わがまちメール 市営住宅退去時の原状回復について

意見の内容

 私の祖母は、30年以上にわたり市営団地に居住しておりましたが、この度、転居のため退去することとなりました。
 退去にあたり、ご担当者様より、団地の原状回復に関する指示がありましたが、その内容に疑問を感じ、ご意見させていただきたく存じます。
 祖母は、入居後長らく使用していたトイレの便座が老朽化していたため、1年前に自費でウォシュレット機能付きの便座に交換いたしました。交換前の便座は、古い型式の洋式便座であり、機能的にも最新のものと比べて劣る状況でした。
 交換後は、清潔で快適なトイレ環境となり、祖母も大変喜んでおりました。
 しかしながら、退去にあたり、市営住宅であるため、便座を元の状態に戻すよう指示を受けました。
 さらに、元の便座には蓋が付属していなかったにもかかわらず、「蓋があったはずだから、付け直しなさい」との指示も受け、困惑しております。
 便座の交換は、生活の質を向上させるためのものであり、不必要な改造や変更を加えたものではございません。むしろ、以前の便座よりも清潔で快適な環境を提供できるものと考えております。
 今回の原状回復の指示は、改善された設備をわざわざ元の状態に戻すことを求めるものであり、合理性に欠けるのではないかと感じております。
 つきましては、上記の事情をご賢察いただき、便座の原状回復義務について、再検討いただけますようお願い申し上げます。

性別:女性
年代:30代
公開日:25年08月20日
公開番号:3559
全市 その他市政

意見に対する答え

 「便座の原状回復」は、温水洗浄便座などの改善された設備でも、施設の適切な維持管理や修繕に支障をもたらすおそれがあるため、住宅の設備を変更する場合には、事前に申請し、退去の際には原状回復または撤去するよう条例で定めるとともに、定期的に配布する入居者向けの広報誌でもお知らせしているところです。
 今後も、市営住宅の適正な管理に努めたいと考えています。
 また、「便座の蓋の付け直し」については、松山市営住宅の指定管理者「松山市営住宅管理センター」に問い合わせたところ、次のような回答がありましたので、ご報告します。

松山市長 野 志 克 仁
(住宅課 扱い)
受付番号   269

【松山市営住宅管理センターからの回答】
 住宅課からの指示を受け詳細に調査したところ、便座の蓋は当初から付属していなかったものと確認しましたので、訂正してお詫び申し上げます。
 今後このようなことがないよう、市営住宅の適正な管理に努めます。

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お問い合わせ

市民生活課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館1階

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