。ただし、企業内診療所、特別養護老人ホーム診療所、その他一般外来を行わない機関は、公表されません。
（3）令和6年3月31日までに定期報告を完了していない医療機関は、「医療情報ネット」で過去の情報を含めてデータが削除されます。必ず期限までに定期報告を実施するようお願いします。
（4）下記のマニュアルを適宜御利用ください。

• Q1　G-MIS新規ユーザ登録申請で入力する「機関コード」とは何ですか。
• A1　「機関コード」には「えひめ医療情報ネットの機関コード」を入力します。分からない場合、「機関コード」は空欄のまま、申請して差し支えありません。
• Q2　定期報告は、「書面による報告」で行いたいのですが、どうしたらよいでしょうか。
• A2　定期報告は、原則G-MISで報告していただくようにお願いしておりますが、インターネット環境がない等の事情により、「書面による報告」を希望される場合は、松山市保健所医事薬事課　電話(089-911-1865)又はメール（hc.iji@city.matsuyama.ehime.jp)にて、ご連絡ください。