わがまちメール 個室トイレに生理用品の常備・無料提供

意見の内容

 「個室トイレ」における生理用品の常備・無料提供について提案があります。
 まず、背景として近年「生理の貧困」が取り上げられることが増えました。松山市では、企業の寄付により「生理用品の無償提供」が実現しました。しかし、この課題の根本には、男女間のジェンダーギャップによる女性の「生理に対する配慮の欠如」があります。
(https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/keikaku/danjo/zyoseishien/seiriyouhin.html)
 無償提供している施設もありますが、配付施設が「限定」されているため、施設まで「赴かないと受け取れられない」という「場所的・時間的制約」があります。これは、すべての女性の困り感に対応できていないという意味でもあります。生理用品を保持していても、外出中、生理用品を携帯していないことによる困りや不便といった、QOL上の課題があります。
 そこで、公共施設の「個室トイレ」に生理用品を常設し、無料提供することを提案します。具体的には、「OiTr(オイテル)」というサービスが導入できるのではないかと考えています。「オイテル」とは、個室トイレに、生理用ナプキンを常備し無料で提供するサービスです。
「オイテル」公式サイト:https://www.oitr.jp/
 メリットとして、必要な時に、「個室トイレ」に駆け込めばその場で受け取れます。わざわざ「配付施設」に出向く必要がありません。生理用品を常備・携帯する負担の軽減に繋がります。「生理という自然現象」の理解・配慮が市民に広がっていきます。観光客・外国人旅行者の多い道後地域等にも設置することで、便利性を高められます。ジェンダーギャップの解消に挑んでいる本市の本気度を伝えることもできます。
 生理用品はトイレットペーパーと同じです。ご検討のほどよろしくお願いします。



性別:不明
年代:20代
公開日:23年11月20日
公開番号:3245
全市 市民・福祉

意見に対する答え

 松山市は、生理に関する様々な負担の軽減やジェンダーギャップの解消に向けた取り組みを検討する中で、生理用品のトイレ内への設置について、ご提案の生理用品提供サービス「OiTr」の導入も含め、研究を続けてきました。今般、「OiTr」を提供するオイテル株式会社と連携協定を締結し、松山市の男女共同参画推進の拠点施設である「コムズ」に導入することになりました。
 11月14日(火)から利用できますのでぜひご活用ください。
 
松山市長 野 志 克 仁
(市民生活課 扱い)
受付番号   401



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お問い合わせ

市民生活課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館1階

電話:089-948-6447

E-mail:siminseikatu@city.matsuyama.ehime.jp

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