道後温泉本館 保存修理工事中の活性化策について(アーカイブ)

更新日:2025年9月24日

概要

国の重要文化財である道後温泉本館は、平成31(2019)年1月に営業しながらの保存修理工事を開始、令和6(2024)年7月に約5年半ぶりに全館での営業を再開しました。
このページでは、工事期間中、官民が連携して「ピンチをチャンスに」という前向きな姿勢で取り組んできた事業をアーカイブでご紹介します。

活性化策のまとめ(広報まつやま令和7年5月15日号2・3面)

道後温泉の活性化策について、広報まつやま令和7年5月15日号の2・3面にもまとめが掲載されていますので、ぜひご覧ください。

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉の整備

飛鳥乃湯泉の外観写真です
飛鳥乃湯泉外観

平成27年(2017年)に誕生した道後温泉別館 飛鳥乃湯泉は、飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋がコンセプトの「新湯」です。
「太古の道後」をテーマに、道後温泉にまつわる伝説や物語などを「愛媛の伝統工芸」と「最先端のアート」をコラボレーションした作品で演出。
上質な温泉の癒しとともに、感性を刺激する空間をお楽しみください。

詳しくは「外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。道後温泉 公式サイト(外部サイト)」を是非ご覧ください。

道後温泉第4分湯場の整備

第四分湯場の写真です
第四分湯場

平成29年(2017年)11月に、道後温泉駅北西にある道後温泉第4分湯場を改築しました。
見学できるスペースや、源泉を触れる手湯を設置しています。
複数の源泉が貯湯槽に落ちる様子を見ることができ、温度の高い源泉を肌に感じることができます。

道後温泉 空の散歩道の整備

空の散歩道の写真
空の散歩道

平成31年(2019年)1月にリニューアルオープンした、道後温泉本館の南側にある冠山の「道後温泉 空の散歩道」は、足湯をはじめ、東屋やベンチ、更衣ブースなど休憩施設を設けています。
庭には藤棚や、春には桜、夏には紫陽花、秋にはモミジ、冬には寒椿など四季折々の花が美しく咲き、道後温泉をテーマに松山を代表する俳人・正岡子規が詠んだ句碑も設置。
足湯であたたまりながら、ゆっくりと美しい道後の風景をぜひお楽しみください。

道後REBORNプロジェクトの実施

道後REBORNプロジェクトのキービジュアルです
(c)手塚プロダクション コピー等禁止

道後温泉本館は、2019年1月15日から営業しながらの保存修理工事に着手しました。
工事中ならではの魅力を発信するため、平成31年(2019年)1月15日~令和3年(2021年)8月31日までの間、「道後温泉本館」と手塚治虫さんがライフワークとして執筆した「火の鳥」がコラボレーション。
「道後REBORNプロジェクト」と題して、日本文化の「再生」をテーマに、道後温泉の魅力を国内外に伝えました。

日比野克彦×道後温泉 道後アート2019・2020「ひみつジャナイプロジェクト」の実施

ひみつジャナイ基地の写真です
ひみつジャナイ基地

令和元年(2019年)5月30日から令和3年(2021年)2月28日までの間、監修・アーティストの日比野克彦氏とともに、日比野克彦×道後温泉 道後アート2019・2020 「ひみつジャナイ基地プロジェクト」を実施しました。
道後温泉でのアートの取組は、平成26年(2014年)の道後温泉本館改築120周年を機にアートフェスティバル「道後オンセナート2014」がはじまりで、それ以降も「道後アート2015」、「道後アート2016」、そして「道後オンセナート2018」へと引き継がれました。
道後アート2019・2020は、日比野克彦氏をはじめ、さまざまなアーティストと一緒に楽しむ、参加型のアートプロジェクトです。会期中、主に6つのプログラムが実施され、地域性をいかした誰でも参加できるアートプロジェクトで、道後温泉エリアの交流人口を増やし、賑わいを創出しました。

みんなの道後温泉 活性化プロジェクトの実施

みんなの道後温泉活性化プロジェクトのロゴマークです
ロゴマーク

後期保存修理工事期間に移行する令和3年(2021年)5月から令和6年(2024年)3月31日までの3年間、新しい活性化事業「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」を実施しました。
コンセプトは、「stay hot,stay creative」です。道後温泉では、これまで多くの芸術家が創造力を羽ばたかせ、熱を放出してきました。再び、「アート×人×温泉」の熱量で、道後温泉を、日本を、世界を温めたいという思いを込めています。
会期中、各年度ごとにテーマを設け、令和3年度は「地熱づくり」をコンセプトに地元の集客や地域の活力を形成する関係人口の構築を、令和4年度には「道後オンセナート2022」を、令和5年度には「道後アート2023」を開催することで、観光人口やインバウンドの獲得を目指しました。地域資源を磨き上げ、新たな道後ブランドを創出し、多角的・独創的な事業を展開することで、「自律的好循環による、100年先まで輝き続ける持続可能なまちづくり」を目指しました。

動画「道後のワルツ」の作成

ワルツのキャプチャ
道後のワルツ キャプチャ

令和4年(2022年)7月5日に、愛媛県出身の友近さんが出演し道後温泉外湯3館をPRする動画「道後のワルツ」を発表しました。
道後温泉には、「本館」はもちろん、新たな温泉文化を発信する拠点「別館 飛鳥乃湯泉」と、地元で愛され続ける「椿の湯」の3つのお湯があります。これら道後温泉の表情の異なる3つのお湯それぞれの魅力を3拍子のワルツで表現しています。

動画「温泉問答」の作成

温泉問答の場面
温泉問答

令和4年(2022年)8月10日に、市長が出演し道後温泉外湯3館をPRする動画「温泉問答」を発表しました。
動画では、市長が落語家に扮し、道後温泉の個性豊かな3つのお湯それぞれの魅力を落語で紹介しています。

道後温泉本館 保存修理工事の情報発信

道後温泉本館の保存修理工事の情報を、公式サイトやパンフレットなどで積極的に発信しました。

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お問い合わせ

道後温泉事務所

〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町4-30(冠山事務所)

電話:089-907-5554

E-mail:dogojimu@city.matsuyama.ehime.jp

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