わがまちメール 野良猫の対策について

意見の内容

 睦月島で野良猫が増えすぎてボランティア団体が不妊手術を実施したとニュースを見ました。
 以前から愛媛県は動物殺処分が多く動物の命を大事にしない県だと思っていました。
ニュースでもボランティアの手術は団体が実費で行ったとありますが、なぜ、行政として対処できない、しないのでしょうか。ボランティアに甘えすぎではとすら思います。彼らは寄付などで資金を賄ったり、実費で補ったりしています。いつまで動物の命を軽視した行政でいるのでしょうか。フェイスブックなどでも愛媛県の殺処分は前から色々議論になっています。
 他にも離島で猫が増えてしまっているとニュースになっていたりします。きちんとした今後の対策、予算の使い道、県民への教育、何年までに殺処分を減らしたいなどの具体的、かつ建設的な目標を教えてください。私の中で愛媛県は命を大事にできないワースト県民だと意識しています。


性別:女性
年代:40代
公開日:24年03月05日
公開番号:3292
全市 健康・医療

意見に対する答え

 松山市が収容する動物は、動物愛護団体からのご協力に加え、里親登録制度の活用やホームページへの掲載など、飼い主への返還や、里親への譲渡に積極的に取り組んでおり、収容中に死亡する動物を除き、犬は平成28年度から、猫は令和2年度から殺処分を行っていません。
 また、飼い猫や飼い主のいない猫に不妊・去勢手術を行った方を対象に補助金を交付しているほか、公益社団法人愛媛県獣医師会が実施する「野良猫(地域猫)対策支援事業」にも補助金を交付することで、令和4年度は1,472頭の猫の不妊・去勢手術を行っています。
 現在、市中心部に松山市動物愛護センター(はぴまるの丘)を整備中で、3月下旬にオープンする予定です。この施設では、保護した動物の譲渡を行うとともに、新しく収容動物と里親希望者が触れ合えるマッチングスペースや簡易な治療ができる診療室を新たに設け、動物に寄り添った環境を整えるなど、人と動物が共生できるまちづくりに取り組んでいます。
 なお、お問い合わせについては、愛媛県が担当している内容が含まれますので、県に照会したところ、以下のとおり回答がありましたので、ご報告させていただきます。

松山市長 野 志 克 仁
(生活衛生課 扱い)
受付番号   635



【愛媛県からの回答】
 県では、「愛媛県動物愛護管理推進計画」を策定し、令和12年度における犬猫の殺処分頭数の目標頭数を定めており、猫への不妊去勢手術や所有者明示の必要性、猫の室内飼育のメリット等、適正飼養に関して周知啓発しているほか、飼い主のいない猫に不妊手術を実施する公益社団法人愛媛県獣医師会の事業に対し助成を行うなど、 猫の殺処分数を削減するため、様々な取組みを推進しています。
 また、昨年3月には、譲渡数の更なる増加を目的として、県動物愛護センターに犬猫を個別飼養できる施設や動物と譲渡希望者をつなぐマッチングルーム等を整備したほか、新たに譲渡予定への馴化訓練に取り組んでいます。
 なお、令和4年度までに令和12 年度の犬猫の殺処分頭数の数値目標を達成したことから、新たな数値目標を設定し、令和5年 11 月に公表を行ったところです。
 今後も、市町やボランティア・動物愛護団体等と協働し、更なる殺処分頭数の削減に向け努めてまいりますので、御理解をお願いいたします。


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お問い合わせ

市民生活課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館1階

電話:089-948-6447

E-mail:siminseikatu@city.matsuyama.ehime.jp

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