わがまちメール 松山市の観光産業について

意見の内容

 道後温泉の再整備や国際便の復活などで観光に追い風が来ている一方、観光が「道後だけ」に偏っている印象があります。道後に観光が集中すると、収益や利便性が一部に偏り、災害や需要変化に弱くなるほか、地域間格差や住民負担が拡大します。したがって、周遊・分散化の施策が必要だと感じます。
 短期的には、空港就航地別の「道後+周遊」パッケージや週末限定の周遊シャトル、多言語案内の統一を検討し、中期的には周遊パスの導入やテーマ別周遊ルートの常設化、城下町や海沿いでの夜間イベント支援などで周遊促進を図ることが効果的だと考えます。効果測定には平均滞在日数(+0.5泊)や道後以外の観光消費比(+20%)などを指標に設定することを提案します。
 若者の目線から言うと、松山には歴史・温泉・自然など魅力がたくさんあります。その魅力を「暮らし」と「稼ぐ力」に同時につなげる仕組みを早めに整えられれば、若い世代も戻って来やすくなると思います。

性別:男性
年代:13~19歳
公開日:25年09月24日
公開番号:3584
全市 産業・観光

意見に対する答え

 松山市では、全国の有名温泉地などの自治体で設立した「温泉ツーリズム推進協議会」のほか、西日本の自治体や企業などで組織する「西のゴールデンルートアライアンス」で、大阪・関西万博にブース出展などを行っています。そのブース出展では、道後温泉や松山城などの観光素材や魅力を発信したり、松山市内を含む観光モデルコースを紹介したりするなど、本市の観光プロモーションを実施しています。
 また、広域観光戦略である「瀬戸内・松山構想」を基に、広島地域の自治体や鉄道、船舶事業者と連携して、国内外の観光客を、宮島・広島・呉と松山を結ぶ周遊ルートで誘客も進めています。
 そのほか、松山城では「光のおもてなし」や「月のおもてなし」など夜間イベントの実施や、花火大会などのイベントにも協力することで、市内各地への観光誘客と周遊促進に取り組んでいます。
 今後も、市内周遊につながるよう、関係団体とも連携し、WEBサイトやSNSなども活用し、本市のさらなる魅力発信に努めます。

松山市長 野 志 克 仁
(観光・国際交流課 扱い)
受付番号   384

戻る



お問い合わせ

市民生活課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館1階

電話:089-948-6447

E-mail:siminseikatu@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで