わがまちメール 薪能による火災が心配

意見の内容

 昨年5月、松山城二の丸で開催された「薪能」を鑑賞に行きました。夜、「かがり火」2灯をたいてお能を上演するもので大変幻想的で素晴らしいのですが、乾燥した空気の中、「かがり火」は、生い茂った木の下で燃やされ、火が大きく燃え上がる時もあり、火の粉も飛び、城山の木々に燃え移るのではないかと大変心配でした。
 火を使うのであれば、防火に注意し消防設備準備や消防団が待機したりするかと思いましたが、特にそういう気配も見当たりませんでした。
 昔と違って、城山の木々は茂っており、燃え移る可能性は高まっています。小さな火から城山全体、お城へ広がったら、最近の山火事を例に出すまでもなく、大変なことになります。
 幸い昨年は無事に済みましたが、今年も5月に薪能が開催されるとのことです。
 かがり火は木々から距離を取る、予め周辺木々を水で濡らす、消防設備・人員を整えるなどの対策を、市から主催者へ指導していただくとともに、市も公園管理者、消防局として十分な対策を行っていただく方がよいかと思います。

性別:不明
年代:不明
公開日:25年05月08日
公開番号:3500
番町 その他市政

意見に対する答え

 昨年開催した二之丸薪能にご参加いただきありがとうございました。
 かがり火の防火対策は、主催の松山市文化協会と協議・連携しながら対策を行っています。
 具体的には、2か所のかがり火のそばに人員と消火器を配置し、緊急時には迅速に消火ができる体制を整えるほか、かがり火に投入する薪の量を調節し、火が大きくなりすぎないようにするとともに、当日の風向きにも細心の注意を払っています。
 更に、消防局に火気の使用に関する届出を提出し、当日の防火対策を、事前に消防職員が現地確認を行うことにしています。
 今後も主催者や関係部署と連携しながら、一層の防火対策に努めます。
 今年もぜひ二之丸薪能をご鑑賞いただけますと幸いです。

松山市長 野 志 克 仁
(文化・ことば課 扱い)
受付番号   002

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