わがまちメール 50年100年先より現在の利便性の充実を
意見の内容
8月下旬に地元テレビのニュース番組内で、「松山市のまちづくり スピード感がないのはなぜ」という特集が組まれました。
その中で、市が「松山市民や愛媛県民がこれまで体験したことがないような空間づくりを目指している。50年先100年先につながるような重要な機会だと捉えてる」と発言されました。
2002年に土地区画整理事業を発表して、2026年に完成予定が2028年完成予定の見込みに延期されています。20年先のことも実現出来ないのに、50年先100年先を見据える必要性や自信がどこからくるのか甚だ疑問です。
まずは今不便なことに取り組みませんか。50年先100年先のことは、時代の変化に併せてバージョンアップさせていくので良いのでは。
県の担当者や県知事が記者会見やマスコミ取材で何か発言すれば、市の担当者や市長が同じく記者会見やマスコミ取材でそれに反論する…市民や県民はこの攻防を見せられるだけで、私たちは不便を感じていてもなにも出来ません。出来るのはせいぜいこのように声をあげること位です。
今、松山駅に到着して改札を出てくると、タクシー、バス、電車乗り場へたどり着くのに、以前の駅舎の時より時間がかかるのです。
アリーナを造る話や50年後100年後の空間づくりより先に、まずは駅の機能や利便性を充実させませんか。
日々の通勤通学で乗り換えの時に傘をささなくてもすむように屋根付き通路を整備してくれるほうが、市民、県民、旅行客まで助かると思うのです。
例えば四国新幹線が走っているのかどうかも分からないような先の話を今膨らませる必要がありますか。
性別:男性
年代:50代
公開日:25年09月24日
公開番号:3578
全市 都市整備
意見に対する答え
松山市は、JR松山駅周辺で、道路などインフラ整備や、路面電車の電停移設など交通機能の強化を進めるほか、プロスポーツの試合などが行われるアリーナと、相乗効果の期待できる商業施設、アミューズメント施設などの民間開発を促し、エリア全体が連動してにぎわいを生み出す、50年、100年先を見据えた大規模な事業に取り組んでいます。
この事業によって、駅周辺エリアだけでなく、市内の観光地や中心部の商店街など、市全体へ、にぎわいと経済効果の波及が期待できると考えています。
また、駅西口には駅前広場と、タクシーや一般車の乗降場として利用できるロータリーを整備し、併せて、駅周辺の工事期間中も安全で快適に利用していただけるよう、路面電車の電停に接続する地下横断歩道の出入口から、新駅舎の北口までの約130mの間に屋根付きの歩行者用仮設通路の整備を進め、来年夏頃の供用開始を予定しています。
今後も、県都松山の陸の玄関口にふさわしい、人が集まり、にぎわいに満ちたエリアの実現と、広域交通結節点として利便性の高い整備に取り組みます。
松山市長 野 志 克 仁
(交通拠点整備課 扱い)
受付番号 388
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