わがまちメール 毅然とした態度で職員の不祥事と対決し健全な組織運営を願いたい

意見の内容

 昨年度の令和6年度は松山市役所職員の懲戒処分の報道が多くあった。報道・広報が素早く、組織の毅然とした対応と感じとれ、素晴らしい対応である。
 令和6年3月下旬報道の幹部職員のセクハラの処分は、身内かばいとしか感じられず、更には総務省の指針に沿っていない事に呆れていた。(市民に被害がないからと考えていたからであろうか)
 しかし、令和6年度の懲戒処分は身内に甘いとされる地方の自治体にしては思い切った事をすると目が覚めるくらいに驚いた。
 特にオートバイなど窃盗職員の懲戒免職処分は素晴らしい。逮捕されるたび否認を繰り返し、余罪も多数ある。刑事裁判の結果での懲戒処分だとどうしても時間が掛かる。そうなると再逮捕されるたび、現職の松山市職員の不祥事となる。
 廃棄予定の物品の持ち帰りという件で素早く懲戒免職にできたのは他県、他官庁の最新の見本となるであろう。被害者、被害品が松山市なら確実かつ素早い。逮捕されるのが元職員と現職職員では意味合いが違う。報道であるが、愛媛県警との連携も上手くいっていると判断できよう。
 また、勤務中にスポーツジム通いという職務懈怠も調査を丁寧に重ねて懲戒免職にしたのは素晴らしい。他のわがまちメールで時間が掛かりすぎとの指摘があったが、事実確認更には確実に懲戒免職で仕留めるには必要な調査日数と思われる。(当該職員が否認しても打ち消せる材料をそろえる必要もある)
 推測であるが、これらの監察事案は松山市役所にいる愛媛県警出向者の助言を得ているのではとも感じた。警察の捜査手法と感じられるほどに鋭く確実である。歴代の松山市役所はそれを活用していなかったと感じる。だが、令和6年は不祥事に対する対決姿勢が鮮明であった。
 不祥事は市民に対する裏切りでもあるが、大多数の真面目に職務に邁進している松山市職員に対する裏切りでもある。
 残念ながら不祥事は収まらないであろう。だが、昨年度のような毅然とした態度で職員の不祥事と対決し、健全な組織運営を願いたい。

性別:男性
年代:不明
公開日:25年09月05日
公開番号:3571
全市 その他市政

意見に対する答え

 本市では、日頃から研修などでコンプライアンスを徹底するよう指導しており、引き続き、職員の資質向上と不祥事の再発防止・根絶に全力で取り組んでいきます。
 なお、今後も不祥事には毅然と対応し、健全な組織運営の実現に努めます。

松山市長 野 志 克 仁
(人事課 扱い)
受付番号   335

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