わがまちメール 銀天街L字地区再開発

意見の内容

 当初の予定から大幅に遅れている銀天街商店街L字地区内の再開発事業について、大口地権者から現計画の白紙撤回を要請された上に、「代案がある」としつつ、条件を受け入れなければ提示しないと主張しているという報道を見ました。
 市街地整備課のホームページで市の再開発計画も閲覧しましたが、イメージばかりで具体的なものが全く感じられませんでした。市が関わるのは、もう止めたらどうですか。大口地権者の理解を得られてなく、得られる目処も全く立ってないですよね。駐車場がある郊外のショッピングモールやスーパー、飲食店、ドラッグストア、ディスカウントストアの他、不況に強いと云われる百均さえも今は飽和状態なのに、市街地とのアクセスの交通の便は悪くて高く、駐車場代金もかかる中心部に行かないと楽しめない商業施設が注目を集めるとは考えられません。せいぜい、今需要があるのは介護施設かと思いますが、働く人材が集まらず新規開設も一時期に比べると減りました。松山市の人口が50万を切ったという報道もありました。それも結局、働く場所がないからではないでしょうか。L字地区のメインである旧GETビルは、昭和46年に建設されたもので耐震性の問題もあり閉館となったと聞きましたが、閉館から何年も経っているのに、解体しなくて大丈夫なのですか。坊っちゃん列車の件と同じに見えます。今回の件も、一番権利がある地権者の方にお考えがあるのだから、もう市の政策とは切り離して、その方に手腕を発揮していただくのが一番再開発の近道ではないでしょうか。

性別:男性
年代:50代
公開日:24年05月21日
公開番号:3342
番町 その他市政

意見に対する答え

 松山市は、銀天街L字地区のまちづくりに対する機運の高まりを受け、平成28年に「銀天街L字地区再開発等基本計画」を策定し、この地区の事業を支援しています。整備の先駆けとして、地元準備組合の要望を受けて、平成31年に本市が湊町三丁目C街区地区の第一種市街地再開発事業と地区計画の都市計画を決定しました。
 ご質問の協同組合銀天街ショッピングビルは、要緊急安全確認大規模建築物に該当するため耐震診断が行われ、大規模地震に対して倒壊・崩壊する危険性は低いという結果です。なお、ビルの取り壊しは、当事業の進捗に合わせて行う予定と聞いています。
 当事業は、都市再開発法に基づき地元の権利者を中心に民間主導で行われますが、事業の採算性や地権者の合意形成に加え、法定手続きも求められるため、必ずしも民間のみで実施できるものではありません。
 今後もこの事業が中心市街地の活性化に貢献することを期待し、準備組合の進捗に応じて、引き続き、地元や関係者と協働して取り組んでいきます。

松山市長 野 志 克 仁
(市街地整備課 扱い)
受付番号   056

戻る



お問い合わせ

市民生活課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館1階

電話:089-948-6447

E-mail:siminseikatu@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで