わがまちメール アリーナの検討

意見の内容

 JR松山駅周辺に5000人規模のアリーナ建設検討中と知りました。
<渋滞対策>
 市坪の坊ちゃんスタジアムや県武道館でイベント時は、松山インターから33号線の市坪近辺・迂回路は渋滞してます。
 訪問看護や訪問看護ヘルパーの到着に遅延が起きたら近隣住民の通勤にも影響が出ています。なので、大規模イベント時、JR松山駅近辺の新たな渋滞が心配です。
 プロ野球の時は、ポスターやテレビで周知はされますが、有名アーティストのライブはチケット発売と同時に完売の為周知がなく、渋滞にハマって初めてイベント開催に気がつく有様です。
(また、せめてもと物販購入の為だけに来場する人も多く収容数以上の来場者があります。)
 JR松山駅の近くには救急当番病院でもあり、一刻を争う脳外科の手術ができる病院があります。救急当番日には救急車で近隣道路はスムーズに通れない時間帯が増えます。
 城山公園でのイベント時には56号から松山駅近辺への車で混み、市坪の中央公園でのイベント時にはJRも混んでいます。
 近隣商業施設で特売やレアグッズの発売日等もJR近辺は混みます。
 もし、大人数収容施設を作るなら、病院の救急当番日、城山公園・市民会館・市坪の中央公園でのイベントが重なり、近辺の買物客も多い日を想定し、最低でも、救急車、消防車、パトカー、訪問看護や訪問介護の従事者、市民病院の通勤者と通院者、近隣住民の渋滞対策の案とイベント開催周知の徹底を宜しくお願いします。
<香川県のアリーナとの共存>
 2025年1月、JR高松駅近くに5,000人と1,000人が収容できる2つのアリーナが完成しました。
 高松駅は岡山駅から直通列車もあり、ホールでの日帰りでイベント参加、車の人は関西や岡山から瀬戸大橋や淡路大橋を通ってホールに参加しています。
 コロナ禍でのライブ配信や物価高も手伝い、同じアーティストの時間・高速代&ガソリン代を払っては松山には来ていません。
 広島から、車はしまなみ海道はありますが、しまなみ海道と堀之内では一般道を通る必要があり、敬遠。
 広島市内からはスーパージェットがあり70分で来松は可能ですが、観光港からJR松山駅への伊予鉄リムジンバスが運休の為やはり敬遠されています。
 そのため、多くのアーティストが全国ツアーを組む時、四国は1県開催の時は松山より集客率がよい高松を選んでいます。
 似たような規模のアリーナを今から建設して、「高松より松山」と思ってイベント開催自体が見込めるのでしょうか。
 ウクライナ侵略や円安による物価高で建築資材値上がり、建築工事関係者の人手不足、コロナ禍で安価なライブ配信制のスタート、物価高の生活費への影響でイベント現地参加数が減っている現状。
 自治体、イベント主催者、観客、いずれも5年前と状況が変わりました。
 香川と似たようなものを今から敢えて建設して共存が可能でしょうか。
<付加価値>
 松山市民会館は全国的に珍しいレベルで非常に音響に配慮して建てられています。(1階はスノコ状の壁、2階は別の素材の壁、客席も複雑に音が反響する扇形です。)
 昨今、老朽化で立て替えられたホールは会議用やコンクリートの四角い形のホールが殆で、音響面はお世辞にもいいとは言えない所が多いです。
 そのため、芸大音大出身のクラシック分野、歌謡界でも音質にこだわるアーティストは「あの松山市民会館なら」とライブ開催をする方が多いのです。(良い音響のため、収容人数が1000人多い県文より、敢えて市民会館で開催する人も居る程です。)
 また市民会館は、入場までの整列時間に松山城の天守閣が見える、客席が扇形なので最後列も他の会場よりステージに近い、客席数に対しトイレ数が多い、市駅・JR・大街道も便利、客側にも音響以外にも付加価値があります。
 高松のアリーナと共存には付加価値が必要だと思います。
 私には、松山はとても芸術や文化的な事を大切にするイメージがあります。
なので、付加価値をつけるなら、市民会館のように音響面での付加価値を希望します。
・芸大音大出身のクラシック関係者
・スピーカーやアンプを使う音楽関係者
・舞台演劇関係者
・スピーチなど講演関係者
・スポーツ関係者も競技ごとの関係者
・キャリーケースを持参の県外からの観客
・市内、県内のベビーカーを使う育児世代〜シニア世代
の意見を取り入れ「JR松山駅のアリーナなら是非」と主催者からも観客からも思って貰える市民が誇れる施設にして頂けるようお願いします。

性別:女性
年代:50代
公開日:25年01月23日
公開番号:3460
全市 都市整備 その他市政

意見に対する答え

 まず、渋滞対策についてお答えします。
 松山駅周辺は、鉄道の高架化や土地区画整理事業の実施によって、踏切の待ち時間が解消されるとともに、道路の拡幅や新たな整備で通行がしやすくなります。
 また、大規模な集客施設を駅周辺に設けることは、車を持たない方でも容易にアクセスできるだけでなく、公共交通の利用を促し、道路の混雑緩和が期待できます。さらに、駅周辺は、買い物や飲食などをしながら過ごせる様々な施設が立地しているため、イベントによる交通のピークを分散する効果も見込めます。
 しかし、大規模なイベントが開催される際は、ご指摘のように、一部の道路に交通が集中する可能性がありますので、関係機関などと協議を重ねながら、有効な対策を検討したいと考えています。
 次に、新施設の具体的な規模や機能は、有識者や関係団体の方々で構成される検討会で検討していきます。
 その際、地域間競争の視点や、将来の需要、運営手法などをしっかりと検討していきたいと考えており、市民会館の利用者や文化団体、事業者の皆さんの声などを丁寧に聴きとり、使いやすく、将来の松山市にとって良い施設となるよう取り組んでいきます。

松山市長 野 志 克 仁
(スポーティングシティ推進課 扱い)
(交通拠点整備課 扱い)
受付番号   681

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市民生活課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館1階

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