わがまちメール 水の事故の防止教育を

意見の内容

 夏休み前に、小学校低学年向けの「水の事故防止教育」を実施すべきです。保育園では積極的に実施しているようですが、むしろ行動能力が上がる小学校低学年にしたことがニュースにならないのが不思議です。川や池の地形上の危険性や脅威は、4年次理科(流れる水の働き)まで正課で履修しません。
 実際に他県では、一人歩きした1年生がため池に転落後、川に流されて死亡という事案がありましたし、愛媛でも同旨の事案がありました。更に、愛媛の事案ではドクターヘリで救急搬送され、これが原因とみられるイベントの中止という状況までありました。
 子供の命を守り、かつ、子供自身に危険や脅威を教えるためにも、前記教育を実施すべきではないでしょうか。

性別:男性
年代:40代
公開日:25年07月04日
公開番号:3539
全市 教育・文化

意見に対する答え

 ご投稿いただいた内容について、学校教育を担当している松山市教育委員会に問い合わせたところ、次のような回答がありましたので、ご報告します。

松山市長 野 志 克 仁

【松山市教育委員会からの回答】
 教育委員会では、今年4月に各小中学校に「水難事故防止に係る取組について」の文書を通知し、水の事故防止に努めるよう指導しています。
 通知文書には、農業用の用排水路およびため池への転落事故防止の取り組みや、河川水難事故防止の取り組みに関する具体的な事例を掲載したリーフレットを添付しており、全ての学年で、水難事故防止の教育に有効活用できるようにしています。
 また、小学校では、学習指導要領に基づき、低学年である1・2年生の水泳学習で、安全に水泳ができるには、環境や気象条件、体調が影響することを伝え、水の中を移動することや、もぐる・浮くなどの基本的な動きを身に付けさせています。また、水の危険性を伝え、安全に水に親しめるようにも指導しています。
 このほか、松山海上保安部交通課による「海浜事故防止のための海の安全教室」を希望する小学校では、落水者への対処やライフジャケットの着用体験、浮くために役立つ物を紹介するなどし、低学年の児童も参加しています。
 今後も、教育委員会と学校、関係機関と連携しながら、子どもたちの水難事故の防止に努めたいと考えています。

松山市教育委員会 教育長 前 田 昌 一
(保健体育課 扱い)
受付番号   152

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