わがまちメール 松山市駅前広場の再開発
意見の内容
伊予鉄道・松山市駅前広場の再開発について現状の問題点と改善案を提案いたします。
市駅前広場の再開発により、郊外線からの乗換時の信号待ちは解消されるかと思いますが、以下の点について懸念しており、この度投稿させていただきます。
まず、問題点の一つ目は路面電車電停のどこに、どの電車に乗る人が並んでいるのか分からない。
JR松山駅行に並んでいるのか、大街道行(そのうち環状線なのか道後行なのかも)に並んでいるのかが分かりにくい。
問題点の二つ目は電停の屋根付部分が短く、乗車待ち人員をカバーしきれていない。
全ての郊外線の松山市駅到着時刻がほぼ同時の為、通勤時間帯の乗り換え利用者が同一時刻に集中します。そのうえ、上述の通り並ぶ列が曖昧な為、列後方は1列で並んでおり、本来の屋根部分のキャパを十分に生かせられていません。
問題点の三つ目は駅前広場再開発により、電停位置と松山市駅北口が近くなることは良いが、松山市駅北口(郊外線出入口前付近)に人流が集中する懸念がある。
松山市駅前を済美高校側や南堀端へ歩く人や自転車、郊外線の電車を降りてまつちかへ降りる人、銀天街へ向かう人や自転車を、路面電車に乗車する大量の人波が遮り、人流の停滞、自転車事故を生まないか懸念する。
問題点の改善提案として、路面電車の前・後の乗車口2か所の床材(タイル)の色を路面電車の系統案内図の系統色と合わせ、乗り口には系統番号と行先を表示。1系統2列ずつの計4列に並ばせ人列の長さを縮める。
JR松山駅方面「系統1:環状線(JR松山駅前)」、「系統5:JR松山駅前線」、「系統6:本町線」と大街道方面に大別し、大街道行は混雑を極めるため更に「系統2:環状線」と「系統3:松山市駅線(道後行・道後行優先)」に分ける。
電停の西側方向にJR松山駅方面、東側方向に大街道方面の列を並ばせる。
松山市駅北口から路面電車電停の間は自転車・電動キックボードなどを通行禁止とする。柵・植え込み・ベンチ・床タイルの色などの視覚的工夫により感覚的にも自転車が乗り入れないようにする。
JR松山駅前の電停についても、同時期の再開発であり、松山市駅前電停と統一感を持った標記・整備を行うことで、旅行者でも分かりやすい電停とする。
数十年に一度の再開発ですので、以上の点について、担当部署の方はぜひ少なくとも1ヶ月程度は平日朝7時半〜8時頃のラッシュ時間帯に、晴れの日、雨の日、イベントがある日など、実際に郊外線から路面電車へ乗り換え出勤を行い、肌感覚で問題点を体感の上、今後の再開発整備に生かせられます事を願います。
一市民の提案ですが、郷土を愛するが故のものですのでご検討いただければ幸いです。
性別:男性
年代:30代
公開日:23年07月05日
公開番号:3178
番町 都市整備
意見に対する答え
本市では、「歩いて暮らせるまちづくり」を進めるため、花園町通りと銀天街をつなぎ、一日約3万人の乗降客が行き交う「松山市駅前広場」の整備に取り組んでおり、その一環として、郊外電車と路面電車間の車道を無くすとともに、屋根を設置するなど乗り継ぎをスムーズにし、利用者の利便性を向上させることにしています。
計画では、交通実態調査やアンケート結果を分析・評価し、ワークショップで利用者の意見を聞きながら、伊予鉄道や地元関係者などと協議し、電停やバス停、広場の配置や歩道の幅員などを決定しています。
ご指摘のように、今回の整備によって人の流れなどが変わりますので、ご提案をいただきました内容についても参考にさせていただきながら、電停利用者や歩行者が安全・安心、快適に利用できる整備を進めていきます。
また、ご意見をいただいた件について、路面電車を運行する伊予鉄道株式会社にも共有させていただいたところ、次のような回答がありましたのでご報告させていただきます。
松山市長 野 志 克 仁
(都市・交通計画課扱い)
受付番号 136
【伊予鉄道株式会社からの回答】
平素より伊予鉄道をご利用いただき誠にありがとうございます。
松山市駅前広場再開発に関するご要望等を賜りありがとうございます。
貴重なご意見として承りましたので、社内で共有させていただきます。
本事業につきましては、動線の確保や停留場の構造など、公共交通の利便性向上を図るべく松山市との協議を重ねてまいります。
今後とも伊予鉄道をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
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お問い合わせ
市民生活課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館1階
電話:089-948-6447
