わがまちメール 不登校の子どもの対応について

意見の内容

 子どもが起立性調節障害のため、ほとんど学校に行けていません。学校側もいろいろと考えてはくれるものの、学校に来れなければ何もできないというスタンスのようで、今後の高校進学のことを考えると親子共に悩みは尽きません。
 他の自治体、教育委員会では、家庭での学習状況で、出席日数や内申点に反映させるなどの措置がありますが、松山市教育委員会ではどのような措置があるのかお教えください。学校にきいても、そういう制度がないのか、または知らないのか、こちらでは情報を得ることができません。
 また、学校にいけない→内申点が悪い→全日制の高校にはいけないというニュアンスの話もありました。こちらについても情報がないため、具体的な情報を頂けると助かります。
 最後に教員に起立性調節障害への理解を深めるような機会を設けてください。


性別:女性
年代:不明
公開日:24年03月05日
公開番号:3285
全市 教育・文化

意見に対する答え

 ご投稿いただいた内容について、教育相談を担当している松山市教育委員会に問い合わせたところ、次のような回答がありましたので、ご報告させていただきます。

松山市長 野 志 克 仁



【松山市教育委員会からの回答】
 現在、市内の各学校では、事情により児童生徒が登校できない場合には、家庭での学習支援や、登校しやすい時間での個別指導、養護教諭やカウンセラーとの教育相談を行い、学習面等の不安が解消されるように努めています。
 その中で、家庭や学校外施設での学習活動の成果を評価に反映する際には、学校長が各校の教育課程に照らして、評価の内容を判断しています。
 また、高等学校入学者選抜の調査書は、現在、作成要領に従い各学校が作成しています。出欠席の記録には、欠席日数とその主な理由を記入しており、やむを得ない事情で欠席した児童生徒が進学で不利にならないように、適切な調査書の作成に努めるよう、教育委員会からも各学校に周知しています。
 なお、起立性調節障害をはじめとする現代的な健康課題は、現在、養護教諭を対象にした研修を実施し、より多くの教員への理解の促進に努めています。そこで、今後も様々な健康課題を有する児童生徒一人一人に寄り添った支援ができるように、その取組の充実を図ります。

松山市教育委員会 教育長 前田 昌一
(学校教育課 扱い)
受付番号   610



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